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大阪大学 2014年度 前期日程 · 英語

全学部 条件英作文
解答と解説

「理解されないと感じた時の対話」を扱う条件英作文です。差がつくのは、どんな時かを when 節で一場面に絞ること、相手が最後まで聞かないという原因を示すこと、そして対処を ask→explain→listen の順に置くことです。日本語の抽象名詞を英単語一語に置き換えるだけでは、因果や対比が見えなくなります。how節・what節に開き、誰がどう感じるのか、何が何を生むのかを明示します。各文の時制と主語をそろえ、原文にある強弱も落とさない答案を目指してください。

難易度 ★★★★★ 目安 21分 条件英作文 テーマ 理解されないと感じた時の対話
1

問題

全学部 次の条件に従って英文を書きなさい。

「他人は自分のことをわかってくれない」と思うのはどんな時ですか。またそんな時に、あなたはどう対処しますか。また、それはなぜですか。

70 語程度の英文で説明しなさい。
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この問題で見られている力

  • どんな時かを when 節で一場面に絞る
  • 相手が最後まで聞かないという原因を示す
  • 対処を ask→explain→listen の順に置く
  • what they understood で相手の理解を確認する
  • how I reached my view で考えの過程を説明する
  • 具体例を一つ使うと明記する
2

答案の組み立て

第1段

理解されないと感じる場面を示す

I feel that others do not understand me when they decide what I think before they listen to my whole story.

第2段

その時に取る行動を述べる

At such a time, I first ask what they understood and then explain how I reached my view.

第3段

具体的な伝え方を加える

I use one clear example and also listen to what they want to say.

第4段

なぜその対処を選ぶかで結ぶ

This works because both sides can find out how the misunderstanding began instead of blaming each other.

第 1 文

第1段:理解されないと感じる場面を示す

つまずきやすいところ
  • ここが山場です。どんな時かを when 節で一場面に絞る
  • 相手が最後まで聞かないという原因を示す
  • 対処を ask→explain→listen の順に置く
  • what they understood で相手の理解を確認する
  • how I reached my view で考えの過程を説明する
発想の切り替え

この部分では「理解されないと感じた時の対話」のうち、どんな時かを when 節で一場面に絞ることが中心です。日本語の語順を保とうとせず、まず誰が何をするかを決めます。その後、名詞のかたまりを what または how の節に開き、前後との因果・対比を接続語で結んでください。難しい一語を探すより、意味を二つの短い要素に分けるほうが安定します。

訳例
標準

I feel that others do not understand me when they decide what I think before they listen to my whole story.

別解

I feel misunderstood when a friend gives me advice before hearing what has happened.

この文でやりやすい誤り

「a misunderstanding between friends」を主語にした節で動詞の数を誤る

減点 中
This passage shows us how a misunderstanding between friends affect people.
This passage shows us how a misunderstanding between friends affects people.

how 節の主語と動詞が一致していません。この問題では「どんな時かを when 節で一場面に絞る」点が問われており、主語の単数・複数を確かめて動詞だけを直すと、その関係を正確に示せます。

「a misunderstanding between friendsがどう働くか」を疑問文語順にする

減点 大
We can understand how does a misunderstanding between friends work in this passage.
We can understand how a misunderstanding between friends works in this passage.

understand の目的語になる how 節では、do や does を前に出しません。「相手が最後まで聞かないという原因を示す」点を守るためにも、how の後ろを普通の文の語順にしてください。

この文の言いかえ
誤解する
misunderstandこの問題の「誤解する」に最も合う、平易で安全な形です。前後の主語と時制も一緒に確認してください。
understand wrongly「misunderstand」が出ないときに使える、意味をほどいた平易な言いかえです。文の形に合わせてください。
misunderstandly語尾を足しただけの不自然な形です。この選択肢は使わないでください。
全体の
wholeこの問題の「全体の」に最も合う、平易で安全な形です。前後の主語と時制も一緒に確認してください。
complete「whole」が出ないときに使える、意味をほどいた平易な言いかえです。文の形に合わせてください。
wholely語尾を足しただけの不自然な形です。この選択肢は使わないでください。
第 2 文

第2段:その時に取る行動を述べる

つまずきやすいところ
  • ここが山場です。相手が最後まで聞かないという原因を示す
  • 対処を ask→explain→listen の順に置く
  • what they understood で相手の理解を確認する
  • how I reached my view で考えの過程を説明する
  • 具体例を一つ使うと明記する
発想の切り替え

この部分では「理解されないと感じた時の対話」のうち、相手が最後まで聞かないという原因を示すことが中心です。日本語の語順を保とうとせず、まず誰が何をするかを決めます。その後、名詞のかたまりを what または how の節に開き、前後との因果・対比を接続語で結んでください。難しい一語を探すより、意味を二つの短い要素に分けるほうが安定します。

訳例
標準

At such a time, I first ask what they understood and then explain how I reached my view.

