大阪大学のロゴ 全学部 条件英作文 大阪大学 1992
大阪大学 1992年度 前期日程 · 英語

全学部 条件英作文
解答と解説

交通から大気汚染を説くを扱う条件英作文です。単に混雑道路で空気と騒音を体感させ、短距離の車利用を減らすと書くだけではなく、友人への直接的な説得、大気汚染の原因、日常の代案を限られた語数の中でそろえる必要があります。差がつくのは、1994年の水質問題とは分け、交通による空気と騒音に絞ることです。標準解では how the air smells at rush hour と what constant traffic does to homes を軸に、ラッシュ時の道路に立ち、次の一週間は一緒にバスを使う場面まで進めています。難しい単語に頼らず、答え・理由・具体場面・結論の役割を分ければ、短くても読み手が納得できる答案になります。

難易度 ★★★★ 目安 20分 条件英作文 テーマ 交通から大気汚染を説く
1

問題

全学部 設問の条件に従い、自分の考えを英語で述べなさい。

Imagine you have a friend who is not aware of the seriousness of environmental pollution. Convince him or her of the need to do something about it.

60 語程度の英語で述べよ。
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この問題で見られている力

  • 友人への直接的な説得、大気汚染の原因、日常の代案を設問どおりにそろえられるか
  • 冒頭で「混雑道路で空気と騒音を体感させ、短距離の車利用を減らす」と立場を固定できるか
  • how the air smells at rush hourを自然なhow節で書けるか
  • what constant traffic does to homesをwhat節に開いて説明できるか
  • ラッシュ時の道路に立ち、次の一週間は一緒にバスを使う場面を主張と結びつけられるか
  • 60 語程度の英語で述べよ。に合わせて結論まで収められるか
2

答案の組み立て

第1段

立場を先に決める

I would ask my friend to stand beside a busy road at rush hour.

第2段

理由をhow節・what節で具体化する

We could notice how the air smells, what constant traffic does to nearby homes, and how difficult the noise makes conversation.

第3段

一つの場面で論を確かめる

Then I would suggest walking, cycling, or using a bus for short trips.

第4段

条件または結論で閉じる

One person cannot clean the whole city, but shared daily choices can reduce pollution.

第 1 文

第1段:立場を先に決める

つまずきやすいところ
  • 1992年の設問では「友人への直接的な説得、大気汚染の原因、日常の代案」が求められます。役割を外さないようにします
  • ここが山場です。冒頭で答えを固定し、後の理由を同じ方向へそろえます
  • 「ラッシュ時の道路に立ち、次の一週間は一緒にバスを使う場面」まで具体化し、一般論で終わらせません
  • 指定語数を四段に配り、この段落だけを長くしすぎません
  • 「1994年の水質問題とは分け、交通による空気と騒音に絞る」を最後に確認します
発想の切り替え

交通から大気汚染を説くの「第1段:立場を先に決める」を担う段落です。難しい抽象語より、誰が何をするかを平易な動詞で書きます。how節・what節で説明の中身を見せてください。

訳例
標準

I would ask my friend to stand beside a busy road at rush hour.

別解

I would not start with frightening facts from another country.

この文でやりやすい誤り

交通から大気汚染を説くへの答えを決めない

減点 大
There are both good and bad points about air pollution from traffic.
I would ask my friend to stand beside a busy road at rush hour.

英文として読めても、混雑道路で空気と騒音を体感させ、短距離の車利用を減らすという立場が決まりません。この設問では背景紹介ではなく、自分の答えを採点者に示す必要があります。

交通から大気汚染を説くで設問が求める要素の一部を落とす

減点 大
I think air pollution from traffic is important. That is my opinion.
I think this is important because it shows what constant traffic does to homes.

友人への直接的な説得、大気汚染の原因、日常の代案のうち、答え以外の説明がありません。短い答案でも「なぜ」「どのように」「どんな場面か」の少なくとも一つを節で見せてください。

この文の言いかえ
交通から大気汚染を説くへの立場
I would ask my friend to stand beside a busy road at rush hour.最初の一文で答えが決まり、この問題では最も安全です
I would not start with frightening facts from another country.別の具体案を選ぶ場合も、冒頭で答えを出せています
There are many opinions about this topic.立場が見えず、この設問の答えになりません
理由を示す
because S V主張の直後に理由を一文で置けます
This is because S V前文全体の理由を次の文で説明できます
because of S Vbecause of の後ろには名詞が必要なので、この形は使えません
第 2 文

