約70語で、同じ奈良でも子どもの見方と現在の見方が変わったことを再訪理由にする答案を作る問題です。差がつくのは、visit againという中心語を繰り返すのではなく、鹿の写真だけを気にした初訪問と、寺の歴史をゆっくり学ぶ再訪を対比するまで場面を狭めることです。標準解では what 節と how 節を合わせて5個使い、抽象的なhistoryを、誰が何を知り、どのように行動するかへ開きました。主張、理由、具体例、結論の四つを先に決めれば、語数を水増しせずに一段落を作れます。
あなたが今までに行ったことのある観光地で、もう一度行ってみたいところはどこですか。
その理由とともに、70 語程度の英語で述べなさい。
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アプリでこの問題を解く 無料で1日2回まで添削できます立場を一文で決める
I would like to visit Nara again because I did not understand how rich its history was on my first trip.
理由をhow/what節で開く
As a child, I cared mostly about what the deer were doing and how many pictures I could take.
一つの場面で理由を見せる
Now I want to walk through the old temples slowly and learn what each building meant to people of its time.
設問への答えを回収する
Returning as an older visitor would let me discover how the same place can tell a different story.
第1段:立場を一文で決める
この問題では、最初の一文で答えを決めると後の文が安定します。同じ奈良でも子どもの見方と現在の見方が変わったことを再訪理由にするという軸を置けば、残りはその理由と場面だけに使えます。導入を長くせず、誰が何をするのかが見える動詞から始めてください。
I would like to visit Nara again because I did not understand how rich its history was on my first trip.
The tourist place I want to see again is Nara.
Because で始まる部分が独立した断片になっています。内容は同じ奈良でも子どもの見方と現在の見方が変わったことを再訪理由にするに合っていますが、理由を前の文へつなげないと英文として完結しません。
文法ではなく論証の欠陥です。historyがなぜ重要なのかが示されず、鹿の写真だけを気にした初訪問と、寺の歴史をゆっくり学ぶ再訪を対比するにもつながりません。how / what 節で中身を一段開いてください。
第2段:理由をhow/what節で開く
visit againという語を別の抽象語で言い換えるだけでは理由になりません。何がわかり、どのように人の行動や考えが変わるのかを節に開きます。ここでは鹿の写真だけを気にした初訪問と、寺の歴史をゆっくり学ぶ再訪を対比するへ自然につながる内容だけを選びます。
As a child, I cared mostly about what the deer were doing and how many pictures I could take.
When I went there in elementary school, I remember how excited I was to feed the deer, but I knew little about what I was seeing.
what が means の目的語です。二語の表現を引用する場合でも it を後置しません。
直前に候補となる物や行動が複数ある答案で it を続けると、visit againとhistoryのどちらを指すのか読めません。名詞を一度言い直すだけで解消します。
第3段:一つの場面で理由を見せる
具体例は話題の飾りではなく、直前の理由を確かめるために置きます。鹿の写真だけを気にした初訪問と、寺の歴史をゆっくり学ぶ再訪を対比するまで場面を狭めると、読み手は因果関係を追えます。固有名詞や細部を増やしすぎず、主張に必要な動作を残してください。
Now I want to walk through the old temples slowly and learn what each building meant to people of its time.
Since then, I have studied Japanese history and learned how the temples were connected with earlier society.
英文自体は正しいものの、この答案では同じ奈良でも子どもの見方と現在の見方が変わったことを再訪理由にするという主張の証拠になりません。具体例は、直前の理由が実際に働く場面でなければなりません。
場面は具体的ですが、それがhistoryについて何を示すのかが書かれていません。最後の一文で設問の語へ戻り、例の意味を言葉にしてください。
第4段:設問への答えを回収する
結論は冒頭のコピーではなく、例から何が言えるかを短くまとめます。同じ奈良でも子どもの見方と現在の見方が変わったことを再訪理由にするという答えへ戻れば、約70語でも文章が閉じます。新しい理由をここで始めないことが大切です。
Returning as an older visitor would let me discover how the same place can tell a different story.
