「心が読めたら」という非現実の仮定から、社会や人間関係の結果を想像する問題です。ここでは嘘が減る可能性を認めつつ、プライバシーが失われ、人が会うことを恐れ、日常が平穏でなくなるという一本の因果にします。what others truly feel、how they judge us、what they hide と、読める内容を節で三つ具体化しています。利点と欠点を両方書いても、最終評価を「平穏でなくなる」に固定すれば論旨はぶれません。
もし他人の心が読めたらどうなるか、考えられる結果について50~60語の英語で記せ。複数の文を用いてもかまわない。
50~60語の英語
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If we could read minds, we would know what others truly feel, how they judge us, and what they hide.
利点と大きな不利益を対比する
This might prevent some lies, but it would also destroy privacy.
人間関係の変化を示す
Friends might become afraid to meet one another.
平穏さについて結論を出す
I think daily life would grow less peaceful because everyone needs a private place for unfinished thoughts.
第1段:読める内容を節で具体化する
mind を抽象的な名詞のまま繰り返さず、感情、評価、隠し事という三種類の内容に開きます。 この部分が他人の心を読める社会とプライバシーという中心にどう結びつくかを意識してください。情報を日本語で箇条書きにし、必要な主語と動詞を決めてから英語にすると、語数を使いすぎずに筋を通せます。
If we could read minds, we would know what others truly feel, how they judge us, and what they hide.
If we could read minds, we would learn what people think and how they see us.
good や important だけでは、他人の心を読める社会とプライバシーの何を評価しているのか伝わりません。how や what の節で、誰が何をし、何が変わるかまで開いてください。
非現実の仮定として could を使うなら、主節も would と対応させます。
how / what が導く部分は文中の名詞節なので、疑問文の語順にはしません。助動詞や be 動詞を主語の前に出すと明確な文法ミスです。
第2段:利点と大きな不利益を対比する
一方向の予想だけでなく、小さな利点を認めてから中心となる欠点を置くと考察が深まります。 この部分が他人の心を読める社会とプライバシーという中心にどう結びつくかを意識してください。情報を日本語で箇条書きにし、必要な主語と動詞を決めてから英語にすると、語数を使いすぎずに筋を通せます。
This might prevent some lies, but it would also destroy privacy.
Some lies might disappear, but no private thought would remain.
一時的で未完成な考えまで見えるため、正直さだけに単純化すると設問の想像が浅くなります。
第3段:人間関係の変化を示す
privacy がなくなると言うだけで終わらず、友人が互いに会うことを恐れるという日常の変化へ進めます。 この部分が他人の心を読める社会とプライバシーという中心にどう結びつくかを意識してください。情報を日本語で箇条書きにし、必要な主語と動詞を決めてから英語にすると、語数を使いすぎずに筋を通せます。
Friends might become afraid to meet one another.
People might avoid friends because every passing thought could be seen.
なぜそう言えるのかが見えません。友人が会うのを恐れる具体的な変化まで書くと、主張と現実の場面がつながります。短い答案ほど一つの動作や結果が有効です。
二つの出来事を並べただけで、前者がどう後者を生むのかが見えません。私的な思考が見え、人が会うのを避けるという中間の動きを入れると論理を追えます。
第4段:平穏さについて結論を出す
頭に浮かぶ考えは確定した意見とは限らないため、それを守る空間が必要だとまとめます。 この部分が他人の心を読める社会とプライバシーという中心にどう結びつくかを意識してください。情報を日本語で箇条書きにし、必要な主語と動詞を決めてから英語にすると、語数を使いすぎずに筋を通せます。
I think daily life would grow less peaceful because everyone needs a private place for unfinished thoughts.
Therefore, life would be less peaceful even if people told fewer lies.
