表から二つの媒体を選び、開始年と終了年の数値、変化の方向、減少幅の違いを約40語に収める問題です。ここではXとFacebookを選びます。両方が下がったという共通点だけで終わらず、Xは6ポイント、Facebookは11ポイント下がったことまで比べると答案の軸が立ちます。数字を列挙するのではなく、whileで対比し、howとwhatの節で「どちらがより大きく変わったか」を説明する力が問われています。
Choose any two of the above social media sites and compare any changes during this period. Write in English (around 40 words).
約40語の英語。以下のデータに基づいて解答する。 データ: アメリカにおける各ソーシャルメディアの成人利用者のうち、日常的に時事等のニュースを知る手段として、そのソーシャルメディアを利用する割合(2020〜2023年) X (Twitter): 59%, 55%, 53%, 53% Facebook: 54%, 47%, 44%, 43% YouTube: 32%, 30%, 30%, 32% Instagram: 28%, 27%, 28%, 34% TikTok: 22%, 29%, 33%, 43%
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From 2020 to 2023, the share for X fell from 59 percent to 53 percent.
Facebookをwhileで対比する
while Facebook dropped from 54 percent to 43 percent.
共通点と最大の変化を節でまとめる
The figures show how both shares fell and what made Facebook different.
減少幅の比を短く結ぶ
and how its fall was nearly twice as large.
第1段:期間とXの変化を示す
表の四年分をすべて書くと比較の結論が入らなくなります。まず開始年と終了年を選び、Xがどこからどこまで下がったかを一つの動詞で処理してください。
From 2020 to 2023, the share for X fell from 59 percent to 53 percent.
Between 2020 and 2023, X declined by six percentage points.
by 59 percentでは59%分も減った意味になり、開始値を示せていません。表の59%から53%への移動なのでfromを使います。
shareはここでは名詞なので、Xとshareの間に所有を示す形が必要です。冠詞なしで名詞を並べると文の骨格が崩れます。
第2段:Facebookをwhileで対比する
Facebookも下がったと書くだけではcompareの要求が弱くなります。同じ文の後半に置き、Xの6ポイント減とFacebookの11ポイント減が並んで見える形にします。
while Facebook dropped from 54 percent to 43 percent.
whereas Facebook saw a larger fall, from 54 percent to 43 percent.
47%は2021年の値です。設問の期間全体を比べるなら2020年の54%を出発点にしなければ、減少幅が4ポイントに変わってしまいます。
roseは増加です。54から43へ数値が小さくなっているため、内容が表と反対になります。
whileの後ろにも主語Facebookと動詞droppedの順が必要です。日本語の語順につられて倒置しないでください。
第3段:共通点と最大の変化を節でまとめる
数値だけでも事実は伝わりますが、設問は比較を求めています。howで共通点、whatで相違点を言葉にすると、表を読んで判断したことが採点者に明確に伝わります。
The figures show how both shares fell and what made Facebook different.
The data show how the use of both sites fell and what made Facebook's change different.
出発点も減少幅もなく、どちらが大きく変わったかを比較できません。設問のcompareに十分答えていません。
2020年の値を書いていないため、この英文だけではdeclinedの根拠がありません。開始値か減少幅を加える必要があります。
サイトそのものが低くなったのではなく、ニュース源として使う成人の割合が下がりました。何の数値かを主語で示します。
第4段:減少幅の比を短く結ぶ
11は6の正確な2倍ではありません。nearlyを加えることで、表の数字を誇張せずに差の大きさを説明できます。計算結果を短い英語にする仕上げです。
and how its fall was nearly twice as large.
and how Facebook's decline was almost twice the size of X's.
54%から43%への差は11 percentage pointsです。11 percentと書くと54の11%分、約6ポイントの減少と読まれます。
Xは6ポイント、Facebookは11ポイントで、12対6ではありません。正確な2倍ではないためnearlyを添えます。
From 2020 to 2023, the share for X fell from 59 percent to 53 percent, while Facebook dropped from 54 percent to 43 percent. The figures show how both shares fell, what made Facebook different, and how its drop was nearly twice as large as X's.
