日本語のことわざを英語の決まり文句へ置き換えるのではなく、三つの意味の層を約60語で説明する問題です。まず雨のあとに地面が固くなるという字義、次に問題や争いのあとで人間関係がよくなるという一般的意味、最後に監督・補欠・実力主義をめぐる議論がチームの結束を強めたという固有の文脈を入れます。三点の順序を崩さず、literal、in general、hereを道しるべにするのが得策です。
次の文章は、あるアマチュア・スポーツチームの監督の訓話の一部である。この中の、「雨降って地固まる」という表現について、それが字義通りにはどういう意味か、諺としては一般的にどのような意味で用いられるか、さらにこの特定の文脈の中でどのような状況を言い表しているかの3点を盛り込んだ形で、60語程度の英語で説明しなさい。 昨年は、マネージャーを採用すべきであるとかないとか、補欠にも出場の機会を与えるべきだとか、いやあくまで実力主義で行くべきであるとか、チームの運営の仕方をめぐってずいぶん色々とやり合いましたけれども、「雨降って地固まる」と申しまして、それで逆にチームの結束が固まったと思います。今年もみんなで力を合わせて頑張りましょう。
約60語の英語
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アプリでこの問題を解く 無料で1日2回まで添削できます雨のあとに地面が固まるという字義
Literally, the saying means that rain makes the ground firm after it stops.
困難のあとに関係がよくなる一般的意味
In general, it tells us how people can build a better relationship after trouble.
チームで争われた論点を示す
Here, the team members argued over what rules they should follow and how players should be chosen.
議論が結束を強めたと回収する
However, those arguments finally brought them closer, which is what the coach means.
第1段:雨のあとに地面が固まるという字義
rainが降っている最中ではなく、止んだあとにgroundがfirmになる順序を示します。 日本語の情報をすべて一文に押し込まず、この段が担う仕事だけを先に決めます。平易な動詞を中心にして、howやwhatの節で具体的な内容を補えば、短い語数でも採点者が論理を追えます。
Literally, the saying means that rain makes the ground firm after it stops.
Taken literally, it says that the ground becomes harder after rain.
第一の指定点である雨と地面の説明が完全に抜けています。設問が求める情報と照らし、読み手がどこで誤解するかまで確かめてください。
ことわざの時間関係を逆にすると字義説明が不正確です。一見それらしく見えても、この問題の採点点を一つ落としてしまいます。
このgroundは地面であり、地球全体のEarthではありません。この一文だけを直せば、ほかの部分を変えずに論理が通ります。
第2段:困難のあとに関係がよくなる一般的意味
天気の説明から人間関係へ移り、troubleのあとにhow people can build a better relationshipを述べます。 日本語の情報をすべて一文に押し込まず、この段が担う仕事だけを先に決めます。平易な動詞を中心にして、howやwhatの節で具体的な内容を補えば、短い語数でも採点者が論理を追えます。
In general, it tells us how people can build a better relationship after trouble.
More generally, it means that people may become closer after they face a problem together.
教訓は勝者の強さではなく、困難後の関係改善です。この一文だけを直せば、ほかの部分を変えずに論理が通ります。
thingsとsomehowでは何がどう改善するのか読み手に伝わりません。受験生が急いで書くと起こりやすいので、最後に主語と動詞を見直してください。
第3段:チームで争われた論点を示す
manager、substitutes、rulesのすべてを列挙せず、what rules they should followにまとめます。 日本語の情報をすべて一文に押し込まず、この段が担う仕事だけを先に決めます。平易な動詞を中心にして、howやwhatの節で具体的な内容を補えば、短い語数でも採点者が論理を追えます。
Here, the team members argued over what rules they should follow and how players should be chosen.
In this team, members disagreed about management and about who should get a chance to play.
この文脈固有の運営方針を示さなければ第三の指定点を満たしません。意味のずれを防ぐには、日本語の要点を短くメモしてから英文にすると安全です。
議題について争う場合はargue aboutを使います。一見それらしく見えても、この問題の採点点を一つ落としてしまいます。
第4段:議論が結束を強めたと回収する
争いが続いたのではなく、結果としてcloserになったことをことわざへ戻します。 日本語の情報をすべて一文に押し込まず、この段が担う仕事だけを先に決めます。平易な動詞を中心にして、howやwhatの節で具体的な内容を補えば、短い語数でも採点者が論理を追えます。
However, those arguments finally brought them closer, which is what the coach means.
