約70語で、親の悪い背中を「責任転嫁」に絞り、約束を破った具体例と子への影響をつなぐ答案を作る問題です。差がつくのは、blameという中心語を繰り返すのではなく、約束を破った父親が仕事のせいにし、子どもが謝らない態度を学ぶ場面まで場面を狭めることです。標準解では what 節と how 節を合わせて4個使い、抽象的なresponsibilityを、誰が何を知り、どのように行動するかへ開きました。主張、理由、具体例、結論の四つを先に決めれば、語数を水増しせずに一段落を作れます。
「子供は親の背中を見て育つ」という言葉があります。それでは、親というものは子供にどのような「背中」を見せるべきではないと思いますか。また、それはなぜですか。
具体的な例をあげながら 70 語程度の英語で説明しなさい。
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Parents should not show children how to blame others for their own mistakes.
理由をhow/what節で開く
Children learn what adults do more deeply than what adults merely tell them.
一つの場面で理由を見せる
If a father breaks a promise and says that work made him do it, his child may learn to avoid saying sorry. They may copy what they see.
設問への答えを回収する
By admitting mistakes, parents can instead show how honest people repair trust.
第1段:立場を一文で決める
この問題では、最初の一文で答えを決めると後の文が安定します。親の悪い背中を「責任転嫁」に絞り、約束を破った具体例と子への影響をつなぐという軸を置けば、残りはその理由と場面だけに使えます。導入を長くせず、誰が何をするのかが見える動詞から始めてください。
Parents should not show children how to blame others for their own mistakes.
I do not think parents should let children see them hiding mistakes.
文法ではなく論証の欠陥です。responsibilityがなぜ重要なのかが示されず、約束を破った父親が仕事のせいにし、子どもが謝らない態度を学ぶ場面にもつながりません。how / what 節で中身を一段開いてください。
Because で始まる部分が独立した断片になっています。内容は親の悪い背中を「責任転嫁」に絞り、約束を破った具体例と子への影響をつなぐに合っていますが、理由を前の文へつなげないと英文として完結しません。
第2段:理由をhow/what節で開く
blameという語を別の抽象語で言い換えるだけでは理由になりません。何がわかり、どのように人の行動や考えが変わるのかを節に開きます。ここでは約束を破った父親が仕事のせいにし、子どもが謝らない態度を学ぶ場面へ自然につながる内容だけを選びます。
Children learn what adults do more deeply than what adults merely tell them.
Children watch how their parents act when something goes wrong and learn what responsibility looks like from those moments.
what が means の中身をすでに表しています。責任転嫁の語を説明する文でも、末尾の it は余分です。
第3段:一つの場面で理由を見せる
具体例は話題の飾りではなく、直前の理由を確かめるために置きます。約束を破った父親が仕事のせいにし、子どもが謝らない態度を学ぶ場面まで場面を狭めると、読み手は因果関係を追えます。固有名詞や細部を増やしすぎず、主張に必要な動作を残してください。
If a father breaks a promise and says that work made him do it, his child may learn to avoid saying sorry. They may copy what they see.
For example, if a mother damages a neighbor's bicycle but says nothing, her child may copy that choice.
英文自体は正しいものの、この答案では親の悪い背中を「責任転嫁」に絞り、約束を破った具体例と子への影響をつなぐという主張の証拠になりません。具体例は、直前の理由が実際に働く場面でなければなりません。
単数の excuse に動詞原形 show を置いた主述不一致だけが欠陥です。三単現の -s を付けます。
直前に候補となる物や行動が複数ある答案で it を続けると、blameとresponsibilityのどちらを指すのか読めません。名詞を一度言い直すだけで解消します。
第4段:設問への答えを回収する
結論は冒頭のコピーではなく、例から何が言えるかを短くまとめます。親の悪い背中を「責任転嫁」に絞り、約束を破った具体例と子への影響をつなぐという答えへ戻れば、約70語でも文章が閉じます。新しい理由をここで始めないことが大切です。
By admitting mistakes, parents can instead show how honest people repair trust.
