大阪大学のロゴ 全学部 条件英作文 大阪大学 1990
大阪大学 1990年度 前期日程 · 英語

全学部 条件英作文
解答と解説

宇宙からの訪問者との対話を扱う条件英作文です。単に異星の暮らし、環境に負担をかけないエネルギー、平和について話すと書くだけではなく、話題を複数選び、それぞれが地球にどう役立つか示すを限られた語数の中でそろえる必要があります。差がつくのは、宇宙船の性能だけに偏らず、相互に学べる会話にすることです。標準解では how life began on their planet と what their people learned about peace を軸に、相手の星の家族生活とエネルギーを聞き、人間の戦争を説明する場面まで進めています。難しい単語に頼らず、答え・理由・具体場面・結論の役割を分ければ、短くても読み手が納得できる答案になります。

難易度 ★★★★ 目安 20分 条件英作文 テーマ 宇宙からの訪問者との対話
1

問題

全学部 設問の条件に従い、自分の考えを英語で述べなさい。

Imagine a UFO landed at your front door. You become the first person on earth to meet visitors from another planet. What would you like to talk to them about?

50語程度の英語で述べよ。
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この問題で見られている力

  • 話題を複数選び、それぞれが地球にどう役立つか示すを設問どおりにそろえられるか
  • 冒頭で「異星の暮らし、環境に負担をかけないエネルギー、平和について話す」と立場を固定できるか
  • how life began on their planetを自然なhow節で書けるか
  • what their people learned about peaceをwhat節に開いて説明できるか
  • 相手の星の家族生活とエネルギーを聞き、人間の戦争を説明する場面を主張と結びつけられるか
  • 50語程度の英語で述べよ。に合わせて結論まで収められるか
2

答案の組み立て

第1段

立場を先に決める

I would ask how life began on their planet and what their homes are like.

第2段

理由をhow節・what節で具体化する

I would also ask how they produce clean energy.

第3段

一つの場面で論を確かめる

Then I would explain human wars and ask what their people learned about peace.

第4段

条件または結論で閉じる

Their answers might help Earth avoid mistakes that another civilization has already faced.

第 1 文

第1段:立場を先に決める

つまずきやすいところ
  • 1990年の設問では「話題を複数選び、それぞれが地球にどう役立つか示す」が求められます。役割を外さないようにします
  • ここが山場です。冒頭で答えを固定し、後の理由を同じ方向へそろえます
  • 「相手の星の家族生活とエネルギーを聞き、人間の戦争を説明する場面」まで具体化し、一般論で終わらせません
  • 指定語数を四段に配り、この段落だけを長くしすぎません
  • 「宇宙船の性能だけに偏らず、相互に学べる会話にする」を最後に確認します
発想の切り替え

宇宙からの訪問者との対話の「第1段:立場を先に決める」を担う段落です。難しい抽象語より、誰が何をするかを平易な動詞で書きます。how節・what節で説明の中身を見せてください。

訳例
標準

I would ask how life began on their planet and what their homes are like.

別解

I would ask what they value and how families on their planet live.

この文でやりやすい誤り

宇宙からの訪問者との対話への答えを決めない

減点 大
There are both good and bad points about talking with visitors from another planet.
I would first ask the visitors how life began on their planet and what their homes are like.

英文として読めても、異星の暮らし、環境に負担をかけないエネルギー、平和について話すという立場が決まりません。この設問では背景紹介ではなく、自分の答えを採点者に示す必要があります。

宇宙からの訪問者との対話を説明するhow節で疑問文語順を残す

減点 中
We need to understand how does talking with visitors from another planet affect people.
We need to understand how life began on their planet.

how が文の一部に入る間接疑問では、do を前へ出しません。疑問文の語順を残すと、節全体の骨組みが崩れます。宇宙からの訪問者との対話について書く場合も、how節は文の中の部品なので、主語を動詞の前に置いてください。

この文の言いかえ
宇宙からの訪問者との対話への立場
I would first ask the visitors how life began on their planet and what their homes are like.最初の一文で答えが決まり、この問題では最も安全です
I would ask our visitors what they value most, how families on their planet live, and what problems their science has caused.別の具体案を選ぶ場合も、冒頭で答えを出せています
There are many opinions about this topic.立場が見えず、この設問の答えになりません
どのようなものかを示す
how life began on their planethow節で中身を動きとして見せられます
the way people think about talking with visitors from another planet名詞を残す書き方ですが、意味は通ります
how do people think about talking with visitors from another planet間接疑問で do を前に出しているため使えません
第 2 文