全46語で、約40語という条件を満たしています。開始値と終了値を一度ずつ示し、whileで二つの減少を対比しました。後半では共通点、より大きく変化した媒体、減少幅の差をhow・what・howの三つの節に開いています。割合そのものの差はpercent、割合の増減はpercentage pointsと呼ぶ点にも注意してください。数字を五年分並べず、比較に必要な2020年と2023年だけを選んでいるので、短い語数でも読み取りの根拠がはっきり残ります。 この答案の採点上の境界は、53%と43%を書けたかではなく、2020年からの変化を比較できたかです。Xは6ポイント、Facebookは11ポイントという計算を下書きに置き、fromは両端、byは差にだけ使います。11は6の正確な2倍ではないのでnearlyを落としません。約40語では途中年を削っても、期間・二つの変化・比較の結論は削らないでください。 第1段「第1段:期間とXの変化を示す」の見直しでは、まず「期間をFrom 2020 to 2023で先に固定します」を確認します。次に「percentage pointsで減少幅を書く方法もあります」まで読んで、英文の一つの動詞が一つの役割を果たしているかを見てください。別解と比べるときは語の難しさではなく、設問の条件と論理が同じように残っているかを基準にします。 第2段「第2段:Facebookをwhileで対比する」の見直しでは、まず「ここが山場です。whileで同じ期間の二媒体を直接比べます」を確認します。次に「whereasも使えますがwhileのほうが平易です」まで読んで、英文の一つの動詞が一つの役割を果たしているかを見てください。別解と比べるときは語の難しさではなく、設問の条件と論理が同じように残っているかを基準にします。 第3段「第3段:共通点と最大の変化を節でまとめる」の見直しでは、まず「how節は両方が下がった様子を受けます」を確認します。次に「数字の後に一文の読み取りを必ず置きます」まで読んで、英文の一つの動詞が一つの役割を果たしているかを見てください。別解と比べるときは語の難しさではなく、設問の条件と論理が同じように残っているかを基準にします。 第4段「第4段:減少幅の比を短く結ぶ」の見直しでは、まず「itsは直前のFacebookを指します」を確認します。次に「最後に新しい媒体を加えず二項比較を閉じます」まで読んで、英文の一つの動詞が一つの役割を果たしているかを見てください。別解と比べるときは語の難しさではなく、設問の条件と論理が同じように残っているかを基準にします。 誤答との境界では「fromとbyを混同する」、「Facebookの開始値を47%と読む」、「割合の減少をpercentだけで表す」をまとめて点検します。どの誤答も狙った欠陥を一つだけ含むため、修正例ではその一点だけが直っているかを確認できます。自分の答案にも同じ読み方を行い、内容条件、語法、主述、時制を一度に眺めず順番に調べると見落としが減ります。 誤答との境界では「二つの数字をandで列挙して比較しない」、「riseを使って方向を逆にする」、「twiceを厳密な2倍として言い切る」をまとめて点検します。どの誤答も狙った欠陥を一つだけ含むため、修正例ではその一点だけが直っているかを確認できます。自分の答案にも同じ読み方を行い、内容条件、語法、主述、時制を一度に眺めず順番に調べると見落としが減ります。
X and Facebook were both used less often for news in 2023 than in 2020. X went down by six percentage points, but Facebook went down by eleven. These figures show how their use changed, what made Facebook different, and how far apart the two drops were.
全47語です。標準解とは数値の見せ方を変え、減少幅を先に書きました。how節とwhat節で比較の結論を説明しているので、数字の羅列にはなっていません。書き終えたらfromとby、percentとpercentage pointsを一つずつ確認してください。

両端と差を使い分ける
from ... to ... は開始値と終了値、byは差を示します。この表では二つを混ぜると減少幅が別の意味になるため、数字を書く前にどちらを示すか決めてください。
二つの変化を直接比べる
短いデータ比較では、同じ指標の二項目を一文に並べると違いが見えます。whileの前後で時期と単位をそろえるのがコツです。
数値の動きを説明する
数字を並べた後、その数字からわかる変化をhow節で言葉にします。グラフ問題だけでなく、調査結果の要約にも使えます。
比較の結論を名詞節にする
whatを使うと「変わったもの・点」を一まとまりにできます。抽象的なdifferenceを繰り返さず、変化の中身を示せます。
厳密でない倍率を表す
計算が正確な2倍でないときはnearlyやalmostを付けます。表の丸め値を扱う場面では、言い切りを避けることが大切です。
40語のデータ比較を組み立てる
最初に両方の方向を示し、次に減少幅の違い、最後に一文の読み取りを置くと、数字の羅列になりません。書く数字は比較に必要なものだけに絞ってください。
| 表現 | 意味 | ひとこと |
|---|---|---|
| share | 割合 | 動詞のshareではなく名詞です。the share of usersの形で使います |
| percentage point | パーセントポイント | 割合どうしの単純な差を表します。percentとの区別が大切です |
| fall | 下がる、減少 | 過去形はfellです。名詞ならa fallまたはthe fallとします |
| drop | 下がる、減少 | 動詞と名詞の両方で使えます。dropped from A to Bの形が便利です |
| decline | 減少する、減少 | 少し硬めですがデータ説明で使えます。byの後ろに減少幅を置けます |
| while | 一方で | 二つの事実を対比するときの接続詞です。後ろに主語と動詞を置きます |
| nearly | ほとんど、ほぼ | 完全にはその数に達していないことを示します |
| figure | 数値 | 人物の意味もありますが、dataの文脈では表に示された数値を指します |
神戸大の英作文は、2017年のバンドワゴン効果、2021年の内向き志向、2022年の制服、2023年のスマートフォン依存、2025年のSNSニュース利用と、資料や本文を読んで短く説明したあと、自分の意見へ進む二段構成が目立ちます。2025年Ⅳ-1は従来の定義問題に数値比較が加わった形です。数値を全部写すのではなく、問われた二項目に絞って変化と差を言葉にする必要があります。
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