On a second visit, I would take time to read the signs, look at the buildings, and compare what I notice now with my childhood memory.
shows の後ろは年長の訪問者にどう見えるかという内容です。can an older visitor の倒置を戻します。
主語 visit は単数なので shows が必要です。初回との対比には別の欠陥を混ぜていません。
I would like to visit Nara again because I did not understand how rich its history was on my first trip. As a child, I cared mostly about what the deer were doing and how many pictures I could take. Now I want to walk through the old temples slowly and learn what each building meant to people of its time. Returning as an older visitor would let me discover how the same place can tell a different story.
全79語です。設問の「70語程度」に収まる長さです。同じ奈良でも子どもの見方と現在の見方が変わったことを再訪理由にすることを最初に決め、鹿の写真だけを気にした初訪問と、寺の歴史をゆっくり学ぶ再訪を対比するを具体例にしました。how節3個、what節2個で、historyの中身を名詞だけに押し込めず説明しています。主張と結論が同じ方向を向き、例の各動作にも役割があります。まずはこの密度を目標にしてください。
The tourist place I want to see again is Nara. When I went there in elementary school, I remember how excited I was to feed the deer, but I knew little about what I was seeing. Since then, I have studied Japanese history and learned how the temples were connected with earlier society. On a second visit, I would take time to read the signs, look at the buildings, and compare what I notice now with my childhood memory.
全79語です。こちらも約70語として無理のない範囲です。標準解とは場面の見せ方と動詞を変え、visit againを別の角度から説明しました。難しい語で短く見せるより、誰が何をしたかを順番に書いています。how節2個、what節2個が自然に理由と例へ入っています。

理由と鹿の写真だけを気にした初訪問と、寺の歴史をゆっくり学ぶ再訪を対比するは冒頭の立場を支えているのに、最後だけ反対側へ変わっています。反論を加えたのではなく、論の向きが切れてしまっています。
実測22語で、約70語という指定に対して材料が足りません。鹿の写真だけを気にした初訪問と、寺の歴史をゆっくり学ぶ再訪を対比すると、その場面からわかることを足せば、同じ主張を繰り返さずに必要な長さへ近づけます。

立場を早く示す
最初の一文で同じ奈良でも子どもの見方と現在の見方が変わったことを再訪理由にすると決めます。背景を先に広げないため、残りの語を理由と具体例に使えます。
抽象語を内容へ開く
historyのような抽象語を、何をするか・何が必要かまで開けます。目的語を後ろに重ねないようにしてください。
見え方や方法を示す
方法、程度、見え方を一つの節にできます。節の内部は平叙文の語順です。
理由を場面で確かめる
鹿の写真だけを気にした初訪問と、寺の歴史をゆっくり学ぶ再訪を対比するのように、一人または一場面へ寄せます。例のあとで主張との関係を回収してください。
例の意味を回収する
例が示す意味を言葉にし、historyへ戻るための型です。動詞は例の働きに合わせて選べます。
70語を四つの役割に配る
約70語なら、各役割に一〜二文を配ります。この問題では「同じ奈良でも子どもの見方と現在の見方が変わったことを再訪理由にする→鹿の写真だけを気にした初訪問と、寺の歴史をゆっくり学ぶ再訪を対比する→historyの意味」という順です。
| 表現 | 意味 | ひとこと |
|---|---|---|
| visit again | もう一度訪れる | return to Nara とも言えます |
| history | 歴史 | how rich its history was と程度を開けます |
| first trip | 最初の旅行 | on my first trip と前置詞 on を使います |
| care about | 〜を気にする | 後ろに名詞または what 節を置きます |
| temple | 寺 | 建物として数えるので複数なら temples です |
| mean to | 〜にとって意味がある | what it meant to people の形にします |
| visitor | 訪問者 | older visitor は年齢を重ねた再訪者を表せます |
| discover | 気づく、発見する | discover how S V と内容を続けられます |
2006年は贈り物の記憶、2007年は観光地の再訪と、阪大は個人的経験を理由まで含めて約70語にまとめさせています。場所の一般的な魅力だけでなく、初回に何を見落とし、今なら何を見たいかを書くと固有性が出ます。
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