大阪大学のロゴ 全学部 条件英作文 大阪大学 1988
大阪大学 1988年度 前期日程 · 英語

全学部 条件英作文
解答と解説

デンマークで学ぶ環境科学を扱う条件英作文です。単にデンマークで環境科学を学び、都市のごみ・自転車・学校教育を調べると書くだけではなく、学びたい分野、留学先で学ぶ意味、帰国後の活用を限られた語数の中でそろえる必要があります。差がつくのは、分野名だけでなく、なぜ海外で一年学ぶ価値があるかを書くことです。標準解では how cities reduce waste と what makes people choose bicycles を軸に、街で自転車を使い、ごみ削減と自然教育を授業と生活の両方から見る場面まで進めています。難しい単語に頼らず、答え・理由・具体場面・結論の役割を分ければ、短くても読み手が納得できる答案になります。

難易度 ★★★★ 目安 20分 条件英作文 テーマ デンマークで学ぶ環境科学
1

問題

全学部 設問の条件に従い、自分の考えを英語で述べなさい。

If you could spend one year studying abroad, what would you most like to study and why?

50語程度の英語で答えなさい。
答案を書くようすすめる Boost のキャラクター Boo

この問題を解いて添削してもらう

解説を読んだあとに自分の立場で書き直すと、理由と具体例のつながりが身につきます。Boost アプリでこの問題を開けば、書いた答案をそのまま AI が添削します。

アプリでこの問題を解く 無料で1日2回まで添削できます

この問題で見られている力

  • 学びたい分野、留学先で学ぶ意味、帰国後の活用を設問どおりにそろえられるか
  • 冒頭で「デンマークで環境科学を学び、都市のごみ・自転車・学校教育を調べる」と立場を固定できるか
  • how cities reduce wasteを自然なhow節で書けるか
  • what makes people choose bicyclesをwhat節に開いて説明できるか
  • 街で自転車を使い、ごみ削減と自然教育を授業と生活の両方から見る場面を主張と結びつけられるか
  • 50語程度の英語で答えなさい。に合わせて結論まで収められるか
2

答案の組み立て

第1段

立場を先に決める

I would study environmental science in Denmark.

第2段

理由をhow節・what節で具体化する

I want to learn how its cities reduce waste, what makes people choose bicycles, and how schools teach about nature.

第3段

一つの場面で論を確かめる

Living there would let me compare daily habits there with those in Japan.

第4段

条件または結論で閉じる

After returning, I could share practical ideas without simply copying another country.

第 1 文

第1段:立場を先に決める

つまずきやすいところ
  • 1988年の設問では「学びたい分野、留学先で学ぶ意味、帰国後の活用」が求められます。役割を外さないようにします
  • ここが山場です。冒頭で答えを固定し、後の理由を同じ方向へそろえます
  • 「街で自転車を使い、ごみ削減と自然教育を授業と生活の両方から見る場面」まで具体化し、一般論で終わらせません
  • 指定語数を四段に配り、この段落だけを長くしすぎません
  • 「分野名だけでなく、なぜ海外で一年学ぶ価値があるかを書く」を最後に確認します
発想の切り替え

デンマークで学ぶ環境科学の「第1段:立場を先に決める」を担う段落です。難しい抽象語より、誰が何をするかを平易な動詞で書きます。how節・what節で説明の中身を見せてください。

訳例
標準

I would study environmental science in Denmark.

別解

I would study city planning in the Netherlands.

この文でやりやすい誤り

デンマークで学ぶ環境科学への答えを決めない

減点 大
There are both good and bad points about studying environmental science abroad.
I would study environmental science in Denmark.

英文として読めても、デンマークで環境科学を学び、都市のごみ・自転車・学校教育を調べるという立場が決まりません。この設問では背景紹介ではなく、自分の答えを採点者に示す必要があります。

デンマークで学ぶ環境科学の中心語を不自然な形で使う

減点 中〜大
I want to study about environmental science.
I want to study environmental science.

