「理解を超えるところに宿る芸術の力」を扱う和文英訳です。差がつくのは、作り手と受け手を maker/receiver だけで固定せず関係節で説明すること、二つの問いを why 節で並べること、そして芸術作品を a work of art と数えられる名詞にすることです。日本語の抽象名詞を英単語一語に置き換えるだけでは、因果や対比が見えなくなります。how節・what節に開き、誰がどう感じるのか、何が何を生むのかを明示します。各文の時制と主語をそろえ、原文にある強弱も落とさない答案を目指してください。
二つのことが問われている。芸術作品には作り手と受け手がいる。では,なぜ作るのだろう。そして,なぜそれを求めて受けとるのだろう。芸術作品は,必ずどこか理解を超えたものをもっている。受け手にとってだけではなく,作り手にとってもそうだ。作り手は,自分の理解をはみ出たものを自ら作り出してしまう。しかもそれは余分な不要物ではなく,はみ出たそこにこそ,芸術の力と生命とが宿っているように思われる。
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アプリでこの問題を解く 無料で1日2回まで添削できます二つのことが問われている。
この部分では「理解を超えるところに宿る芸術の力」のうち、作り手と受け手を maker/receiver だけで固定せず関係節で説明することが中心です。日本語の語順を保とうとせず、まず誰が何をするかを決めます。その後、名詞のかたまりを what または how の節に開き、前後との因果・対比を接続語で結んでください。難しい一語を探すより、意味を二つの短い要素に分けるほうが安定します。
We are being asked to consider two questions about what art is.
There are two questions: why people make art and why others want to receive it.
understand の目的語になる how 節では、do や does を前に出しません。「二つの問いを why 節で並べる」点を守るためにも、how の後ろを普通の文の語順にしてください。
芸術作品には作り手と受け手がいる。
この部分では「理解を超えるところに宿る芸術の力」のうち、二つの問いを why 節で並べることが中心です。日本語の語順を保とうとせず、まず誰が何をするかを決めます。その後、名詞のかたまりを what または how の節に開き、前後との因果・対比を接続語で結んでください。難しい一語を探すより、意味を二つの短い要素に分けるほうが安定します。
Every work of art has someone who makes it and someone who receives it.
Any work of art has something beyond what either side fully understands.
how 節の主語と動詞が一致していません。この問題では「作り手と受け手を maker/receiver だけで固定せず関係節で説明する」点が問われており、主語の単数・複数を確かめて動詞だけを直すと、その関係を正確に示せます。
explain は explain 人 物 の形を取りません。この問題の「芸術作品を a work of art と数えられる名詞にする」点を説明するときも、人の前に to を置けば正しい骨格になります。
では,なぜ作るのだろう。
この部分では「理解を超えるところに宿る芸術の力」のうち、芸術作品を a work of art と数えられる名詞にすることが中心です。日本語の語順を保とうとせず、まず誰が何をするかを決めます。その後、名詞のかたまりを what または how の節に開き、前後との因果・対比を接続語で結んでください。難しい一語を探すより、意味を二つの短い要素に分けるほうが安定します。
Why, then, does a person create such a work?
This is true for its maker as well as its audience.
can の後ろに understanding は置けません。動詞の原形 understand に直せば、「理解を超えるところに宿る芸術の力」の示され方を how 節で受ける自然な英文になります。
そして,なぜそれを求めて受けとるのだろう。
この部分では「理解を超えるところに宿る芸術の力」のうち、理解を超えるを go beyond what people can understand とすることが中心です。日本語の語順を保とうとせず、まず誰が何をするかを決めます。その後、名詞のかたまりを what または how の節に開き、前後との因果・対比を接続語で結んでください。難しい一語を探すより、意味を二つの短い要素に分けるほうが安定します。
And why does another person seek it out and accept what it offers?
A maker may create more than he or she knows how to explain.