第2段:理由をhow節・what節で具体化する

つまずきやすいところ
  • 1990年の設問では「話題を複数選び、それぞれが地球にどう役立つか示す」が求められます。役割を外さないようにします
  • how節・what節を使い、理由の中身を動きとして見せます
  • 「相手の星の家族生活とエネルギーを聞き、人間の戦争を説明する場面」まで具体化し、一般論で終わらせません
  • 指定語数を四段に配り、この段落だけを長くしすぎません
  • 「宇宙船の性能だけに偏らず、相互に学べる会話にする」を最後に確認します
発想の切り替え

宇宙からの訪問者との対話の「第2段:理由をhow節・what節で具体化する」を担う段落です。難しい抽象語より、誰が何をするかを平易な動詞で書きます。how節・what節で説明の中身を見せてください。

訳例
標準

I would also ask how they produce clean energy.

別解

I would also ask what problems their science has caused.

この文でやりやすい誤り

宇宙からの訪問者との対話の理由を同じ語で回す

減点 大
I want to talk with them because talking with aliens is interesting.
This matters because it shows us what their people learned about peace.

結論をほぼ同じ語で繰り返しており、なぜそう考えるのかが一歩も進んでいません。相手の星の家族生活とエネルギーを聞き、人間の戦争を説明する場面のような観察や行動を一つ置くと理由になります。

宇宙からの訪問者との対話のwhat節で is を前へ出す

減点 中
We must explain what is the main point about talking with visitors from another planet.
We must explain what the main point about talking with visitors from another planet is.

what節が explain の目的語になるときは、what the main point about talking with visitors from another planet is の語順です。宇宙からの訪問者との対話の中心点を示す文でも、独立した疑問文の語順は残しません。

この文の言いかえ
理由を示す
because S V主張の直後に理由を一文で置けます
This is because S V前文全体の理由を次の文で説明できます
because of S Vbecause of の後ろには名詞が必要なので、この形は使えません
注意点を対比する
However,この題材の利点と注意点を短く分けられます
At the same time,同時に考える条件をやわらかく加えられます
On the contrary,単なる注意追加には反対の意味が強すぎます
第 3 文

第3段:一つの場面で論を確かめる

つまずきやすいところ
  • 1990年の設問では「話題を複数選び、それぞれが地球にどう役立つか示す」が求められます。役割を外さないようにします
  • how節・what節を使い、理由の中身を動きとして見せます
  • 「相手の星の家族生活とエネルギーを聞き、人間の戦争を説明する場面」まで具体化し、一般論で終わらせません
  • 指定語数を四段に配り、この段落だけを長くしすぎません
  • 「宇宙船の性能だけに偏らず、相互に学べる会話にする」を最後に確認します
発想の切り替え

宇宙からの訪問者との対話の「第3段:一つの場面で論を確かめる」を担う段落です。難しい抽象語より、誰が何をするかを平易な動詞で書きます。具体例が直前の理由を本当に支えるか確かめてください。

訳例
標準

Then I would explain human wars and ask what their people learned about peace.

別解

Then I would show them music and ask how it sounds to them.

この文でやりやすい誤り

宇宙からの訪問者との対話の中心語を不自然な形で使う

減点 中〜大
I would discuss about peace with them.
I would discuss peace with them.

この形では語法が合わず、話題を複数選び、それぞれが地球にどう役立つか示すについての大切な一文が不自然になります。狙う誤りはこの一点だけで、内容と時制はそのままに直します。

具体例が宇宙からの訪問者との対話を支えない

減点 中
Many science fiction films use impressive special effects.
For example, I could ask the visitors how they produce energy without harming their planet.

文法は整っていても、異星の暮らし、環境に負担をかけないエネルギー、平和について話すという主張の理由になっていません。限られた語数では、話題に関係するだけでなく、結論を実際に支える例が必要です。

この文の言いかえ
何が大切かを示す
what their people learned about peacewhat節なら抽象名詞を増やさず説明できます
the important point短いですが、後ろで中身を補う必要があります
what is the important point組み込まれた節では語順が不正確です
具体例へ進む
For example,最も基本で、迷ったらこれで十分です
For instance,同じ役割で自然に使えます
By the way,話題転換になるので、理由を支える例には使いません
第 4 文

