約70語で、目立つ業績ではなく家庭内の長期介護を対象にし、賞金の意味まで説明する答案を作る問題です。差がつくのは、prizeという中心語を繰り返すのではなく、食事の準備、話し相手、通院の付き添いを毎日続ける介護者まで場面を狭めることです。標準解では what 節と how 節を合わせて3個使い、抽象的なcaregiverを、誰が何を知り、どのように行動するかへ開きました。主張、理由、具体例、結論の四つを先に決めれば、語数を水増しせずに一段落を作れます。
あなたが億万長者で、何か新しい賞のための基金を設けようと考えたとする。どのような人やどのような功績に対して賞を与えたいか。
その理由とともに 70 語程度の英語で述べなさい。
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I would create a prize for people who care for family members at home for many years.
理由をhow/what節で開く
Their work is often unseen, although it changes how safely and happily another person can live.
一つの場面で理由を見せる
The prize would honor what they do each day, such as preparing meals, listening, and helping with hospital visits.
設問への答えを回収する
It would also show society how strongly quiet care supports our communities.
第1段:立場を一文で決める
この問題では、最初の一文で答えを決めると後の文が安定します。目立つ業績ではなく家庭内の長期介護を対象にし、賞金の意味まで説明するという軸を置けば、残りはその理由と場面だけに使えます。導入を長くせず、誰が何をするのかが見える動詞から始めてください。
I would create a prize for people who care for family members at home for many years.
If I were very rich, I would establish an award for long-term family caregivers.
文法ではなく論証の欠陥です。caregiverがなぜ重要なのかが示されず、食事の準備、話し相手、通院の付き添いを毎日続ける介護者にもつながりません。how / what 節で中身を一段開いてください。
what が means の目的語として働きます。賞の意味を説明する文でも it を重ねません。
第2段:理由をhow/what節で開く
prizeという語を別の抽象語で言い換えるだけでは理由になりません。何がわかり、どのように人の行動や考えが変わるのかを節に開きます。ここでは食事の準備、話し相手、通院の付き添いを毎日続ける介護者へ自然につながる内容だけを選びます。
Their work is often unseen, although it changes how safely and happily another person can live.
We often praise public success, but we rarely notice what happens inside a home when someone becomes ill.
Because で始まる部分が独立した断片になっています。内容は目立つ業績ではなく家庭内の長期介護を対象にし、賞金の意味まで説明するに合っていますが、理由を前の文へつなげないと英文として完結しません。
how の後ろは award が主語の平叙文です。can an award という疑問語順を an award can に戻します。
第3段:一つの場面で理由を見せる
具体例は話題の飾りではなく、直前の理由を確かめるために置きます。食事の準備、話し相手、通院の付き添いを毎日続ける介護者まで場面を狭めると、読み手は因果関係を追えます。固有名詞や細部を増やしすぎず、主張に必要な動作を残してください。
The prize would honor what they do each day, such as preparing meals, listening, and helping with hospital visits.
Caregivers learn how to manage medicine, meals, work, and worry every day.
英文自体は正しいものの、この答案では目立つ業績ではなく家庭内の長期介護を対象にし、賞金の意味まで説明するという主張の証拠になりません。具体例は、直前の理由が実際に働く場面でなければなりません。
単数主語 award に三単現の -s がありません。介護者の働きを示す意味は正しいので一致だけを直します。
第4段:設問への答えを回収する
結論は冒頭のコピーではなく、例から何が言えるかを短くまとめます。目立つ業績ではなく家庭内の長期介護を対象にし、賞金の意味まで説明するという答えへ戻れば、約70語でも文章が閉じます。新しい理由をここで始めないことが大切です。
It would also show society how strongly quiet care supports our communities.
My award would give them money for rest as well as public thanks.