別解

I do not end the talk.

この文でやりやすい誤り

「a misunderstanding between friendsの意味」を explain 人 物 で書く

減点 中
The writer explains us what a misunderstanding between friends means.
The writer explains to us what a misunderstanding between friends means.

explain は explain 人 物 の形を取りません。この問題の「対処を ask→explain→listen の順に置く」点を説明するときも、人の前に to を置けば正しい骨格になります。

「a misunderstanding between friendsの重要点」で can to see と書く

減点 大
We can to see what is important about a misunderstanding between friends.
We can see what is important about a misunderstanding between friends.

助動詞 can の直後は動詞の原形です。余分な to だけを除けば、「what they understood で相手の理解を確認する」点を what 節で正しく示せます。

「a misunderstanding between friends」の因果を because と so で二重に結ぶ

減点 中
Because a misunderstanding between friends matters here, so the writer explains the topic carefully.
Because a misunderstanding between friends matters here, the writer explains the topic carefully.

because で理由を始めたら、主節の前に so は置きません。「how I reached my view で考えの過程を説明する」という因果を見せる語は一つに絞ってください。

この文の言いかえ
考えに至る
reach a viewこの問題の「考えに至る」に最も合う、平易で安全な形です。前後の主語と時制も一緒に確認してください。
come to an opinion「reach a view」が出ないときに使える、意味をほどいた平易な言いかえです。文の形に合わせてください。
reach a viewly語尾を足しただけの不自然な形です。この選択肢は使わないでください。
第 3 文

第3段:具体的な伝え方を加える

つまずきやすいところ
  • ここが山場です。対処を ask→explain→listen の順に置く
  • what they understood で相手の理解を確認する
  • how I reached my view で考えの過程を説明する
  • 具体例を一つ使うと明記する
  • 相手の話も聞くことで一方的な説教を避ける
発想の切り替え

この部分では「理解されないと感じた時の対話」のうち、対処を ask→explain→listen の順に置くことが中心です。日本語の語順を保とうとせず、まず誰が何をするかを決めます。その後、名詞のかたまりを what または how の節に開き、前後との因果・対比を接続語で結んでください。難しい一語を探すより、意味を二つの短い要素に分けるほうが安定します。

訳例
標準

I use one clear example and also listen to what they want to say.

別解

Instead, I ask how my friend understood my words and explain what I meant with one example.

この文でやりやすい誤り

「a misunderstanding between friends」の対比を although と but で重ねる

減点 中
Although a misunderstanding between friends seems simple, but the topic has a deeper meaning.
Although a misunderstanding between friends seems simple, the topic has a deeper meaning.

although と but を同じ一文で重ねると接続語が二つになります。「具体例を一つ使うと明記する」点を明確にするため、although だけで対比を作ると読みやすくなります。

「a misunderstanding between friends」についての information を複数扱いする

減点 小〜中
The information about a misunderstanding between friends are important here.
The information about a misunderstanding between friends is important here.

information は数えない名詞なので単数扱いです。この題では「相手の話も聞くことで一方的な説教を避ける」点を述べるため、are だけを is に直してください。

「〜を聞く」を can の後ろで動名詞にする

減点 中
We can understanding how a misunderstanding between friends is presented.
We can understand how a misunderstanding between friends is presented.

can の後ろに understanding は置けません。動詞の原形 understand に直せば、「理解されないと感じた時の対話」の示され方を how 節で受ける自然な英文になります。

この文の言いかえ
〜を聞く
listen toこの問題の「〜を聞く」に最も合う、平易で安全な形です。前後の主語と時制も一緒に確認してください。
pay attention to「listen to」が出ないときに使える、意味をほどいた平易な言いかえです。文の形に合わせてください。
listen toly語尾を足しただけの不自然な形です。この選択肢は使わないでください。
説明する
explainこの問題の「説明する」に最も合う、平易で安全な形です。前後の主語と時制も一緒に確認してください。
make clear「explain」が出ないときに使える、意味をほどいた平易な言いかえです。文の形に合わせてください。
explainly語尾を足しただけの不自然な形です。この選択肢は使わないでください。
第 4 文

