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大阪大学 2014年度 前期日程 · 英語

文学部 和文英訳
解答と解説

「書く前・話す前に考えを組み立てる方法」を扱う和文英訳です。差がつくのは、文章では多方面からメモを取り、会話では質問と確認を重ねるという対応関係を保ちながら、考えが深まりまとまっていく過程を自然な英語にすることです。日本語の抽象名詞を英単語一語に置き換えるだけでは、原文の因果や対比が見えなくなります。そこで、how節・what節を使い、誰が何を感じ、何がどのように変わるのかを具体的にします。標準解では平易な語を選び、原文の限定・推量・時制も残しました。各segmentで日本語と英語を対応させ、最後に訳し落としがないかを一文ずつ確かめてください。

難易度 ★★★★ 目安 28分 和文英訳 テーマ 書く前・話す前に考えを組み立てる方法
1

問題

文学部 次の日本文を英訳しなさい。

文章を書く場合,多くの人がメモをとるだろう。何も考えずに書き出すと,よほど書き慣れた人でないかぎり,考えが深まらなかったり,まとまらなかったりするのは目に見えている。考えるべき問題について,多方面からメモをとっておく必要がある。それと同じように,会話する場合も自分の主張を本格的に語る前に,人に質問をしたり,出来事を確認したりする。つまり探りを入れながら,だんだんと自分の意見をまとめていくわけだ。

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この問題で見られている力

  • 「多くの人が〜だろう」を many of us probably で弱く述べる
  • よほど書き慣れた人でないかぎりを unless で組む
  • neither A nor B で深まらない・まとまらないを並べる
  • 多方面からを from many sides とする
  • 文章と会話の対応を In the same way で示す
  • 探りを入れる過程を質問・確認という具体動作で表す
2

文ごとの解説

第 1 文

文章を書く場合,多くの人がメモをとるだろう。

つまずきやすいところ
  • ここが山場です。「多くの人が〜だろう」を many of us probably で弱く述べる。この文の意味と英語の主語・動詞が対応しているか確認します
  • よほど書き慣れた人でないかぎりを unless で組む。この文の意味と英語の主語・動詞が対応しているか確認します
  • neither A nor B で深まらない・まとまらないを並べる。この文の意味と英語の主語・動詞が対応しているか確認します
  • 多方面からを from many sides とする。この文の意味と英語の主語・動詞が対応しているか確認します
  • 文章と会話の対応を In the same way で示す。この文の意味と英語の主語・動詞が対応しているか確認します
発想の切り替え

この部分では「書く前・話す前に考えを組み立てる方法」の流れのうち、「多くの人が〜だろう」を many of us probably で弱く述べることが中心です。日本語の名詞を一語ずつ置き換えるのでなく、まず誰が何をするのかを決め、よほど書き慣れた人でないかぎりを unless で組む形へ組み直します。さらに、neither A nor B で深まらない・まとまらないを並べる点も落とさないでください。標準解と別解の主語や接続語を比べると、同じ内容でも二通りの安全な組み方が見えてきます。

訳例
標準

When we write something, many of us probably take notes.

別解

Many people make notes before they write.

この文でやりやすい誤り

「多くの人が」を almost people とする

減点 大
Almost people take notes before writing.
Most people take notes before writing.

この英文では「「多くの人が」を almost people とする」という一つの欠陥が実際に現れています。そのままだと、この問題で必要な「「多くの人が〜だろう」を many of us probably で弱く述べる」という関係が崩れるか、原文より意味が強く・狭くなります。修正例では狙い以外の語順や時制は動かさず、この一点だけを直しています。答案では修正後の形を声に出して、主語から動詞、節の終わりまで確認してください。

この文の言いかえ
メモを取る
take notesこの問題の「メモを取る」に合う基本形です。note はこの形では複数形にするのが普通です
make notestake notesがすぐに出ないとき、意味をほどいて書ける言いかえです。原文の強さと時制は保ってください。
the take notes thing日本語の「メモを取る」に thing を機械的に足しただけで、意味の関係が伝わりません。この形は使わないでください。
第 2 文