第2段:理由をhow節・what節で具体化する

つまずきやすいところ
  • 1992年の設問では「友人への直接的な説得、大気汚染の原因、日常の代案」が求められます。役割を外さないようにします
  • how節・what節を使い、理由の中身を動きとして見せます
  • 「ラッシュ時の道路に立ち、次の一週間は一緒にバスを使う場面」まで具体化し、一般論で終わらせません
  • 指定語数を四段に配り、この段落だけを長くしすぎません
  • 「1994年の水質問題とは分け、交通による空気と騒音に絞る」を最後に確認します
発想の切り替え

交通から大気汚染を説くの「第2段:理由をhow節・what節で具体化する」を担う段落です。難しい抽象語より、誰が何をするかを平易な動詞で書きます。how節・what節で説明の中身を見せてください。

訳例
標準

We could notice how the air smells, what constant traffic does to nearby homes, and how difficult the noise makes conversation.

別解

I would show my friend what black dust gathers near our windows, how traffic adds to it, and what happens when many people drive short distances.

この文でやりやすい誤り

交通から大気汚染を説くの理由を同じ語で回す

減点 大
Traffic pollution is bad because bad air is not good.
This matters because it shows us what constant traffic does to homes.

結論をほぼ同じ語で繰り返しており、なぜそう考えるのかが一歩も進んでいません。ラッシュ時の道路に立ち、次の一週間は一緒にバスを使う場面のような観察や行動を一つ置くと理由になります。

交通から大気汚染を説くを説明するhow節で疑問文語順を残す

減点 中
We need to understand how does air pollution from traffic affect people.
We need to understand how the air smells at rush hour.

how が文の一部に入る間接疑問では、do を前へ出しません。疑問文の語順を残すと、節全体の骨組みが崩れます。交通から大気汚染を説くについて書く場合も、how節は文の中の部品なので、主語を動詞の前に置いてください。

交通から大気汚染を説くのwhat節で is を前へ出す

減点 中
We must explain what is the main point about air pollution from traffic.
We must explain what the main point about air pollution from traffic is.

what節が explain の目的語になるときは、what the main point about air pollution from traffic is の語順です。交通から大気汚染を説くの中心点を示す文でも、独立した疑問文の語順は残しません。

交通から大気汚染を説くの中心語を不自然な形で使う

減点 中〜大
Many cars make the air to become dirty.
Many cars make the air dirty.

この形では語法が合わず、友人への直接的な説得、大気汚染の原因、日常の代案についての大切な一文が不自然になります。狙う誤りはこの一点だけで、内容と時制はそのままに直します。

この文の言いかえ
どのようなものかを示す
how the air smells at rush hourhow節で中身を動きとして見せられます
the way people think about air pollution from traffic名詞を残す書き方ですが、意味は通ります
how do people think about air pollution from traffic間接疑問で do を前に出しているため使えません
何が大切かを示す
what constant traffic does to homeswhat節なら抽象名詞を増やさず説明できます
the important point短いですが、後ろで中身を補う必要があります
what is the important point組み込まれた節では語順が不正確です
第 3 文

第3段:一つの場面で論を確かめる

つまずきやすいところ
  • 1992年の設問では「友人への直接的な説得、大気汚染の原因、日常の代案」が求められます。役割を外さないようにします
  • how節・what節を使い、理由の中身を動きとして見せます
  • 「ラッシュ時の道路に立ち、次の一週間は一緒にバスを使う場面」まで具体化し、一般論で終わらせません
  • 指定語数を四段に配り、この段落だけを長くしすぎません
  • 「1994年の水質問題とは分け、交通による空気と騒音に絞る」を最後に確認します
発想の切り替え

交通から大気汚染を説くの「第3段:一つの場面で論を確かめる」を担う段落です。難しい抽象語より、誰が何をするかを平易な動詞で書きます。具体例が直前の理由を本当に支えるか確かめてください。

訳例
標準

Then I would suggest walking, cycling, or using a bus for short trips.

別解

We could then take the bus together for one week.

この文でやりやすい誤り

具体例が交通から大気汚染を説くを支えない

減点 中
Modern cars come in many colors and sizes.
For example, my friend and I could take the bus for one week instead of driving.