第4段:なぜその対処を選ぶかで結ぶ

つまずきやすいところ
  • ここが山場です。what they understood で相手の理解を確認する
  • how I reached my view で考えの過程を説明する
  • 具体例を一つ使うと明記する
  • 相手の話も聞くことで一方的な説教を避ける
  • 理由を誤解の出発点が見つかるからと結ぶ
発想の切り替え

この部分では「理解されないと感じた時の対話」のうち、what they understood で相手の理解を確認することが中心です。日本語の語順を保とうとせず、まず誰が何をするかを決めます。その後、名詞のかたまりを what または how の節に開き、前後との因果・対比を接続語で結んでください。難しい一語を探すより、意味を二つの短い要素に分けるほうが安定します。

訳例
標準

This works because both sides can find out how the misunderstanding began instead of blaming each other.

別解

I also listen to the friend’s concern.

この文でやりやすい誤り

「a misunderstanding between friendsが見方を変える仕組み」を discuss about で始める

減点 小〜中
The passage discusses about how a misunderstanding between friends changes our view.
The passage discusses how a misunderstanding between friends changes our view.

discuss は目的語を直接取るため about は不要です。「理由を誤解の出発点が見つかるからと結ぶ」点を how 節で受け、余分な前置詞だけを除きます。

「誤解する」の影響を make 人 to V で書く

減点 大
A misunderstanding between friends makes people to think about what matters.
A misunderstanding between friends makes people think about what matters.

使役の make の後ろは「人+動詞の原形」です。to だけを除けば、「理解されないと感じた時の対話」が人に考えさせるという今回の意味が正確になります。

この文の言いかえ
責める
blameこの問題の「責める」に最も合う、平易で安全な形です。前後の主語と時制も一緒に確認してください。
say that it is someone’s fault「blame」が出ないときに使える、意味をほどいた平易な言いかえです。文の形に合わせてください。
blamely語尾を足しただけの不自然な形です。この選択肢は使わないでください。
互いに
each otherこの問題の「互いに」に最も合う、平易で安全な形です。前後の主語と時制も一緒に確認してください。
one another「each other」が出ないときに使える、意味をほどいた平易な言いかえです。文の形に合わせてください。
each otherly語尾を足しただけの不自然な形です。この選択肢は使わないでください。
直す
correctこの問題の「直す」に最も合う、平易で安全な形です。前後の主語と時制も一緒に確認してください。
put right「correct」が出ないときに使える、意味をほどいた平易な言いかえです。文の形に合わせてください。
correctly語尾を足しただけの不自然な形です。この選択肢は使わないでください。
3

模範解答

標準解

まずここを目標にhow節 ×2 / what節 ×370語

I feel that others do not understand me when they decide what I think before they listen to my whole story. At such a time, I first ask what they understood and then explain how I reached my view. I use one clear example and also listen to what they want to say. This works because both sides can find out how the misunderstanding began instead of blaming each other.

標準解は全70語で、指定の「70語程度」を満たしています。標準解は全70語です。how節2個、what節3個を実測しました。「理解されないと感じた時の対話」という抽象的な内容を、誰が何を感じ、何がどう働くかまで節で説明しています。原文の対比・因果・時制を落とさず、使う語は高校範囲に抑えました。長い日本語を一度に訳さず、各文の主語と動詞を決めてから接続関係を戻す順番を、まずはここを目標にしてください。

説明を足した解

書けなかったときの逃げ道how節 ×1 / what節 ×269語

I feel misunderstood when a friend gives me advice before hearing what has happened. I do not end the talk. Instead, I ask how my friend understood my words and explain what I meant with one example. I also listen to the friend’s concern. This is helpful because we can discover where our views became different and can correct the problem together without turning the talk into a fight.

