化粧という身近な行為を、人類史と動物との比較から「基本的な人類の特徴」へ結ぶ文章です。第1文では、おそらくという推量、前史時代からという起点、余暇を得た時期、生まれつきの顔へ化粧する習慣を一つの英文に整理します。第2文ではno other animalで独自性を明示し、第3文では二足歩行と言語を並列してmayで推量を残します。custom、since、the face we are born withの係り受けを崩さないことが山場です。
人類には、おそらく、生活のなかに多少の閑(ひま)の時間を見出した前史時代から、生まれながらの顔に対して化粧をほどこすという風習があった。これは、他のいかなる動物にも見られないことである。二本足で立って歩くとか、言語を話すというのと同じような、基本的な人類の特徴だろう。
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アプリでこの問題を解く 無料で1日2回まで添削できます人類には、おそらく、生活のなかに多少の閑(ひま)の時間を見出した前史時代から、生まれながらの顔に対して化粧をほどこすという風習があった。
sinceの起点と、whenで示す余暇獲得の時期を混同せず、custom of applying make-upを中心に組み立てます。 日本語の情報をすべて一文に押し込まず、この段が担う仕事だけを先に決めます。平易な動詞を中心にして、howやwhatの節で具体的な内容を補えば、短い語数でも採点者が論理を追えます。書き終えたら「probablyで「おそらく」の推量を残す力」が英文のどの語に現れているか、指で示せるか確認してください。化粧をする人類の習慣では、この対応が曖昧だと内容点を失いやすくなります。
Human beings have probably had the custom of applying make-up to the faces they were born with since prehistoric times, when they found some free time in daily life.
Humans have probably put make-up on their natural faces since prehistoric people first found how they could use some free time in daily life.
先史時代から現在まで続くので現在完了が合います。設問が求める情報と照らし、読み手がどこで誤解するかまで確かめてください。
sinceは起点、forは期間です。一見それらしく見えても、この問題の採点点を一つ落としてしまいます。
生まれつきの顔という修飾関係が崩れています。この一文だけを直せば、ほかの部分を変えずに論理が通ります。
make-upは名詞で、動詞ならapplyを使います。受験生が急いで書くと起こりやすいので、最後に主語と動詞を見直してください。
これは、他のいかなる動物にも見られないことである。
no other animalで全否定を簡潔に表し、Thisは化粧の習慣全体を受けます。 日本語の情報をすべて一文に押し込まず、この段が担う仕事だけを先に決めます。平易な動詞を中心にして、howやwhatの節で具体的な内容を補えば、短い語数でも採点者が論理を追えます。見直しでは文法だけでなく、since prehistoric timesで習慣の起点を示す力を読み手が一度で理解できる順序かも確かめます。化粧をする人類の習慣の要点を日本語で短く言い直してから照合すると安全です。
This is something that no other animal does.
What makes this custom unusual is how it is found in no other animal.
第2文と正反対です。意味のずれを防ぐには、日本語の要点を短くメモしてから英文にすると安全です。
any otherはここでは否定と組み合わせます。設問が求める情報と照らし、読み手がどこで誤解するかまで確かめてください。
二本足で立って歩くとか、言語を話すというのと同じような、基本的な人類の特徴だろう。
歩行と言語をcomparable toの後ろに平行に置き、だろうをmay beで残します。 日本語の情報をすべて一文に押し込まず、この段が担う仕事だけを先に決めます。平易な動詞を中心にして、howやwhatの節で具体的な内容を補えば、短い語数でも採点者が論理を追えます。
It may be what we can call a basic human feature, comparable to how we walk on two legs and how we speak a language.
It may be a basic feature of human beings, like walking on two legs and speaking a language.