何も考えずに書き出すと,よほど書き慣れた人でないかぎり,考えが深まらなかったり,まとまらなかったりするのは目に見えている。

つまずきやすいところ
  • ここが山場です。よほど書き慣れた人でないかぎりを unless で組む。この文の意味と英語の主語・動詞が対応しているか確認します
  • neither A nor B で深まらない・まとまらないを並べる。この文の意味と英語の主語・動詞が対応しているか確認します
  • 多方面からを from many sides とする。この文の意味と英語の主語・動詞が対応しているか確認します
  • 文章と会話の対応を In the same way で示す。この文の意味と英語の主語・動詞が対応しているか確認します
  • 探りを入れる過程を質問・確認という具体動作で表す。この文の意味と英語の主語・動詞が対応しているか確認します
発想の切り替え

この部分では「書く前・話す前に考えを組み立てる方法」の流れのうち、よほど書き慣れた人でないかぎりを unless で組むことが中心です。日本語の名詞を一語ずつ置き換えるのでなく、まず誰が何をするのかを決め、neither A nor B で深まらない・まとまらないを並べる形へ組み直します。さらに、多方面からを from many sides とする点も落とさないでください。標準解と別解の主語や接続語を比べると、同じ内容でも二通りの安全な組み方が見えてきます。

訳例
標準

If we start writing without thinking first, it is easy to see how our ideas will neither grow deeper nor come together unless we are very used to writing.

別解

Unless we have a great deal of writing experience, starting at once without thinking will keep us from seeing how to develop our ideas or how to organize them.

この文でやりやすい誤り

unless 節に否定を重ねる

減点 中
Unless we do not have much writing experience, our ideas may not come together.
Unless we have much writing experience, our ideas may not come together.

この英文では「unless 節に否定を重ねる」という一つの欠陥が実際に現れています。そのままだと、この問題で必要な「よほど書き慣れた人でないかぎりを unless で組む」という関係が崩れるか、原文より意味が強く・狭くなります。修正例では狙い以外の語順や時制は動かさず、この一点だけを直しています。答案では修正後の形を声に出して、主語から動詞、節の終わりまで確認してください。

neither と or を組み合わせる

減点 中
Our ideas neither grow deeper or come together.
Our ideas neither grow deeper nor come together.

この英文では「neither と or を組み合わせる」という一つの欠陥が実際に現れています。そのままだと、この問題で必要な「neither A nor B で深まらない・まとまらないを並べる」という関係が崩れるか、原文より意味が強く・狭くなります。修正例では狙い以外の語順や時制は動かさず、この一点だけを直しています。答案では修正後の形を声に出して、主語から動詞、節の終わりまで確認してください。

used to と be used to を混同する

減点 中〜大
Unless we used to writing, our ideas may not develop.
Unless we are used to writing, our ideas may not develop.

この英文では「used to と be used to を混同する」という一つの欠陥が実際に現れています。そのままだと、この問題で必要な「よほど書き慣れた人でないかぎりを unless で組む」という関係が崩れるか、原文より意味が強く・狭くなります。修正例では狙い以外の語順や時制は動かさず、この一点だけを直しています。答案では修正後の形を声に出して、主語から動詞、節の終わりまで確認してください。

この文の言いかえ
〜することに慣れている
be used to V-ingこの問題の「〜することに慣れている」に合う基本形です。to は前置詞なので、後ろは ing 形です
have much experience in V-ingbe used to V-ingがすぐに出ないとき、意味をほどいて書ける言いかえです。原文の強さと時制は保ってください。
まとまる
come togetherこの問題の「まとまる」に合う基本形です。考えの各部分が一つになる感じを平易に表せます
become organizedcome togetherがすぐに出ないとき、意味をほどいて書ける言いかえです。原文の強さと時制は保ってください。
第 3 文

考えるべき問題について,多方面からメモをとっておく必要がある。

つまずきやすいところ
  • ここが山場です。neither A nor B で深まらない・まとまらないを並べる。この文の意味と英語の主語・動詞が対応しているか確認します
  • 多方面からを from many sides とする。この文の意味と英語の主語・動詞が対応しているか確認します
  • 文章と会話の対応を In the same way で示す。この文の意味と英語の主語・動詞が対応しているか確認します
  • 探りを入れる過程を質問・確認という具体動作で表す。この文の意味と英語の主語・動詞が対応しているか確認します
  • 「多くの人が〜だろう」を many of us probably で弱く述べる。この文の意味と英語の主語・動詞が対応しているか確認します
発想の切り替え

この部分では「書く前・話す前に考えを組み立てる方法」の流れのうち、neither A nor B で深まらない・まとまらないを並べることが中心です。日本語の名詞を一語ずつ置き換えるのでなく、まず誰が何をするのかを決め、多方面からを from many sides とする形へ組み直します。さらに、文章と会話の対応を In the same way で示す点も落とさないでください。標準解と別解の主語や接続語を比べると、同じ内容でも二通りの安全な組み方が見えてきます。

訳例
標準

We need to take notes from many sides about what we should consider.

