与えられた英文をそのまま使わず、その意味について自分の考えを書く問題です。ここでは「先入観が注意を選ぶ」という解釈を示し、同じ試合を見ても人によって記憶する場面が違う例で支えます。最後に、別の人の見方を聞いて第一印象を疑うという行動へつなげます。元の文を単語だけ置換するのではなく、what fits our ideas、how another person viewed it のように意味を分解することが得点の軸です。
以下のような有名な言葉がある。これについてどう考えるか。50~70語の英語で記せ。ただし、下の文をそのままの形で用いてはならない。 People only see what they are prepared to see.
50~70語の英語
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アプリでこの問題を解く 無料で1日2回まで添削できます引用の意味を自分の表現で解く
We often notice only what fits our ideas because our minds decide what deserves attention.
同じ出来事の見え方を比べる
For example, two people can watch the same game but remember different moments.
別視点を聞く効果を書く
Learning how another person viewed it can reveal details we missed.
自分が取る行動で結ぶ
Therefore, we should question our first impression and listen before deciding what really happened.
第1段:引用の意味を自分の表現で解く
prepared を直訳するのでなく、すでに持つ考えが注意の向きを決める、と因果関係にします。 この部分が先入観と見え方という中心にどう結びつくかを意識してください。情報を日本語で箇条書きにし、必要な主語と動詞を決めてから英語にすると、語数を使いすぎずに筋を通せます。
We often notice only what fits our ideas because our minds decide what deserves attention.
Our expectations guide what we notice and what we miss.
設問が禁止する文をそのまま使っており、内容以前に条件違反です。
what が導く名詞節では、疑問文のように does を主語の前へ出しません。what deserves attention という普通の語順にします。
ここで prepared は試験準備の話ではなく、期待や先入観が見え方を決めるという広い意味です。
第2段:同じ出来事の見え方を比べる
抽象論を証明するには、同じ対象を見た二人が違う部分に注目する場面が扱いやすいです。 この部分が先入観と見え方という中心にどう結びつくかを意識してください。情報を日本語で箇条書きにし、必要な主語と動詞を決めてから英語にすると、語数を使いすぎずに筋を通せます。
For example, two people can watch the same game but remember different moments.
For example, two viewers may remember different parts of one game.
なぜそう言えるのかが見えません。同じ出来事を見た二人が違う場面を覚える例まで書くと、主張と現実の場面がつながります。短い答案ほど一つの動作や結果が有効です。
good や important だけでは、先入観と見え方の何を評価しているのか伝わりません。how や what の節で、誰が何をし、何が変わるかまで開いてください。
第3段:別視点を聞く効果を書く
単に「他人は大切」とせず、その人がどう見たかを学ぶことで見落としに気づく、と変化を示します。 この部分が先入観と見え方という中心にどう結びつくかを意識してください。情報を日本語で箇条書きにし、必要な主語と動詞を決めてから英語にすると、語数を使いすぎずに筋を通せます。
Learning how another person viewed it can reveal details we missed.
By asking what another person noticed, we may find what escaped us.
how / what が導く部分は文中の名詞節なので、疑問文の語順にはしません。助動詞や be 動詞を主語の前に出すと明確な文法ミスです。
二つの出来事を並べただけで、前者がどう後者を生むのかが見えません。期待が注意を向け、その結果ほかの点を見落とすという中間の動きを入れると論理を追えます。
第4段:自分が取る行動で結ぶ
引用への感想を一般論で閉じず、自分がどう行動するかへ落とすと立場が明確になります。 この部分が先入観と見え方という中心にどう結びつくかを意識してください。情報を日本語で箇条書きにし、必要な主語と動詞を決めてから英語にすると、語数を使いすぎずに筋を通せます。
Therefore, we should question our first impression and listen before deciding what really happened.
So I test what I first saw by listening to another view.
結論で別の論点を出すと、それまでの先入観と見え方の説明が未完成に見えます。本文の理由を短く受けて中心へ戻ってください。
We often notice only what fits our ideas because our minds decide what deserves attention. For example, two people can watch the same game but remember different moments. Learning how another person viewed it can reveal details we missed. Therefore, we should question our first impression and listen before deciding what really happened.
全53語です。どちらも50~70語に収まっています。 冒頭から結論まで「準備された考えが注意を狭めるので別の見方を聞くべきだ」という中心を保っています。how節1個、what節3個を使い、抽象的な名詞を平易な説明に開きました。各節は普通の語順で、冠詞・時制・主述の一致も一文ずつ確認しています。まずはこの構成を目標にしてください。
Our expectations guide what we notice. When two students read the same story, one may focus on friendship while the other sees fear. If they explain how they reached their views, each can learn what was missing from the first reading. This is why I try to test my first impression against another person’s view.
全55語です。どちらも50~70語に収まっています。 標準解と同じ中心を保ち、物語を読む二人の例に変えて意味をさらに見える形にしています。 難しい単語で短く見せるより、誰が何をするかを一つずつ書いています。語数を数え直し、英文としても一文ずつ確認しています。

前半で示した考えと結論が逆になっています。先入観と見え方について最初に決めた中心線を保たないと、理由を評価できません。
主張だけで終わり、設問が求める説明を支える材料がありません。指定範囲の下限まで、引用の言いかえ、具体例、取るべき行動を足してください。

最初に答案の中心を決める
先入観と見え方のように短い語数で考えを示す問題では、冒頭で中心を決めると後の文がぶれません。書き終えたら、すべての理由がこの一文を支えているか確認してください。
主張の直後に理由を置く
意見と理由の関係を読み手に迷わせない型です。that の後ろには主語と動詞を備えた文を置き、抽象語だけで止めずに中身を書いてください。
理由を目に見える場面にする
先入観と見え方について一般論だけで終わりそうなときに役立ちます。人、行動、結果のうち二つ以上を入れると、短い一文でも理由の信頼性が上がります。
方法や状態を節に開く
「方法」「あり方」のような硬い名詞を探さず、how の後ろに普通の語順を置いて説明できます。疑問文の語順にしない点も確認してください。
内容を具体的に示す
「こと」「もの」「内容」を平易に表せる型です。what 自体が節の中で役割を持つため、直後に不必要な名詞を重ねないようにしてください。
本文を受けて中心へ戻る
最後に新しい理由を足さず、すでに説明した内容をまとめます。冒頭と同じ単語を全部繰り返さなくても、立場が同じだと伝われば十分です。
| 表現 | 意味 | ひとこと |
|---|---|---|
| expectation | 期待、予想 | 複数の先入観をまとめるときは expectations が自然です |
| notice | ~に気づく | see より「注意に入る」という意味が明確です |
| attention | 注意 | pay attention to の to を落とさないでください |
| impression | 印象 | first impression という組み合わせがよく使われます |
| view | 見方 | 意見の意味では可算名詞なので another view と言えます |
| detail | 細部 | 具体的な複数点なら details が自然です |
| reveal | 明らかにする | 主語は人だけでなく、a new view can reveal ... と置けます |
| expect | ~を予想する | 目的語に名詞または that 節を取れます |
東大の第2問では、短い語数で意見、想像、会話の要約を切り替えて書かせます。2015年は相反することわざの比較、2013年は自分の学び、2012年は仮定の結果、2007年と2006年は長い会話の要約が出ました。題材は変わっても、設問の条件を先に拾い、平易な文で因果関係を示す力が一貫して求められています。
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