約70語で、作品名や筋書きの紹介に偏らず、助けを求める場面と得た教訓を結ぶ答案を作る問題です。差がつくのは、sceneという中心語を繰り返すのではなく、一人で町を救おうとして失敗した主人公が、友人に恐れを話す場面まで場面を狭めることです。標準解では what 節と how 節を合わせて4個使い、抽象的なlessonを、誰が何を知り、どのように行動するかへ開きました。主張、理由、具体例、結論の四つを先に決めれば、語数を水増しせずに一段落を作れます。
Describe one scene in a book, movie, comic or animated cartoon that taught you a valuable lesson about life.
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One scene I remember shows a young hero admitting that he cannot save his town alone.
理由をhow/what節で開く
He finally tells his friends what he fears and asks how they can work together.
一つの場面で理由を見せる
When each friend uses what he or she does best, they solve a problem that none could solve alone.
設問への答えを回収する
The scene taught me how asking for help can be a sign of strength, not weakness.
第1段:立場を一文で決める
この問題では、最初の一文で答えを決めると後の文が安定します。作品名や筋書きの紹介に偏らず、助けを求める場面と得た教訓を結ぶという軸を置けば、残りはその理由と場面だけに使えます。導入を長くせず、誰が何をするのかが見える動詞から始めてください。
One scene I remember shows a young hero admitting that he cannot save his town alone.
In a movie I saw as a child, the main character tries to protect everyone without sharing his fear.
Because で始まる部分が独立した断片になっています。内容は作品名や筋書きの紹介に偏らず、助けを求める場面と得た教訓を結ぶに合っていますが、理由を前の文へつなげないと英文として完結しません。
単数主語 scene と動詞 show の一致だけが誤りです。shows として教訓の内容を保ちます。
第2段:理由をhow/what節で開く
sceneという語を別の抽象語で言い換えるだけでは理由になりません。何がわかり、どのように人の行動や考えが変わるのかを節に開きます。ここでは一人で町を救おうとして失敗した主人公が、友人に恐れを話す場面へ自然につながる内容だけを選びます。
He finally tells his friends what he fears and asks how they can work together.
He fails, returns to his friends, and tells them what went wrong.
文法ではなく論証の欠陥です。lessonがなぜ重要なのかが示されず、一人で町を救おうとして失敗した主人公が、友人に恐れを話す場面にもつながりません。how / what 節で中身を一段開いてください。
what が means の目的語になっています。映画の一場面を指す場合も、it をさらに置くことはできません。
第3段:一つの場面で理由を見せる
具体例は話題の飾りではなく、直前の理由を確かめるために置きます。一人で町を救おうとして失敗した主人公が、友人に恐れを話す場面まで場面を狭めると、読み手は因果関係を追えます。固有名詞や細部を増やしすぎず、主張に必要な動作を残してください。
When each friend uses what he or she does best, they solve a problem that none could solve alone.
They explain how each person can help, and together they save their town.
英文自体は正しいものの、この答案では作品名や筋書きの紹介に偏らず、助けを求める場面と得た教訓を結ぶという主張の証拠になりません。具体例は、直前の理由が実際に働く場面でなければなりません。
how 節は仲間がどう解決するかを述べる部分です。can the friends という直接疑問の語順を戻します。
直前に候補となる物や行動が複数ある答案で it を続けると、sceneとlessonのどちらを指すのか読めません。名詞を一度言い直すだけで解消します。
第4段:設問への答えを回収する
結論は冒頭のコピーではなく、例から何が言えるかを短くまとめます。作品名や筋書きの紹介に偏らず、助けを求める場面と得た教訓を結ぶという答えへ戻れば、約70語でも文章が閉じます。新しい理由をここで始めないことが大切です。
The scene taught me how asking for help can be a sign of strength, not weakness.
What stayed with me was not the victory but the moment he asked for help.
理由と一人で町を救おうとして失敗した主人公が、友人に恐れを話す場面は冒頭の立場を支えているのに、最後だけ反対側へ変わっています。反論を加えたのではなく、論の向きが切れてしまっています。
場面は具体的ですが、それがlessonについて何を示すのかが書かれていません。最後の一文で設問の語へ戻り、例の意味を言葉にしてください。
One scene I remember shows a young hero admitting that he cannot save his town alone. He finally tells his friends what he fears and asks how they can work together. When each friend uses what he or she does best, they solve a problem that none could solve alone. The scene taught me how asking for help can be a sign of strength, not weakness.
全66語です。設問の「70語程度」に収まる長さです。作品名や筋書きの紹介に偏らず、助けを求める場面と得た教訓を結ぶことを最初に決め、一人で町を救おうとして失敗した主人公が、友人に恐れを話す場面を具体例にしました。how節2個、what節2個で、lessonの中身を名詞だけに押し込めず説明しています。主張と結論が同じ方向を向き、例の各動作にも役割があります。まずはこの密度を目標にしてください。
In a movie I saw as a child, the main character tries to protect everyone without sharing his fear. He fails, returns to his friends, and tells them what went wrong. They explain how each person can help, and together they save their town. What stayed with me was not the victory but the moment he asked for help. It taught me that courage includes knowing what we cannot do alone.
全71語です。こちらも約70語として無理のない範囲です。標準解とは場面の見せ方と動詞を変え、sceneを別の角度から説明しました。難しい語で短く見せるより、誰が何をしたかを順番に書いています。how節1個、what節3個が自然に理由と例へ入っています。

実測22語で、約70語という指定に対して材料が足りません。一人で町を救おうとして失敗した主人公が、友人に恐れを話す場面と、その場面からわかることを足せば、同じ主張を繰り返さずに必要な長さへ近づけます。

立場を早く示す
最初の一文で作品名や筋書きの紹介に偏らず、助けを求める場面と得た教訓を結ぶと決めます。背景を先に広げないため、残りの語を理由と具体例に使えます。
抽象語を内容へ開く
lessonのような抽象語を、何をするか・何が必要かまで開けます。目的語を後ろに重ねないようにしてください。
見え方や方法を示す
方法、程度、見え方を一つの節にできます。節の内部は平叙文の語順です。
理由を場面で確かめる
一人で町を救おうとして失敗した主人公が、友人に恐れを話す場面のように、一人または一場面へ寄せます。例のあとで主張との関係を回収してください。
例の意味を回収する
例が示す意味を言葉にし、lessonへ戻るための型です。動詞は例の働きに合わせて選べます。
70語を四つの役割に配る
約70語なら、各役割に一〜二文を配ります。この問題では「作品名や筋書きの紹介に偏らず、助けを求める場面と得た教訓を結ぶ→一人で町を救おうとして失敗した主人公が、友人に恐れを話す場面→lessonの意味」という順です。
| 表現 | 意味 | ひとこと |
|---|---|---|
| scene | 場面 | one scene in a movie のように数えます |
| admit | 認める | admit that S V と内容を続けられます |
| save | 救う | save his town のように目的語を直接取ります |
| fear | 恐れ | 名詞と動詞の両方で使えます |
| work together | 協力する | together は動詞の後ろに置けます |
| solve | 解決する | solve a problem と前置詞なしで続けます |
| sign | しるし | a sign of strength の形です |
| weakness | 弱さ | strength と対にして使います |
2004年の新しい賞は社会への提案ですが、2005年は本・映画などの一場面と人生の教訓を結びます。あらすじ全体を語らず、人物の行動が変わる一瞬を選ぶ点が、阪大の短い条件英作文では重要です。
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