使役の make の後ろは「人+動詞の原形」です。to だけを除けば、「理解を超えるところに宿る芸術の力」が人に考えさせるという今回の意味が正確になります。
芸術作品は,必ずどこか理解を超えたものをもっている。
この部分では「理解を超えるところに宿る芸術の力」のうち、not only A but also B の対応を守ることが中心です。日本語の語順を保とうとせず、まず誰が何をするかを決めます。その後、名詞のかたまりを what または how の節に開き、前後との因果・対比を接続語で結んでください。難しい一語を探すより、意味を二つの短い要素に分けるほうが安定します。
A work of art always contains something that goes beyond what people can understand.
That unexplained part is not waste.
助動詞 can の直後は動詞の原形です。余分な to だけを除けば、「理解を超えるを go beyond what people can understand とする」点を what 節で正しく示せます。
受け手にとってだけではなく,作り手にとってもそうだ。
この部分では「理解を超えるところに宿る芸術の力」のうち、自ら作り出してしまうの意図を超える感じを somehow で残すことが中心です。日本語の語順を保とうとせず、まず誰が何をするかを決めます。その後、名詞のかたまりを what または how の節に開き、前後との因果・対比を接続語で結んでください。難しい一語を探すより、意味を二つの短い要素に分けるほうが安定します。
This is true not only for the person who receives it but also for the person who made it.
Rather, it is where art gains its power and life and what lets each new reader or viewer find another meaning.
because で理由を始めたら、主節の前に so は置きません。「not only A but also B の対応を守る」という因果を見せる語は一つに絞ってください。
作り手は,自分の理解をはみ出たものを自ら作り出してしまう。
この部分では「理解を超えるところに宿る芸術の力」のうち、余分と不要を extra と useless に分けることが中心です。日本語の語順を保とうとせず、まず誰が何をするかを決めます。その後、名詞のかたまりを what または how の節に開き、前後との因果・対比を接続語で結んでください。難しい一語を探すより、意味を二つの短い要素に分けるほうが安定します。
Creators somehow produce something that goes beyond what they themselves understand.
There are two questions: why people make art and why others want to receive it.
although と but を同じ一文で重ねると接続語が二つになります。「自ら作り出してしまうの意図を超える感じを somehow で残す」点を明確にするため、although だけで対比を作ると読みやすくなります。
しかもそれは余分な不要物ではなく,はみ出たそこにこそ,芸術の力と生命とが宿っているように思われる。
この部分では「理解を超えるところに宿る芸術の力」のうち、「そこにこそ」を exactly where で強調することが中心です。日本語の語順を保とうとせず、まず誰が何をするかを決めます。その後、名詞のかたまりを what または how の節に開き、前後との因果・対比を接続語で結んでください。難しい一語を探すより、意味を二つの短い要素に分けるほうが安定します。
Moreover, that extra part is not useless; it seems to be exactly where the power and life of art can be found, and it is what keeps a work open to new understanding.
Any work of art has something beyond what either side fully understands.
information は数えない名詞なので単数扱いです。この題では「余分と不要を extra と useless に分ける」点を述べるため、are だけを is に直してください。
discuss は目的語を直接取るため about は不要です。「「そこにこそ」を exactly where で強調する」点を how 節で受け、余分な前置詞だけを除きます。
We are being asked to consider two questions about what art is. Every work of art has someone who makes it and someone who receives it. Why, then, does a person create such a work? And why does another person seek it out and accept what it offers? A work of art always contains something that goes beyond what people can understand. This is true not only for the person who receives it but also for the person who made it. Creators somehow produce something that goes beyond what they themselves understand. Moreover, that extra part is not useless; it seems to be exactly where the power and life of art can be found, and it is what keeps a work open to new understanding.
標準解は全125語です。how節0個、what節5個を実測しました。「理解を超えるところに宿る芸術の力」という抽象的な内容を、誰が何を感じ、何がどう働くかまで節で説明しています。原文の対比・因果・時制を落とさず、使う語は高校範囲に抑えました。長い日本語を一度に訳さず、各文の主語と動詞を決めてから接続関係を戻す順番を、まずはここを目標にしてください。
There are two questions: why people make art and why others want to receive it. Any work of art has something beyond what either side fully understands. This is true for its maker as well as its audience. A maker may create more than he or she knows how to explain. That unexplained part is not waste. Rather, it is where art gains its power and life and what lets each new reader or viewer find another meaning.