直前に候補となる物や行動が複数ある答案で it を続けると、prizeとcaregiverのどちらを指すのか読めません。名詞を一度言い直すだけで解消します。
場面は具体的ですが、それがcaregiverについて何を示すのかが書かれていません。最後の一文で設問の語へ戻り、例の意味を言葉にしてください。
I would create a prize for people who care for family members at home for many years. Their work is often unseen, although it changes how safely and happily another person can live. The prize would honor what they do each day, such as preparing meals, listening, and helping with hospital visits. It would also show society how strongly quiet care supports our communities.
全64語です。設問の「70語程度」に収まる長さです。目立つ業績ではなく家庭内の長期介護を対象にし、賞金の意味まで説明することを最初に決め、食事の準備、話し相手、通院の付き添いを毎日続ける介護者を具体例にしました。how節2個、what節1個で、caregiverの中身を名詞だけに押し込めず説明しています。主張と結論が同じ方向を向き、例の各動作にも役割があります。まずはこの密度を目標にしてください。
If I were very rich, I would establish an award for long-term family caregivers. We often praise public success, but we rarely notice what happens inside a home when someone becomes ill. Caregivers learn how to manage medicine, meals, work, and worry every day. My award would give them money for rest as well as public thanks. It would tell everyone what valuable work care is and how strongly families depend on it.
全73語です。こちらも約70語として無理のない範囲です。標準解とは場面の見せ方と動詞を変え、prizeを別の角度から説明しました。難しい語で短く見せるより、誰が何をしたかを順番に書いています。how節2個、what節2個が自然に理由と例へ入っています。

理由と食事の準備、話し相手、通院の付き添いを毎日続ける介護者は冒頭の立場を支えているのに、最後だけ反対側へ変わっています。反論を加えたのではなく、論の向きが切れてしまっています。
実測22語で、約70語という指定に対して材料が足りません。食事の準備、話し相手、通院の付き添いを毎日続ける介護者と、その場面からわかることを足せば、同じ主張を繰り返さずに必要な長さへ近づけます。

立場を早く示す
最初の一文で目立つ業績ではなく家庭内の長期介護を対象にし、賞金の意味まで説明すると決めます。背景を先に広げないため、残りの語を理由と具体例に使えます。
抽象語を内容へ開く
caregiverのような抽象語を、何をするか・何が必要かまで開けます。目的語を後ろに重ねないようにしてください。
見え方や方法を示す
方法、程度、見え方を一つの節にできます。節の内部は平叙文の語順です。
理由を場面で確かめる
食事の準備、話し相手、通院の付き添いを毎日続ける介護者のように、一人または一場面へ寄せます。例のあとで主張との関係を回収してください。
例の意味を回収する
例が示す意味を言葉にし、caregiverへ戻るための型です。動詞は例の働きに合わせて選べます。
70語を四つの役割に配る
約70語なら、各役割に一〜二文を配ります。この問題では「目立つ業績ではなく家庭内の長期介護を対象にし、賞金の意味まで説明する→食事の準備、話し相手、通院の付き添いを毎日続ける介護者→caregiverの意味」という順です。
| 表現 | 意味 | ひとこと |
|---|---|---|
| create a prize | 賞を新設する | create は制度を新しく作る意味に合います |
| care for | 〜の世話をする | care about は気に掛けるで意味が異なります |
| family member | 家族の一員 | 複数なら family members です |
| unseen | 人目に触れない | 仕事が評価されにくいことを短く示せます |
| honor | たたえる | 動詞として honor people / work と使えます |
| hospital visit | 通院、病院への訪問 | help with hospital visits の形にできます |
| society | 社会 | 社会一般なら無冠詞で使えます |
| community | 地域社会 | 複数の地域なら communities です |
2003年は将来のロボット、2004年は新しい賞と、阪大は想像上の条件から社会的価値を説明させています。受賞者を広く「良い人」とせず、家庭介護という見えにくい働きに絞ると理由が具体的になります。
解説を読んだあとに自分の言葉で書き直すと、力のつき方がまったく違います。Boost アプリでこの問題を開けば、書いた答案をそのまま AI が添削します。
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