第4段:条件または結論で閉じる

つまずきやすいところ
  • 1990年の設問では「話題を複数選び、それぞれが地球にどう役立つか示す」が求められます。役割を外さないようにします
  • how節・what節を使い、理由の中身を動きとして見せます
  • 「相手の星の家族生活とエネルギーを聞き、人間の戦争を説明する場面」まで具体化し、一般論で終わらせません
  • 指定語数を四段に配り、この段落だけを長くしすぎません
  • 「宇宙船の性能だけに偏らず、相互に学べる会話にする」を最後に確認します
発想の切り替え

宇宙からの訪問者との対話の「第4段:条件または結論で閉じる」を担う段落です。難しい抽象語より、誰が何をするかを平易な動詞で書きます。how節・what節で説明の中身を見せてください。

訳例
標準

Their answers might help Earth avoid mistakes that another civilization has already faced.

別解

Comparing life would be more useful than asking about machines, because both sides could learn where their ideas differ.

この文でやりやすい誤り

宇宙からの訪問者との対話で設問が求める要素の一部を落とす

減点 大
I think talking with visitors from another planet is important. That is my opinion.
I think this is important because it shows what their people learned about peace.

話題を複数選び、それぞれが地球にどう役立つか示すのうち、答え以外の説明がありません。短い答案でも「なぜ」「どのように」「どんな場面か」の少なくとも一つを節で見せてください。

宇宙からの訪問者との対話で it の指すものを曖昧にする

減点 中
This changes it, so talking with visitors from another planet is better for it.
The subject should be clear. The exchange could help Earth avoid old mistakes.

宇宙からの訪問者との対話では複数の人・制度・行動が登場するため、it を続けると何が何を変えるのか判断できません。中心となる名詞を一度言い直します。

この文の言いかえ
結論へ戻る
Therefore,理由を受けて最初の答えへ戻る基本形です
For this reason,理由が一つにまとまるときに自然です
After all,根拠なしに決めつける響きが出やすいため、この短い論証では避けます
宇宙船の性能だけに偏らず、相互に学べる会話にするという条件
The exchange could help Earth avoid old mistakes.問題固有の条件を含み、単純な賛否で終わりません
This choice can work if we use it with care.具体性は弱いものの、条件付きの結論として使えます
Everything will certainly be perfect.言い切りが強く、問題の注意点を消してしまいます
3

模範解答

標準解

まずここを目標にhow節 ×2 / what節 ×251語

I would ask how life began on their planet and what their homes are like. I would also ask how they produce clean energy. Then I would explain human wars and ask what their people learned about peace. Their answers might help Earth avoid mistakes that another civilization has already faced.

全51語です。50語程度の英語で述べよ。に合わせ、冒頭で異星の暮らし、環境に負担をかけないエネルギー、平和について話すと答えを決めました。続いて what their people learned about peace、how life began on their planet を使い、理由を名詞だけで終わらせず節に開いています。さらに相手の星の家族生活とエネルギーを聞き、人間の戦争を説明する場面を置き、最後は「The exchange could help Earth avoid old mistakes.」という考えへ戻しました。how節2個、what節2個を数えています。語数のために難語を詰めず、この四つの役割をまず目標にしてください。

説明を足した解

書けなかったときの逃げ道how節 ×2 / what節 ×255語

I would ask what they value and how families on their planet live. I would also ask what problems their science has caused. Then I would show them music and ask how it sounds to them. Comparing life would be more useful than asking about machines, because both sides could learn where their ideas differ.

全55語です。標準解とは別の切り口を使いながら、宇宙からの訪問者との対話への答え、理由、観察できる場面、結論を保っています。特に 宇宙船の性能だけに偏らず、相互に学べる会話にすることが伝わるよう、抽象的な評価を人の動作へ言い直しました。how節2個、what節2個です。うまい一語が出なくても、誰が何をするかを順に説明すれば、内容を落とさず語数内にまとめられます。

4

答案全体で気をつけること

減点されやすい書き方を指さす Boost のキャラクター Boo

途中で宇宙からの訪問者との対話への立場を反転させる

減点 大
I support this idea. The exchange could help Earth avoid old mistakes. Therefore, I completely oppose it.
The exchange could help Earth avoid old mistakes.

冒頭と結論が反対になり、どちらを論証した答案か決まりません。途中で注意点を出しても、最後は最初に選んだ立場へ戻します。宇宙からの訪問者との対話について選んだ答えを、結論まで同じ方向で保ってください。

宇宙からの訪問者との対話の語数を同じ主張の反復で埋める

減点 中
Talking with visitors from another planet is important. It is very important. I think the same point is important for everyone.
This is important because it shows us what their people learned about peace.