A parent who apologizes and pays for the repair shows what it means to take responsibility, which is a far better lesson.
shows の後ろは親がどう過ちを認めるかという内容です。can parents を parents can に直せば骨組みが整います。
場面は具体的ですが、それがresponsibilityについて何を示すのかが書かれていません。最後の一文で設問の語へ戻り、例の意味を言葉にしてください。
Parents should not show children how to blame others for their own mistakes. Children learn what adults do more deeply than what adults merely tell them. If a father breaks a promise and says that work made him do it, his child may learn to avoid saying sorry. They may copy what they see. By admitting mistakes, parents can instead show how honest people repair trust.
全66語です。設問の「70語程度」に収まる長さです。親の悪い背中を「責任転嫁」に絞り、約束を破った具体例と子への影響をつなぐことを最初に決め、約束を破った父親が仕事のせいにし、子どもが謝らない態度を学ぶ場面を具体例にしました。how節2個、what節3個で、responsibilityの中身を名詞だけに押し込めず説明しています。主張と結論が同じ方向を向き、例の各動作にも役割があります。まずはこの密度を目標にしてください。
I do not think parents should let children see them hiding mistakes. Children watch how their parents act when something goes wrong and learn what responsibility looks like in those moments. For example, if a mother damages a neighbor's bicycle but says nothing, her child may copy that choice. A parent who apologizes and pays for the repair shows what it means to take responsibility, which is a far better lesson.
全71語です。こちらも約70語として無理のない範囲です。標準解とは場面の見せ方と動詞を変え、blameを別の角度から説明しました。難しい語で短く見せるより、誰が何をしたかを順番に書いています。how節1個、what節2個が自然に理由と例へ入っています。

理由と約束を破った父親が仕事のせいにし、子どもが謝らない態度を学ぶ場面は冒頭の立場を支えているのに、最後だけ反対側へ変わっています。反論を加えたのではなく、論の向きが切れてしまっています。
実測21語で、約70語という指定に対して材料が足りません。約束を破った父親が仕事のせいにし、子どもが謝らない態度を学ぶ場面と、その場面からわかることを足せば、同じ主張を繰り返さずに必要な長さへ近づけます。

立場を早く示す
最初の一文で親の悪い背中を「責任転嫁」に絞り、約束を破った具体例と子への影響をつなぐと決めます。背景を先に広げないため、残りの語を理由と具体例に使えます。
抽象語を内容へ開く
responsibilityのような抽象語を、何をするか・何が必要かまで開けます。目的語を後ろに重ねないようにしてください。
見え方や方法を示す
方法、程度、見え方を一つの節にできます。節の内部は平叙文の語順です。
理由を場面で確かめる
約束を破った父親が仕事のせいにし、子どもが謝らない態度を学ぶ場面のように、一人または一場面へ寄せます。例のあとで主張との関係を回収してください。
例の意味を回収する
例が示す意味を言葉にし、responsibilityへ戻るための型です。動詞は例の働きに合わせて選べます。
70語を四つの役割に配る
約70語なら、各役割に一〜二文を配ります。この問題では「親の悪い背中を「責任転嫁」に絞り、約束を破った具体例と子への影響をつなぐ→約束を破った父親が仕事のせいにし、子どもが謝らない態度を学ぶ場面→responsibilityの意味」という順です。
| 表現 | 意味 | ひとこと |
|---|---|---|
| blame A for B | AをBのことで責める | blame B on A との語順の違いに注意します |
| mistake | 間違い | make a mistake の形で使います |
| promise | 約束 | break a promise で約束を破るです |
| avoid doing | 〜するのを避ける | avoid to do とはしません |
| admit | 認める | admit a mistake / admit that S V と続けます |
| honest | 正直な | 人や行動を表し、honestly は副詞です |
| repair trust | 信頼を修復する | 物の repair だけでなく信頼の回復にも使えます |
| responsibility | 責任 | take responsibility で責任を引き受けるです |
2009年の日本紹介よりも、2010年は設問が理由と具体例を明示的に求めています。2011年の文化語説明にも通じますが、この年は親の行動、子どもの模倣、望ましい代案まで一本の因果で結ぶ必要があります。
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