結論で別の論点を出すと、それまでの他人の心を読める社会とプライバシーの説明が未完成に見えます。本文の理由を短く受けて中心へ戻ってください。
If we could read minds, we would know what others truly feel, how they judge us, and what they hide. This might prevent some lies, but it would also destroy privacy. Friends might become afraid to meet one another. I think daily life would grow less peaceful because everyone needs a private place for unfinished thoughts.
全56語です。どちらも50~60語に収まっています。 冒頭から結論まで「心が読めると嘘は減るが生活は平穏でなくなる」という中心を保っています。how節1個、what節2個を使い、抽象的な名詞を平易な説明に開きました。各節は普通の語順で、冠詞・時制・主述の一致も一文ずつ確認しています。まずはこの構成を目標にしてください。
Being able to read minds would show us what people really think and how they feel about us. It could help us notice what a friend needs, yet it would make every passing thought public. People might avoid open conversations because they would fear being judged. Our relationships would become less trusting, even if some secrets disappeared.
全57語です。どちらも50~60語に収まっています。 標準解と同じ中心を保ち、友人の必要に気づく利点も示してから、信頼低下へ進んでいます。 難しい単語で短く見せるより、誰が何をするかを一つずつ書いています。語数を数え直し、英文としても一文ずつ確認しています。

設問は心が読めることの定義ではなく、そこから何が起こるかを求めています。
前半で示した考えと結論が逆になっています。他人の心を読める社会とプライバシーについて最初に決めた中心線を保たないと、理由を評価できません。
主張だけで終わり、設問が求める説明を支える材料がありません。指定範囲の下限まで、読める内容、利点、不利益、生活への影響を足してください。

最初に答案の中心を決める
他人の心を読める社会とプライバシーのように短い語数で考えを示す問題では、冒頭で中心を決めると後の文がぶれません。書き終えたら、すべての理由がこの一文を支えているか確認してください。
主張の直後に理由を置く
意見と理由の関係を読み手に迷わせない型です。that の後ろには主語と動詞を備えた文を置き、抽象語だけで止めずに中身を書いてください。
理由を目に見える場面にする
他人の心を読める社会とプライバシーについて一般論だけで終わりそうなときに役立ちます。人、行動、結果のうち二つ以上を入れると、短い一文でも理由の信頼性が上がります。
方法や状態を節に開く
「方法」「あり方」のような硬い名詞を探さず、how の後ろに普通の語順を置いて説明できます。疑問文の語順にしない点も確認してください。
内容を具体的に示す
「こと」「もの」「内容」を平易に表せる型です。what 自体が節の中で役割を持つため、直後に不必要な名詞を重ねないようにしてください。
本文を受けて中心へ戻る
最後に新しい理由を足さず、すでに説明した内容をまとめます。冒頭と同じ単語を全部繰り返さなくても、立場が同じだと伝われば十分です。
| 表現 | 意味 | ひとこと |
|---|---|---|
| mind | 心、思考 | read minds では通常複数形で一般的な能力を表します |
| privacy | プライバシー | 不可算名詞なので a privacy とはしません |
| private | 私的な | privacy は名詞、private は形容詞です |
| judge | 判断する、評価する | 人を目的語にすると「人を評価する」です |
| hide | 隠す | what they hide のように目的語を what が担えます |
| peaceful | 平穏な | 人より生活や場所の状態に使いやすい語です |
| unfinished | 未完成の | 考えが確定した意見ではないことを示せます |
| prevent | 防ぐ | prevent some lies のように目的語を直接取ります |
東大の第2問では、短い語数で意見、想像、会話の要約を切り替えて書かせます。2015年は相反することわざの比較、2013年は自分の学び、2012年は仮定の結果、2007年と2006年は長い会話の要約が出ました。題材は変わっても、設問の条件を先に拾い、平易な文で因果関係を示す力が一貫して求められています。
解説を読んだあとに自分の言葉で書き直すと、力のつき方がまったく違います。Boost アプリでこの問題を開けば、書いた答案をそのまま AI が添削します。
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