原文の基本的特徴を取り違えています。一見それらしく見えても、この問題の採点点を一つ落としてしまいます。
aの後は単数形です。この一文だけを直せば、ほかの部分を変えずに論理が通ります。
推量を落とし、しかも唯一と強めています。受験生が急いで書くと起こりやすいので、最後に主語と動詞を見直してください。
becauseで無関係な因果を作っています。意味のずれを防ぐには、日本語の要点を短くメモしてから英文にすると安全です。
Human beings have probably had the custom of applying make-up to the faces they were born with since prehistoric times, when they found some free time in daily life. This is something that no other animal does. It may be what we can call a basic human feature, comparable to how we walk on two legs and how we speak a language.
全62語です。原文の三文を順番どおり訳し、現在まで続く習慣を現在完了で示しました。 how節2個、what節1個を使い、抽象的な名詞を避けて内容を具体化しました。各文の主語と時制をそろえ、最後まで同じ説明の軸を保っています。まずはこの流れを目標にしてください。
Since prehistoric times, when people began to find some free time in their lives, humans have probably used make-up to change how their natural faces look. No other animal is known to do this. How we decorate our natural faces shows what is special about human beings. Like walking on two legs and speaking a language, it is probably what we can call a basic human feature.
全67語です。こちらは化粧による見た目の変化を説明し、人類と動物の差を一段明示しています。 標準解と同じ要点を保ちながら、動作や因果関係を一段ずつ示しています。難しい語を探さず、how節とwhat節で説明すれば十分に伝わります。

継続する習慣を示す
化粧をする人類の習慣の説明で実際に使った形です。日本語の名詞を無理に一語へ置かず、誰が何をするかまで開けます。継続する習慣を示す場面では、語数を増やすためではなく、論理を読み手に見える形にするために使ってください。
生まれつきのものを節に開く
化粧をする人類の習慣の説明で実際に使った形です。日本語の名詞を無理に一語へ置かず、誰が何をするかまで開けます。生まれつきのものを節に開く場面では、語数を増やすためではなく、論理を読み手に見える形にするために使ってください。
時代の説明を挟む
化粧をする人類の習慣の説明で実際に使った形です。日本語の名詞を無理に一語へ置かず、誰が何をするかまで開けます。時代の説明を挟む場面では、語数を増やすためではなく、論理を読み手に見える形にするために使ってください。
唯一性を比較で示す
化粧をする人類の習慣の説明で実際に使った形です。日本語の名詞を無理に一語へ置かず、誰が何をするかまで開けます。唯一性を比較で示す場面では、語数を増やすためではなく、論理を読み手に見える形にするために使ってください。
同列の例を並べる
化粧をする人類の習慣の説明で実際に使った形です。日本語の名詞を無理に一語へ置かず、誰が何をするかまで開けます。同列の例を並べる場面では、語数を増やすためではなく、論理を読み手に見える形にするために使ってください。
評価名を節で示す
化粧をする人類の習慣の説明で実際に使った形です。日本語の名詞を無理に一語へ置かず、誰が何をするかまで開けます。評価名を節で示す場面では、語数を増やすためではなく、論理を読み手に見える形にするために使ってください。
| 表現 | 意味 | ひとこと |
|---|---|---|
| prehistoric | 前史時代の | historyの前にpreが付き、文字記録以前を表します |
| custom | 風習 | custom of V-ingで〜する風習です |
| make-up | 化粧 | 名詞なのでapplyまたはput onと使います |
| apply | ほどこす | apply A to BでBにAを塗る形です |
| natural | 生まれつきの、自然の | natural faceで化粧前の顔を表せます |
| feature | 特徴 | 可算名詞なのでa basic featureです |
| language | 言語 | speak a languageではaが必要です |
| probably | おそらく | 文中でhaveの前に置くと自然です |
東京大学の和文英訳は、1996年の人物への後悔や日米の田舎観、1997年の化粧という文化的習慣のように、身近な語で抽象的な見方を説明させます。難語の直訳より、誰がどう感じるか、何が人間らしさなのかを how節・what節に開き、時制や比較を崩さず書く力が問われます。
解説を読んだあとに自分の言葉で書き直すと、力のつき方がまったく違います。Boost アプリでこの問題を開けば、書いた答案をそのまま AI が添削します。
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