説明を足した解は全69語で、指定の「70語程度」を満たしています。説明を足した解は全69語です。how節1個、what節2個です。標準解と同じ内容を別の骨格で表し、「理解されないと感じた時の対話」の中心がどこにあるかを読み手に見えるようにしました。一語の訳語が思い出せないときでも、平易な動詞の後ろに節を置けば意味を守れます。表現の格好よさより、原文の各要素が答案のどこにあるかを一文ずつ照合してください。

6

他の問題にも使える形

学習のコツを紹介する Boost のキャラクター Boo
what S V最重要

名詞を内容のある節に開く

抽象名詞を一語で探すより、何を指すのかを主語と動詞で示すと、この問題の論理が読み手に伝わります。「理解されないと感じた時の対話」を扱う今回も、語句より関係を先に決めるのがコツです。

I feel that others do not understand me when they decide what I think before they listen to my whole story.
Practice shows us how we learn and what we still need to improve in a different situation.
how S V最重要

状態や方法を節で示す

「あり方」「程度」「仕組み」を how 節にすると、難しい名詞を使わずに意味を正確に置けます。「理解されないと感じた時の対話」を扱う今回も、語句より関係を先に決めるのがコツです。

At such a time, I first ask what they understood and then explain how I reached my view.
Practice shows us how we learn and what we still need to improve in a different situation.
because S V最重要

理由を結果につなぐ

この題材では出来事を並べるだけでなく、なぜその結果になるのかを接続詞で見せる必要があります。「理解されないと感じた時の対話」を扱う今回も、語句より関係を先に決めるのがコツです。

I use one clear example and also listen to what they want to say.
Practice shows us how we learn and what we still need to improve in a different situation.
not only A but also Bよく使う

二つの面を対応させる

対比される二項を同じ文法の形にそろえると、長い日本語でも関係が崩れません。「理解されないと感じた時の対話」を扱う今回も、語句より関係を先に決めるのがコツです。

This works because both sides can find out how the misunderstanding began instead of blaming each other.
Practice shows us how we learn and what we still need to improve in a different situation.
when / if S Vよく使う

場面や条件を先に置く

具体的な場面を節で示してから主文へ進むと、一般論と例のつながりが明確になります。「理解されないと感じた時の対話」を扱う今回も、語句より関係を先に決めるのがコツです。

I feel that others do not understand me when they decide what I think before they listen to my whole story.
Practice shows us how we learn and what we still need to improve in a different situation.
S + plain verb + what/how節よく使う

平易な動詞で説明する

show、see、know、understand のような高校語の後ろに節を置けば、難語に頼らず答案を組み立てられます。「理解されないと感じた時の対話」を扱う今回も、語句より関係を先に決めるのがコツです。

At such a time, I first ask what they understood and then explain how I reached my view.
Practice shows us how we learn and what we still need to improve in a different situation.
7

この問題の語彙

表現意味ひとこと
misunderstand誤解する今回の「理解されないと感じた時の対話」では misunderstand をこの意味で使います。前置詞・単複・語形を丸ごと確認し、単語だけを孤立して覚えないでください。
listen to〜を聞く今回の「理解されないと感じた時の対話」では listen to をこの意味で使います。前置詞・単複・語形を丸ごと確認し、単語だけを孤立して覚えないでください。
whole全体の今回の「理解されないと感じた時の対話」では whole をこの意味で使います。前置詞・単複・語形を丸ごと確認し、単語だけを孤立して覚えないでください。
reach a view考えに至る今回の「理解されないと感じた時の対話」では reach a view をこの意味で使います。前置詞・単複・語形を丸ごと確認し、単語だけを孤立して覚えないでください。
explain説明する今回の「理解されないと感じた時の対話」では explain をこの意味で使います。前置詞・単複・語形を丸ごと確認し、単語だけを孤立して覚えないでください。
blame責める今回の「理解されないと感じた時の対話」では blame をこの意味で使います。前置詞・単複・語形を丸ごと確認し、単語だけを孤立して覚えないでください。
each other互いに今回の「理解されないと感じた時の対話」では each other をこの意味で使います。前置詞・単複・語形を丸ごと確認し、単語だけを孤立して覚えないでください。
correct直す今回の「理解されないと感じた時の対話」では correct をこの意味で使います。前置詞・単複・語形を丸ごと確認し、単語だけを孤立して覚えないでください。
8

出題の傾向

阪大全学部の条件英作文では、問いの各要素を落とさず70語程度にまとめる力が必要です。2014年は「どんな時」「どう対処するか」「なぜか」の三点、2015年は将来の問題・例・対処が指定されました。設問の疑問をそのまま段落の役割に変えると、答え漏れを防げます。

学習の成果を喜ぶ Boost のキャラクター Boo

この問題を解いて添削してもらう

解説を読んだあとに自分の言葉で書き直すと、力のつき方がまったく違います。Boost アプリでこの問題を開けば、書いた答案をそのまま AI が添削します。

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