文法は整っていても、混雑道路で空気と騒音を体感させ、短距離の車利用を減らすという主張の理由になっていません。限られた語数では、話題に関係するだけでなく、結論を実際に支える例が必要です。

交通から大気汚染を説くの語数を同じ主張の反復で埋める

減点 中
Air pollution from traffic is important. It is very important. I think the same point is important for everyone.
This is important because it shows us what constant traffic does to homes.

語数は増えても情報は増えていません。how the air smells at rush hourのようなhow節や、what constant traffic does to homesのようなwhat節に開くと、短いまま内容を深められます。

この文の言いかえ
具体例へ進む
For example,最も基本で、迷ったらこれで十分です
For instance,同じ役割で自然に使えます
By the way,話題転換になるので、理由を支える例には使いません
注意点を対比する
However,この題材の利点と注意点を短く分けられます
At the same time,同時に考える条件をやわらかく加えられます
On the contrary,単なる注意追加には反対の意味が強すぎます
第 4 文

第4段:条件または結論で閉じる

つまずきやすいところ
  • 1992年の設問では「友人への直接的な説得、大気汚染の原因、日常の代案」が求められます。役割を外さないようにします
  • how節・what節を使い、理由の中身を動きとして見せます
  • 「ラッシュ時の道路に立ち、次の一週間は一緒にバスを使う場面」まで具体化し、一般論で終わらせません
  • 指定語数を四段に配り、この段落だけを長くしすぎません
  • 「1994年の水質問題とは分け、交通による空気と騒音に絞る」を最後に確認します
発想の切り替え

交通から大気汚染を説くの「第4段:条件または結論で閉じる」を担う段落です。難しい抽象語より、誰が何をするかを平易な動詞で書きます。how節・what節で説明の中身を見せてください。

訳例
標準

One person cannot clean the whole city, but shared daily choices can reduce pollution.

別解

This direct test would show how an ordinary choice can improve the air we share.

この文でやりやすい誤り

途中で交通から大気汚染を説くへの立場を反転させる

減点 大
I support this idea. Shared daily choices can reduce city pollution. Therefore, I completely oppose it.
Shared daily choices can reduce city pollution.

冒頭と結論が反対になり、どちらを論証した答案か決まりません。途中で注意点を出しても、最後は最初に選んだ立場へ戻します。交通から大気汚染を説くについて選んだ答えを、結論まで同じ方向で保ってください。

交通から大気汚染を説くで it の指すものを曖昧にする

減点 中
This changes it, so air pollution from traffic is better for it.
The subject should be clear. Shared daily choices can reduce city pollution.

交通から大気汚染を説くでは複数の人・制度・行動が登場するため、it を続けると何が何を変えるのか判断できません。中心となる名詞を一度言い直します。

この文の言いかえ
結論へ戻る
Therefore,理由を受けて最初の答えへ戻る基本形です
For this reason,理由が一つにまとまるときに自然です
After all,根拠なしに決めつける響きが出やすいため、この短い論証では避けます
1994年の水質問題とは分け、交通による空気と騒音に絞るという条件
Shared daily choices can reduce city pollution.問題固有の条件を含み、単純な賛否で終わりません
This choice can work if we use it with care.具体性は弱いものの、条件付きの結論として使えます
Everything will certainly be perfect.言い切りが強く、問題の注意点を消してしまいます
3

模範解答

標準解

まずここを目標にhow節 ×2 / what節 ×162語

I would ask my friend to stand beside a busy road at rush hour. We could notice how the air smells, what constant traffic does to nearby homes, and how difficult the noise makes conversation. Then I would suggest walking, cycling, or using a bus for short trips. One person cannot clean the whole city, but shared daily choices can reduce pollution.

全62語です。60 語程度の英語で述べよ。に合わせ、冒頭で混雑道路で空気と騒音を体感させ、短距離の車利用を減らすと答えを決めました。続いて what constant traffic does to homes、how the air smells at rush hour を使い、理由を名詞だけで終わらせず節に開いています。さらにラッシュ時の道路に立ち、次の一週間は一緒にバスを使う場面を置き、最後は「Shared daily choices can reduce city pollution.」という考えへ戻しました。how節2個、what節1個を数えています。語数のために難語を詰めず、この四つの役割をまず目標にしてください。

説明を足した解

書けなかったときの逃げ道how節 ×2 / what節 ×261語

I would not start with frightening facts from another country. I would show my friend what black dust gathers near our windows, how traffic adds to it, and what happens when many people drive short distances. We could then take the bus together for one week. This direct test would show how an ordinary choice can improve the air we share.