別解

We should note what can be said from several different sides.

この文でやりやすい誤り

「多方面から」を many directionsへ移動すると訳す

減点 小〜中
We must move in many directions to take notes.
We must take notes about the issue from many sides.

この英文では「「多方面から」を many directionsへ移動すると訳す」という一つの欠陥が実際に現れています。そのままだと、この問題で必要な「多方面からを from many sides とする」という関係が崩れるか、原文より意味が強く・狭くなります。修正例では狙い以外の語順や時制は動かさず、この一点だけを直しています。答案では修正後の形を声に出して、主語から動詞、節の終わりまで確認してください。

what 節を疑問文語順にする

減点 大
We should think about what should we consider.
We should think about what we should consider.

この英文では「what 節を疑問文語順にする」という一つの欠陥が実際に現れています。そのままだと、この問題で必要な「考えるべき問題を what 節で受ける」という関係が崩れるか、原文より意味が強く・狭くなります。修正例では狙い以外の語順や時制は動かさず、この一点だけを直しています。答案では修正後の形を声に出して、主語から動詞、節の終わりまで確認してください。

この文の言いかえ
多方面から
from many sidesこの問題の「多方面から」に合う基本形です。視点の多さを表し、物理的な方向の話ではありません
in several different waysfrom many sidesがすぐに出ないとき、意味をほどいて書ける言いかえです。原文の強さと時制は保ってください。
第 4 文

それと同じように,会話する場合も自分の主張を本格的に語る前に,人に質問をしたり,出来事を確認したりする。

つまずきやすいところ
  • ここが山場です。多方面からを from many sides とする。この文の意味と英語の主語・動詞が対応しているか確認します
  • 文章と会話の対応を In the same way で示す。この文の意味と英語の主語・動詞が対応しているか確認します
  • 探りを入れる過程を質問・確認という具体動作で表す。この文の意味と英語の主語・動詞が対応しているか確認します
  • 「多くの人が〜だろう」を many of us probably で弱く述べる。この文の意味と英語の主語・動詞が対応しているか確認します
  • よほど書き慣れた人でないかぎりを unless で組む。この文の意味と英語の主語・動詞が対応しているか確認します
発想の切り替え

この部分では「書く前・話す前に考えを組み立てる方法」の流れのうち、多方面からを from many sides とすることが中心です。日本語の名詞を一語ずつ置き換えるのでなく、まず誰が何をするのかを決め、文章と会話の対応を In the same way で示す形へ組み直します。さらに、探りを入れる過程を質問・確認という具体動作で表す点も落とさないでください。標準解と別解の主語や接続語を比べると、同じ内容でも二通りの安全な組み方が見えてきます。

訳例
標準

In the same way, before we fully state our view in a conversation, we ask people questions and check what happened.

別解

Conversation works in much the same way: before we clearly give our opinion, we ask questions and make sure what took place.

この文でやりやすい誤り

会話との対応を反対関係にする

減点 中
On the other hand, we ask questions before stating our view in a conversation.
In the same way, we ask questions before stating our view in a conversation.

この英文では「会話との対応を反対関係にする」という一つの欠陥が実際に現れています。そのままだと、この問題で必要な「文章と会話の対応を In the same way で示す」という関係が崩れるか、原文より意味が強く・狭くなります。修正例では狙い以外の語順や時制は動かさず、この一点だけを直しています。答案では修正後の形を声に出して、主語から動詞、節の終わりまで確認してください。

ask の目的語を前置詞なしで置く

減点 中
We ask to people questions before giving our view.
We ask people questions before giving our view.

この英文では「ask の目的語を前置詞なしで置く」という一つの欠陥が実際に現れています。そのままだと、この問題で必要な「探りを入れる過程を質問・確認という具体動作で表す」という関係が崩れるか、原文より意味が強く・狭くなります。修正例では狙い以外の語順や時制は動かさず、この一点だけを直しています。答案では修正後の形を声に出して、主語から動詞、節の終わりまで確認してください。

happen を受け身にする

減点 中〜大
We check what was happened.
We check what happened.