語数は増えても情報は増えていません。how life began on their planetのようなhow節や、what their people learned about peaceのようなwhat節に開くと、短いまま内容を深められます。

6

他の問題にも使える形

学習のコツを紹介する Boost のキャラクター Boo
最初の一文で I support / oppose / would choose を置く最重要

宇宙からの訪問者との対話の答えを固定する

話題を複数選び、それぞれが地球にどう役立つか示すが問われるため、背景説明より先に答えを示します。そうすれば後の相手の星の家族生活とエネルギーを聞き、人間の戦争を説明する場面が何を支えるのかも明確になります。

I would first ask the visitors how life began on their planet and what their homes are like.
I would choose a local library for the new program.
show 人 how S V最重要

方法や変化を節に開く

宇宙からの訪問者との対話では名詞だけだと理由が薄くなります。how節にすると、誰がどう動くかを高校範囲の語で説明できます。

This can show us how life began on their planet.
Travel can show us how families live in another country.
explain / learn what S V最重要

中身をwhat節で示す

「点」「事情」のような抽象語を重ねず、what their people learned about peaceと中身そのものを書けます。語数が短い阪大の条件英作文でも密度を上げられます。

We can learn what their people learned about peace.
Students should explain what they found.
For example, + 一人の行動よく使う

宇宙からの訪問者との対話を場面にする

一般論のあとに相手の星の家族生活とエネルギーを聞き、人間の戦争を説明する場面を置くと、理由が現実にどう働くかが見えます。新しい論点を増やさず、直前の理由だけを確かめてください。

For example, I could ask the visitors how they produce energy without harming their planet.
For example, one student can test the plan for a week.
However, + 注意点よく使う

単純化しすぎない

宇宙船の性能だけに偏らず、相互に学べる会話にするという留保を一文だけ加えます。反対側へ立場を変えるのではなく、自分の主張が成り立つ条件をはっきりさせる使い方です。

However, the conversation should include ordinary life and peace, not only advanced machines.
However, the rule must leave room for individual needs.
主張→理由→場面→条件付き結論最重要

50語程度の英語で述べよ。を安定させる構成

最初に答え、how/what節で理由を示し、相手の星の家族生活とエネルギーを聞き、人間の戦争を説明する場面を短く置いて、The exchange could help Earth avoid old mistakes.へ戻ります。書く前に四つの役割を一行ずつメモすると語数調整もしやすくなります。

異星の暮らし、環境に負担をかけないエネルギー、平和について話す→節で理由→具体場面→条件付き結論
地域図書館を選ぶ→交流を説明→子どもの利用例→費用条件を添える
7

この問題の語彙

表現意味ひとこと
visitor訪問者宇宙からの訪問者との対話で使う語です。後ろに具体的な中身を続けてください
planet惑星宇宙からの訪問者との対話で使う語です。語法を確認して例文に入れてください
energyエネルギー宇宙からの訪問者との対話で使う語です。後ろに具体的な中身を続けてください
harm害する宇宙からの訪問者との対話で使う語です。語法を確認して例文に入れてください
war戦争宇宙からの訪問者との対話で使う語です。後ろに具体的な中身を続けてください
peace平和宇宙からの訪問者との対話で使う語です。語法を確認して例文に入れてください
civilization文明宇宙からの訪問者との対話で使う語です。後ろに具体的な中身を続けてください
advanced進んだ宇宙からの訪問者との対話で使う語です。語法を確認して例文に入れてください
8

出題の傾向

阪大の全学部向け条件英作文は、1983年の学校統廃合、1989年の国際化、1993年の新しい祝日、1997年の硬貨デザイン、1999年のテレビ禁止のように、社会的な話題を身近な判断へ落とす問題が続いています。1990年の「宇宙からの訪問者との対話」も、知識の量より、問いの条件を拾い、理由を一つの場面で説明する力を見る出題です。年代が変わっても、最初に答えを定め、how節・what節で理由の中身を見せる方針が有効です。

学習の成果を喜ぶ Boost のキャラクター Boo

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解説を読んだあとに自分の立場で書き直すと、理由と具体例のつながりが身につきます。Boost アプリでこの問題を開けば、書いた答案をそのまま AI が添削します。

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