この形では語法が合わず、学びたい分野、留学先で学ぶ意味、帰国後の活用についての大切な一文が不自然になります。狙う誤りはこの一点だけで、内容と時制はそのままに直します。

この文の言いかえ
デンマークで学ぶ環境科学への立場
I would study environmental science in Denmark.最初の一文で答えが決まり、この問題では最も安全です
I would study city planning in the Netherlands.別の具体案を選ぶ場合も、冒頭で答えを出せています
There are many opinions about this topic.立場が見えず、この設問の答えになりません
理由を示す
because S V主張の直後に理由を一文で置けます
This is because S V前文全体の理由を次の文で説明できます
because of S Vbecause of の後ろには名詞が必要なので、この形は使えません
第 2 文

第2段:理由をhow節・what節で具体化する

つまずきやすいところ
  • 1988年の設問では「学びたい分野、留学先で学ぶ意味、帰国後の活用」が求められます。役割を外さないようにします
  • how節・what節を使い、理由の中身を動きとして見せます
  • 「街で自転車を使い、ごみ削減と自然教育を授業と生活の両方から見る場面」まで具体化し、一般論で終わらせません
  • 指定語数を四段に配り、この段落だけを長くしすぎません
  • 「分野名だけでなく、なぜ海外で一年学ぶ価値があるかを書く」を最後に確認します
発想の切り替え

デンマークで学ぶ環境科学の「第2段:理由をhow節・what節で具体化する」を担う段落です。難しい抽象語より、誰が何をするかを平易な動詞で書きます。how節・what節で説明の中身を見せてください。

訳例
標準

I want to learn how its cities reduce waste, what makes people choose bicycles, and how schools teach about nature.

別解

I want to see how streets protect cyclists, what makes public spaces comfortable, and how citizens help shape new plans.

この文でやりやすい誤り

デンマークで学ぶ環境科学の理由を同じ語で回す

減点 大
I want to study abroad because studying abroad is a good experience.
This matters because it shows us what makes people choose bicycles.

結論をほぼ同じ語で繰り返しており、なぜそう考えるのかが一歩も進んでいません。街で自転車を使い、ごみ削減と自然教育を授業と生活の両方から見る場面のような観察や行動を一つ置くと理由になります。

デンマークで学ぶ環境科学を説明するhow節で疑問文語順を残す

減点 中
We need to understand how does studying environmental science abroad affect people.
We need to understand how cities reduce waste.

how が文の一部に入る間接疑問では、do を前へ出しません。疑問文の語順を残すと、節全体の骨組みが崩れます。デンマークで学ぶ環境科学について書く場合も、how節は文の中の部品なので、主語を動詞の前に置いてください。

デンマークで学ぶ環境科学のwhat節で is を前へ出す

減点 中
We must explain what is the main point about studying environmental science abroad.
We must explain what the main point about studying environmental science abroad is.

what節が explain の目的語になるときは、what the main point about studying environmental science abroad is の語順です。デンマークで学ぶ環境科学の中心点を示す文でも、独立した疑問文の語順は残しません。

デンマークで学ぶ環境科学の語数を同じ主張の反復で埋める

減点 中
Studying environmental science abroad is important. It is very important. I think the same point is important for everyone.
This is important because it shows us what makes people choose bicycles.

語数は増えても情報は増えていません。how cities reduce wasteのようなhow節や、what makes people choose bicyclesのようなwhat節に開くと、短いまま内容を深められます。

この文の言いかえ
どのようなものかを示す
how cities reduce wastehow節で中身を動きとして見せられます
the way people think about studying environmental science abroad名詞を残す書き方ですが、意味は通ります
how do people think about studying environmental science abroad間接疑問で do を前に出しているため使えません
何が大切かを示す
what makes people choose bicycleswhat節なら抽象名詞を増やさず説明できます
the important point短いですが、後ろで中身を補う必要があります
what is the important point組み込まれた節では語順が不正確です
第 3 文

第3段:一つの場面で論を確かめる

つまずきやすいところ
  • 1988年の設問では「学びたい分野、留学先で学ぶ意味、帰国後の活用」が求められます。役割を外さないようにします
  • how節・what節を使い、理由の中身を動きとして見せます
  • 「街で自転車を使い、ごみ削減と自然教育を授業と生活の両方から見る場面」まで具体化し、一般論で終わらせません
  • 指定語数を四段に配り、この段落だけを長くしすぎません
  • 「分野名だけでなく、なぜ海外で一年学ぶ価値があるかを書く」を最後に確認します
発想の切り替え

デンマークで学ぶ環境科学の「第3段:一つの場面で論を確かめる」を担う段落です。難しい抽象語より、誰が何をするかを平易な動詞で書きます。具体例が直前の理由を本当に支えるか確かめてください。

訳例
標準

Living there would let me compare daily habits there with those in Japan.

別解

By joining classes and using the streets every day, I could learn what cannot be understood from books alone.

この文でやりやすい誤り

具体例がデンマークで学ぶ環境科学を支えない

減点 中
Denmark has a red and white national flag.
For example, I could use bicycle paths every day and compare them with streets in Japan.