この英文では「happen を受け身にする」という一つの欠陥が実際に現れています。そのままだと、この問題で必要な「出来事を確認するを check what happened とする」という関係が崩れるか、原文より意味が強く・狭くなります。修正例では狙い以外の語順や時制は動かさず、この一点だけを直しています。答案では修正後の形を声に出して、主語から動詞、節の終わりまで確認してください。

この文の言いかえ
自分の主張を述べる
state one’s viewこの問題の「自分の主張を述べる」に合う基本形です。say より「はっきり提示する」感じがあります
clearly give one’s opinionstate one’s viewがすぐに出ないとき、意味をほどいて書ける言いかえです。原文の強さと時制は保ってください。
出来事を確認する
check what happenedこの問題の「出来事を確認する」に合う基本形です。happen は自動詞なので was happened としません
make sure what took placecheck what happenedがすぐに出ないとき、意味をほどいて書ける言いかえです。原文の強さと時制は保ってください。
第 5 文

つまり探りを入れながら,だんだんと自分の意見をまとめていくわけだ。

つまずきやすいところ
  • ここが山場です。文章と会話の対応を In the same way で示す。この文の意味と英語の主語・動詞が対応しているか確認します
  • 探りを入れる過程を質問・確認という具体動作で表す。この文の意味と英語の主語・動詞が対応しているか確認します
  • 「多くの人が〜だろう」を many of us probably で弱く述べる。この文の意味と英語の主語・動詞が対応しているか確認します
  • よほど書き慣れた人でないかぎりを unless で組む。この文の意味と英語の主語・動詞が対応しているか確認します
  • neither A nor B で深まらない・まとまらないを並べる。この文の意味と英語の主語・動詞が対応しているか確認します
発想の切り替え

この部分では「書く前・話す前に考えを組み立てる方法」の流れのうち、文章と会話の対応を In the same way で示すことが中心です。日本語の名詞を一語ずつ置き換えるのでなく、まず誰が何をするのかを決め、探りを入れる過程を質問・確認という具体動作で表す形へ組み直します。さらに、「多くの人が〜だろう」を many of us probably で弱く述べる点も落とさないでください。標準解と別解の主語や接続語を比べると、同じ内容でも二通りの安全な組み方が見えてきます。

訳例
標準

In other words, while we find out how others see the matter, we gradually decide what we ourselves want to say.

別解

By doing so, we slowly work out what our own point is.

この文でやりやすい誤り

「だんだんまとめる」を突然決める意味にする

減点 小〜中
We suddenly decide what we want to say while asking questions.
We gradually decide what we want to say while asking questions.

この英文では「「だんだんまとめる」を突然決める意味にする」という一つの欠陥が実際に現れています。そのままだと、この問題で必要な「だんだんと自分の意見をまとめていく過程を gradually で示す」という関係が崩れるか、原文より意味が強く・狭くなります。修正例では狙い以外の語順や時制は動かさず、この一点だけを直しています。答案では修正後の形を声に出して、主語から動詞、節の終わりまで確認してください。

この文の言いかえ
だんだんと
graduallyこの問題の「だんだんと」に合う基本形です。意見が一度にできるのでなく整っていく過程を示します
little by littlegraduallyがすぐに出ないとき、意味をほどいて書ける言いかえです。原文の強さと時制は保ってください。
考えて答えを出す
work outこの問題の「考えて答えを出す」に合う基本形です。運動する意味もありますが、ここでは考えをまとめる意味です
decide after thinkingwork outがすぐに出ないとき、意味をほどいて書ける言いかえです。原文の強さと時制は保ってください。
an overly formal expression知っている難しい表現を無理に使う必要はありません。ここでは平易な節のほうが正確です。
3

模範解答

標準解

まずここを目標にhow節 ×2 / what節 ×394語

When we write something, many of us probably take notes. If we start writing without thinking first, it is easy to see how our ideas will neither grow deeper nor come together unless we are very used to writing. We need to take notes from many sides about what we should consider. In the same way, before we fully state our view in a conversation, we ask people questions and check what happened. In other words, while we find out how others see the matter, we gradually decide what we ourselves want to say.