全61語です。標準解とは別の切り口を使いながら、交通から大気汚染を説くへの答え、理由、観察できる場面、結論を保っています。特に 1994年の水質問題とは分け、交通による空気と騒音に絞ることが伝わるよう、抽象的な評価を人の動作へ言い直しました。how節2個、what節2個です。うまい一語が出なくても、誰が何をするかを順に説明すれば、内容を落とさず語数内にまとめられます。

6

他の問題にも使える形

学習のコツを紹介する Boost のキャラクター Boo
最初の一文で I support / oppose / would choose を置く最重要

交通から大気汚染を説くの答えを固定する

友人への直接的な説得、大気汚染の原因、日常の代案が問われるため、背景説明より先に答えを示します。そうすれば後のラッシュ時の道路に立ち、次の一週間は一緒にバスを使う場面が何を支えるのかも明確になります。

I would ask my friend to stand beside a busy road at rush hour.
I would choose a local library for the new program.
show 人 how S V最重要

方法や変化を節に開く

交通から大気汚染を説くでは名詞だけだと理由が薄くなります。how節にすると、誰がどう動くかを高校範囲の語で説明できます。

This can show us how the air smells at rush hour.
Travel can show us how families live in another country.
explain / learn what S V最重要

中身をwhat節で示す

「点」「事情」のような抽象語を重ねず、what constant traffic does to homesと中身そのものを書けます。語数が短い阪大の条件英作文でも密度を上げられます。

We can learn what constant traffic does to homes.
Students should explain what they found.
For example, + 一人の行動よく使う

交通から大気汚染を説くを場面にする

一般論のあとにラッシュ時の道路に立ち、次の一週間は一緒にバスを使う場面を置くと、理由が現実にどう働くかが見えます。新しい論点を増やさず、直前の理由だけを確かめてください。

For example, my friend and I could take the bus for one week instead of driving.
For example, one student can test the plan for a week.
However, + 注意点よく使う

単純化しすぎない

1994年の水質問題とは分け、交通による空気と騒音に絞るという留保を一文だけ加えます。反対側へ立場を変えるのではなく、自分の主張が成り立つ条件をはっきりさせる使い方です。

However, the argument should focus on traffic, air, and noise rather than every environmental problem.
However, the rule must leave room for individual needs.
主張→理由→場面→条件付き結論最重要

60 語程度の英語で述べよ。を安定させる構成

最初に答え、how/what節で理由を示し、ラッシュ時の道路に立ち、次の一週間は一緒にバスを使う場面を短く置いて、Shared daily choices can reduce city pollution.へ戻ります。書く前に四つの役割を一行ずつメモすると語数調整もしやすくなります。

混雑道路で空気と騒音を体感させ、短距離の車利用を減らす→節で理由→具体場面→条件付き結論
地域図書館を選ぶ→交流を説明→子どもの利用例→費用条件を添える
7

この問題の語彙

表現意味ひとこと
traffic交通交通から大気汚染を説くで使う語です。後ろに具体的な中身を続けてください
rush hourラッシュ時交通から大気汚染を説くで使う語です。語法を確認して例文に入れてください
noise騒音交通から大気汚染を説くで使う語です。後ろに具体的な中身を続けてください
nearby近くの交通から大気汚染を説くで使う語です。語法を確認して例文に入れてください
cycle自転車で行く交通から大気汚染を説くで使う語です。後ろに具体的な中身を続けてください
dustほこり交通から大気汚染を説くで使う語です。語法を確認して例文に入れてください
reduce減らす交通から大気汚染を説くで使う語です。後ろに具体的な中身を続けてください
shared choice皆で行う選択交通から大気汚染を説くで使う語です。語法を確認して例文に入れてください
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出題の傾向

阪大の全学部向け条件英作文は、1983年の学校統廃合、1989年の国際化、1993年の新しい祝日、1997年の硬貨デザイン、1999年のテレビ禁止のように、社会的な話題を身近な判断へ落とす問題が続いています。1992年の「交通から大気汚染を説く」も、知識の量より、問いの条件を拾い、理由を一つの場面で説明する力を見る出題です。年代が変わっても、最初に答えを定め、how節・what節で理由の中身を見せる方針が有効です。

学習の成果を喜ぶ Boost のキャラクター Boo

この問題を解いて添削してもらう

解説を読んだあとに自分の立場で書き直すと、理由と具体例のつながりが身につきます。Boost アプリでこの問題を開けば、書いた答案をそのまま AI が添削します。

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