文法は整っていても、デンマークで環境科学を学び、都市のごみ・自転車・学校教育を調べるという主張の理由になっていません。限られた語数では、話題に関係するだけでなく、結論を実際に支える例が必要です。

デンマークで学ぶ環境科学で設問が求める要素の一部を落とす

減点 大
I think studying environmental science abroad is important. That is my opinion.
I think this is important because it shows what makes people choose bicycles.

学びたい分野、留学先で学ぶ意味、帰国後の活用のうち、答え以外の説明がありません。短い答案でも「なぜ」「どのように」「どんな場面か」の少なくとも一つを節で見せてください。

この文の言いかえ
具体例へ進む
For example,最も基本で、迷ったらこれで十分です
For instance,同じ役割で自然に使えます
By the way,話題転換になるので、理由を支える例には使いません
注意点を対比する
However,この題材の利点と注意点を短く分けられます
At the same time,同時に考える条件をやわらかく加えられます
On the contrary,単なる注意追加には反対の意味が強すぎます
第 4 文

第4段:条件または結論で閉じる

つまずきやすいところ
  • 1988年の設問では「学びたい分野、留学先で学ぶ意味、帰国後の活用」が求められます。役割を外さないようにします
  • how節・what節を使い、理由の中身を動きとして見せます
  • 「街で自転車を使い、ごみ削減と自然教育を授業と生活の両方から見る場面」まで具体化し、一般論で終わらせません
  • 指定語数を四段に配り、この段落だけを長くしすぎません
  • 「分野名だけでなく、なぜ海外で一年学ぶ価値があるかを書く」を最後に確認します
発想の切り替え

デンマークで学ぶ環境科学の「第4段:条件または結論で閉じる」を担う段落です。難しい抽象語より、誰が何をするかを平易な動詞で書きます。how節・what節で説明の中身を見せてください。

訳例
標準

After returning, I could share practical ideas without simply copying another country.

別解

I could then bring questions back to Japan.

この文でやりやすい誤り

途中でデンマークで学ぶ環境科学への立場を反転させる

減点 大
I support this idea. The experience could bring practical questions back to Japan. Therefore, I completely oppose it.
The experience could bring practical questions back to Japan.

冒頭と結論が反対になり、どちらを論証した答案か決まりません。途中で注意点を出しても、最後は最初に選んだ立場へ戻します。デンマークで学ぶ環境科学について選んだ答えを、結論まで同じ方向で保ってください。

デンマークで学ぶ環境科学で it の指すものを曖昧にする

減点 中
This changes it, so studying environmental science abroad is better for it.
The subject should be clear. The experience could bring practical questions back to Japan.

デンマークで学ぶ環境科学では複数の人・制度・行動が登場するため、it を続けると何が何を変えるのか判断できません。中心となる名詞を一度言い直します。

この文の言いかえ
結論へ戻る
Therefore,理由を受けて最初の答えへ戻る基本形です
For this reason,理由が一つにまとまるときに自然です
After all,根拠なしに決めつける響きが出やすいため、この短い論証では避けます
分野名だけでなく、なぜ海外で一年学ぶ価値があるかを書くという条件
The experience could bring practical questions back to Japan.問題固有の条件を含み、単純な賛否で終わりません
This choice can work if we use it with care.具体性は弱いものの、条件付きの結論として使えます
Everything will certainly be perfect.言い切りが強く、問題の注意点を消してしまいます
3

模範解答

標準解

まずここを目標にhow節 ×2 / what節 ×152語

I would study environmental science in Denmark. I want to learn how its cities reduce waste, what makes people choose bicycles, and how schools teach about nature. Living there would let me compare daily habits there with those in Japan. After returning, I could share practical ideas without simply copying another country.

全52語です。50語程度の英語で答えなさい。に合わせ、冒頭でデンマークで環境科学を学び、都市のごみ・自転車・学校教育を調べると答えを決めました。続いて what makes people choose bicycles、how cities reduce waste を使い、理由を名詞だけで終わらせず節に開いています。さらに街で自転車を使い、ごみ削減と自然教育を授業と生活の両方から見る場面を置き、最後は「The experience could bring practical questions back to Japan.」という考えへ戻しました。how節2個、what節1個を数えています。語数のために難語を詰めず、この四つの役割をまず目標にしてください。

説明を足した解

書けなかったときの逃げ道how節 ×2 / what節 ×255語

I would study city planning in the Netherlands. I want to see how streets protect cyclists, what makes public spaces comfortable, and how citizens help shape new plans. By joining classes and using the streets every day, I could learn what cannot be understood from books alone. I could then bring questions back to Japan.