標準解は全94語です。how節2個、what節3個を実測しました。文章では多方面からメモを取り、会話では質問と確認を重ねるという対応関係を保ちながら、考えが深まりまとまっていく過程を自然な英語にすることを、難しい名詞に頼らず節と平易な動詞で表しています。冠詞、時制、主語と動詞の一致を文ごとに確認し、原文の内容がどの箇所に対応するかも照合しました。まずはこの形を目標にしてください。

説明を足した解

書けなかったときの逃げ道how節 ×2 / what節 ×377語

Many people make notes before they write. Unless we have a great deal of writing experience, starting at once without thinking will keep us from seeing how to develop our ideas or how to organize them. We should note what can be said from several different sides. Conversation works in much the same way: before we clearly give our opinion, we ask questions, make sure what took place, and slowly work out what our own point is.

こちらは全77語で、how節2個、what節3個です。標準解とは骨格を変えながら、「書く前・話す前に考えを組み立てる方法」の内容を落とさず説明しました。一語の訳語が出ない場合も、人・行動・理由を短い節で補えば正確に伝えられます。書いた後は、原文の限定や対比を強めすぎていないかも確認してください。

6

他の問題にも使える形

学習のコツを紹介する Boost のキャラクター Boo
how + S + V最重要

様子や程度を節に開く

「多くの人が〜だろう」を many of us probably で弱く述べるとき、抽象名詞を探すより how の後ろに主語と動詞を置くと内容が見えます。疑問文と違い、節の中では普通の語順にしてください。

This shows how the idea works.
We learned how people see the issue.
what + S + V最重要

内容を名詞節で示す

よほど書き慣れた人でないかぎりを unless で組むときに使えます。「もの」「こと」を thing で受けず、何を指すかまで一つの節にすると、今回の中心である書く前・話す前に考えを組み立てる方法が明確になります。

We should understand what the writer means.
Tell me what happened next.
If / When + S V, S Vよく使う

条件や時の関係を先に示す

neither A nor B で深まらない・まとまらないを並べる場合、先に条件や時点を置くと長い日本語を二つに整理できます。if 節で単純な条件を述べるときは、未来の内容でも現在形を基本にします。

If we look carefully, we can see the difference.
When people learn more, their view may change.
because + S Vよく使う

理由と結果を一度だけ結ぶ

多方面からを from many sides とする理由を示すときに便利です。because を使ったら主節の前に so を重ねず、どちらが原因でどちらが結果かを読み返してください。

We changed our plan because we found a problem.
Because she asked a clear question, we understood her point.
not A but B / A and Bよく使う

対比と並列を使い分ける

文章と会話の対応を In the same way で示すためには、反対関係なら not A but B、同じ向きの要素なら A and B を選びます。日本語の読点だけを見ず、二つの内容の関係を確かめてください。

The task needs not speed but care.
We asked questions and checked the facts.
主語を決める→節に開く→接続語を戻す最重要

長い和文を安全に組み立てる順番

この問題では探りを入れる過程を質問・確認という具体動作で表す点が最後の確認になります。まず各文の中心動詞を置き、how / what 節で中身を補い、最後に because や however を戻すと、訳し漏れを防げます。

書く前・話す前に考えを組み立てる方法:中心動詞を決めてから細部を足す
教育の意義:何を学び、どう変わるかを先に書く
7

この問題の語彙

表現意味ひとこと
take notesメモを取るnote はこの形では複数形にするのが普通です
be used to V-ing〜することに慣れているto は前置詞なので、後ろは ing 形です
come togetherまとまる考えの各部分が一つになる感じを平易に表せます
from many sides多方面から視点の多さを表し、物理的な方向の話ではありません
state one’s view自分の主張を述べるsay より「はっきり提示する」感じがあります
check what happened出来事を確認するhappen は自動詞なので was happened としません
graduallyだんだんと意見が一度にできるのでなく整っていく過程を示します
work out考えて答えを出す運動する意味もありますが、ここでは考えをまとめる意味です
8

出題の傾向

阪大文学部の和文英訳は、随筆の長い段落を通して人の考え方や表現の働きを説明させる傾向があります。2013年は自己と過去、2014年は書くことと会話、2015年は芸術の作り手と受け手が題材です。この問題では「書く前・話す前に考えを組み立てる方法」の展開を文ごとに追い、抽象語を一語で置き換えず、誰が何をするかまで節に開くことが得点につながります。

学習の成果を喜ぶ Boost のキャラクター Boo

この問題を解いて添削してもらう

解説を読んだあとに自分の言葉で書き直すと、力のつき方がまったく違います。Boost アプリでこの問題を開けば、書いた答案をそのまま AI が添削します。

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