Their open arguments eventually made the team more united, so the proverb fits their experience.
原文は逆に結束が固まったと述べています。設問が求める情報と照らし、読み手がどこで誤解するかまで確かめてください。
今年の勝敗ではなく、昨年の対立と現在の結束が説明対象です。意味のずれを防ぐには、日本語の要点を短くメモしてから英文にすると安全です。
Literally, the saying means that rain makes the ground firm after it stops. In general, it tells us how people can build a better relationship after trouble. Here, the team members argued over what rules they should follow and how players should be chosen. However, those arguments finally brought them closer, which is what the coach means.
全57語です。実測で約60語に収め、設問の三点をLiterally、In general、Hereの順で一つずつ処理しています。 how節2個、what節2個を使い、抽象的な名詞を避けて内容を具体化しました。各文の主語と時制をそろえ、最後まで同じ説明の軸を保っています。まずはこの流れを目標にしてください。
The words first describe how wet ground becomes firm after rain. As a proverb, they show what can happen after people face a serious disagreement: their relationship may improve. In this case, the players argued about how the team should be managed and who should play, but the discussion helped them learn what they shared and made the team stronger.
全60語です。こちらは字義からチームの具体例までを少し説明的につないでいます。 標準解と同じ要点を保ちながら、動作や因果関係を一段ずつ示しています。難しい語を探さず、how節とwhat節で説明すれば十分に伝わります。

関係を示さず列挙すると字義と比喩の対応が読めません。受験生が急いで書くと起こりやすいので、最後に主語と動詞を見直してください。

字義を先に示す
対立を経て強くなる関係の説明で実際に使った形です。日本語の名詞を無理に一語へ置かず、誰が何をするかまで開けます。字義を先に示す場面では、語数を増やすためではなく、論理を読み手に見える形にするために使ってください。
変化の仕方を開く
対立を経て強くなる関係の説明で実際に使った形です。日本語の名詞を無理に一語へ置かず、誰が何をするかまで開けます。変化の仕方を開く場面では、語数を増やすためではなく、論理を読み手に見える形にするために使ってください。
争点の中身を示す
対立を経て強くなる関係の説明で実際に使った形です。日本語の名詞を無理に一語へ置かず、誰が何をするかまで開けます。争点の中身を示す場面では、語数を増やすためではなく、論理を読み手に見える形にするために使ってください。
議論の対象を置く
対立を経て強くなる関係の説明で実際に使った形です。日本語の名詞を無理に一語へ置かず、誰が何をするかまで開けます。議論の対象を置く場面では、語数を増やすためではなく、論理を読み手に見える形にするために使ってください。
関係を近づける
対立を経て強くなる関係の説明で実際に使った形です。日本語の名詞を無理に一語へ置かず、誰が何をするかまで開けます。関係を近づける場面では、語数を増やすためではなく、論理を読み手に見える形にするために使ってください。
説明を元の語へ戻す
対立を経て強くなる関係の説明で実際に使った形です。日本語の名詞を無理に一語へ置かず、誰が何をするかまで開けます。説明を元の語へ戻す場面では、語数を増やすためではなく、論理を読み手に見える形にするために使ってください。
| 表現 | 意味 | ひとこと |
|---|---|---|
| literally | 字義通りに | literatureと形が似ていますが、意味は「文字通りに」です |
| saying | ことわざ、言い回し | proverbが出なくてもthis sayingで安全に受けられます |
| ground | 地面 | Earthと大文字にすると地球を指すので区別します |
| firm | 固い、しっかりした | hardより人間関係の比喩にもつなげやすい語です |
| relationship | 関係 | 人同士の関係では可算名詞としてa relationshipとできます |
| argue | 議論する | 議題にはargue about、相手にはargue withを使います |
| management | 運営 | manageは動詞で、how the team should be managedにも開けます |
| united | 結束した | become more unitedで以前よりまとまる変化を示します |
東京大学の条件英作文は、2001年の死の恐怖の要約、2002年の能力別編成の対立整理、2003年のことわざ説明、2004年の登山隊長の発言要約のように、短い語数で複数の指定点を過不足なく並べる問題が続いています。自分の意見を自由に広げるより、設問が指定した要素を先に数え、how節・what節で関係を明示する姿勢が安定します。
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