全55語です。標準解とは別の切り口を使いながら、デンマークで学ぶ環境科学への答え、理由、観察できる場面、結論を保っています。特に 分野名だけでなく、なぜ海外で一年学ぶ価値があるかを書くことが伝わるよう、抽象的な評価を人の動作へ言い直しました。how節2個、what節2個です。うまい一語が出なくても、誰が何をするかを順に説明すれば、内容を落とさず語数内にまとめられます。

6

他の問題にも使える形

学習のコツを紹介する Boost のキャラクター Boo
最初の一文で I support / oppose / would choose を置く最重要

デンマークで学ぶ環境科学の答えを固定する

学びたい分野、留学先で学ぶ意味、帰国後の活用が問われるため、背景説明より先に答えを示します。そうすれば後の街で自転車を使い、ごみ削減と自然教育を授業と生活の両方から見る場面が何を支えるのかも明確になります。

I would study environmental science in Denmark.
I would choose a local library for the new program.
show 人 how S V最重要

方法や変化を節に開く

デンマークで学ぶ環境科学では名詞だけだと理由が薄くなります。how節にすると、誰がどう動くかを高校範囲の語で説明できます。

This can show us how cities reduce waste.
Travel can show us how families live in another country.
explain / learn what S V最重要

中身をwhat節で示す

「点」「事情」のような抽象語を重ねず、what makes people choose bicyclesと中身そのものを書けます。語数が短い阪大の条件英作文でも密度を上げられます。

We can learn what makes people choose bicycles.
Students should explain what they found.
For example, + 一人の行動よく使う

デンマークで学ぶ環境科学を場面にする

一般論のあとに街で自転車を使い、ごみ削減と自然教育を授業と生活の両方から見る場面を置くと、理由が現実にどう働くかが見えます。新しい論点を増やさず、直前の理由だけを確かめてください。

For example, I could use bicycle paths every day and compare them with streets in Japan.
For example, one student can test the plan for a week.
However, + 注意点よく使う

単純化しすぎない

分野名だけでなく、なぜ海外で一年学ぶ価値があるかを書くという留保を一文だけ加えます。反対側へ立場を変えるのではなく、自分の主張が成り立つ条件をはっきりさせる使い方です。

However, studying abroad should lead to practical ideas, not simple copying.
However, the rule must leave room for individual needs.
主張→理由→場面→条件付き結論最重要

50語程度の英語で答えなさい。を安定させる構成

最初に答え、how/what節で理由を示し、街で自転車を使い、ごみ削減と自然教育を授業と生活の両方から見る場面を短く置いて、The experience could bring practical questions back to Japan.へ戻ります。書く前に四つの役割を一行ずつメモすると語数調整もしやすくなります。

デンマークで環境科学を学び、都市のごみ・自転車・学校教育を調べる→節で理由→具体場面→条件付き結論
地域図書館を選ぶ→交流を説明→子どもの利用例→費用条件を添える
7

この問題の語彙

表現意味ひとこと
study abroad留学するデンマークで学ぶ環境科学で使う語です。後ろに具体的な中身を続けてください
environmental science環境科学デンマークで学ぶ環境科学で使う語です。語法を確認して例文に入れてください
reduce wasteごみを減らすデンマークで学ぶ環境科学で使う語です。後ろに具体的な中身を続けてください
bicycle自転車デンマークで学ぶ環境科学で使う語です。語法を確認して例文に入れてください
daily habit日常習慣デンマークで学ぶ環境科学で使う語です。後ろに具体的な中身を続けてください
practical実際に使えるデンマークで学ぶ環境科学で使う語です。語法を確認して例文に入れてください
compare比べるデンマークで学ぶ環境科学で使う語です。後ろに具体的な中身を続けてください
return帰国するデンマークで学ぶ環境科学で使う語です。語法を確認して例文に入れてください
8

出題の傾向

阪大の全学部向け条件英作文は、1983年の学校統廃合、1989年の国際化、1993年の新しい祝日、1997年の硬貨デザイン、1999年のテレビ禁止のように、社会的な話題を身近な判断へ落とす問題が続いています。1988年の「デンマークで学ぶ環境科学」も、知識の量より、問いの条件を拾い、理由を一つの場面で説明する力を見る出題です。年代が変わっても、最初に答えを定め、how節・what節で理由の中身を見せる方針が有効です。

学習の成果を喜ぶ Boost のキャラクター Boo

この問題を解いて添削してもらう

解説を読んだあとに自分の立場で書き直すと、理由と具体例のつながりが身につきます。Boost アプリでこの問題を開けば、書いた答案をそのまま AI が添削します。

アプリでこの問題を解く iOS · Android · Web で使えます
アプリで解く
質問文をコピーしました