説明を足した解は全78語です。how節1個、what節2個です。標準解と同じ内容を別の骨格で表し、「理解を超えるところに宿る芸術の力」の中心がどこにあるかを読み手に見えるようにしました。一語の訳語が思い出せないときでも、平易な動詞の後ろに節を置けば意味を守れます。表現の格好よさより、原文の各要素が答案のどこにあるかを一文ずつ照合してください。

名詞を内容のある節に開く
抽象名詞を一語で探すより、何を指すのかを主語と動詞で示すと、この問題の論理が読み手に伝わります。「理解を超えるところに宿る芸術の力」を扱う今回も、語句より関係を先に決めるのがコツです。
状態や方法を節で示す
「あり方」「程度」「仕組み」を how 節にすると、難しい名詞を使わずに意味を正確に置けます。「理解を超えるところに宿る芸術の力」を扱う今回も、語句より関係を先に決めるのがコツです。
理由を結果につなぐ
この題材では出来事を並べるだけでなく、なぜその結果になるのかを接続詞で見せる必要があります。「理解を超えるところに宿る芸術の力」を扱う今回も、語句より関係を先に決めるのがコツです。
二つの面を対応させる
対比される二項を同じ文法の形にそろえると、長い日本語でも関係が崩れません。「理解を超えるところに宿る芸術の力」を扱う今回も、語句より関係を先に決めるのがコツです。
場面や条件を先に置く
具体的な場面を節で示してから主文へ進むと、一般論と例のつながりが明確になります。「理解を超えるところに宿る芸術の力」を扱う今回も、語句より関係を先に決めるのがコツです。
平易な動詞で説明する
show、see、know、understand のような高校語の後ろに節を置けば、難語に頼らず答案を組み立てられます。「理解を超えるところに宿る芸術の力」を扱う今回も、語句より関係を先に決めるのがコツです。
| 表現 | 意味 | ひとこと |
|---|---|---|
| work of art | 芸術作品 | 今回の「理解を超えるところに宿る芸術の力」では work of art をこの意味で使います。前置詞・単複・語形を丸ごと確認し、単語だけを孤立して覚えないでください。 |
| create | 創作する | 今回の「理解を超えるところに宿る芸術の力」では create をこの意味で使います。前置詞・単複・語形を丸ごと確認し、単語だけを孤立して覚えないでください。 |
| receive | 受け取る | 今回の「理解を超えるところに宿る芸術の力」では receive をこの意味で使います。前置詞・単複・語形を丸ごと確認し、単語だけを孤立して覚えないでください。 |
| seek out | 探し求める | 今回の「理解を超えるところに宿る芸術の力」では seek out をこの意味で使います。前置詞・単複・語形を丸ごと確認し、単語だけを孤立して覚えないでください。 |
| go beyond | 〜を超える | 今回の「理解を超えるところに宿る芸術の力」では go beyond をこの意味で使います。前置詞・単複・語形を丸ごと確認し、単語だけを孤立して覚えないでください。 |
| creator | 作り手 | 今回の「理解を超えるところに宿る芸術の力」では creator をこの意味で使います。前置詞・単複・語形を丸ごと確認し、単語だけを孤立して覚えないでください。 |
| useless | 不要な | 今回の「理解を超えるところに宿る芸術の力」では useless をこの意味で使います。前置詞・単複・語形を丸ごと確認し、単語だけを孤立して覚えないでください。 |
| be found | 見いだされる | 今回の「理解を超えるところに宿る芸術の力」では be found をこの意味で使います。前置詞・単複・語形を丸ごと確認し、単語だけを孤立して覚えないでください。 |
阪大文学部では、芸術・コミュニケーションなど答えが一つに決まらない概念を論じる長文が目立ちます。2016年文学部は若者の承認と幸福、2015年は作り手の理解さえ超える芸術の力が題材です。抽象名詞を直訳で積まず、who・what・where節で人物と関係を見える形にする力が重要です。
解説を読んだあとに自分の言葉で書き直すと、力のつき方がまったく違います。Boost アプリでこの問題を開けば、書いた答案をそのまま AI が添削します。
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