相反する二つのことわざを説明したうえで、自分に合う方を選ぶ問題です。単に訳すのではなく、一方は行動前の確認を勧め、他方は迷いによる機会損失を警告すると対比させる必要があります。ここでは前者を選び、他者への影響と問題発生時の備えを理由にします。「慎重」は「いつまでも待つ」と同じではないと限定すれば、二つ目のことわざにも目を配った説得力のある答案になります。
“Look before you leap”と “He who hesitates is lost.”という、内容の相反することわざがある。どのように相反するか説明したうえで、あなたにとってどちらがよい助言と思われるか、理由とともに答えよ。全体で60~80語の英語で答えること。
60~80語の英語
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アプリでこの問題を解く 無料で1日2回まで添削できます二つの助言の違いを示す
The first proverb says that we should think about what may happen before acting, while the second warns that waiting too long can cost us a chance.
選ぶ助言を明言する
I prefer the first.
慎重さの中身を具体化する
It helps me consider how my choice may affect others and what I can do if trouble follows.
ためらいとの違いを示して結ぶ
Careful thought does not mean endless delay; it helps me act with a clear plan.
第1段:二つの助言の違いを示す
最初に二つのことわざを逐語訳せず、行動前に考える助言と、迷うと機会を失うという警告にまとめます。 この部分が慎重さと決断の速さという中心にどう結びつくかを意識してください。情報を日本語で箇条書きにし、必要な主語と動詞を決めてから英語にすると、語数を使いすぎずに筋を通せます。
The first proverb says that we should think about what may happen before acting, while the second warns that waiting too long can cost us a chance.
One saying tells us to check possible risks, but the other tells us to act before a chance disappears.
どちらを選ぶかだけで、二つがどう相反するかという必須条件が抜けています。
hesitates は行動を決められず機会を逃す側です。二つの対立が消える読み方になっています。
第2段:選ぶ助言を明言する
比較を終えたら短い独立文で立場を固定します。ここから後は前者がよい理由だけを支えます。 この部分が慎重さと決断の速さという中心にどう結びつくかを意識してください。情報を日本語で箇条書きにし、必要な主語と動詞を決めてから英語にすると、語数を使いすぎずに筋を通せます。
I prefer the first.
For me, the first saying gives better advice.
prefer A to B が基本です。than を使うなら prefer ではなく would rather など別の形が必要です。
第3段:慎重さの中身を具体化する
「慎重だからよい」では循環するため、選択が他人へ及ぼす影響と、問題時にできる対応を考えることだと分けます。 この部分が慎重さと決断の速さという中心にどう結びつくかを意識してください。情報を日本語で箇条書きにし、必要な主語と動詞を決めてから英語にすると、語数を使いすぎずに筋を通せます。
It helps me consider how my choice may affect others and what I can do if trouble follows.
It makes me ask how other people may be affected and what plan I need if something goes wrong.
なぜそう言えるのかが見えません。選択が他人に与える影響や失敗時の備えまで書くと、主張と現実の場面がつながります。短い答案ほど一つの動作や結果が有効です。
good や important だけでは、慎重さと決断の速さの何を評価しているのか伝わりません。how や what の節で、誰が何をし、何が変わるかまで開いてください。
how / what が導く部分は文中の名詞節なので、疑問文の語順にはしません。助動詞や be 動詞を主語の前に出すと明確な文法ミスです。
第4段:ためらいとの違いを示して結ぶ
後者のことわざが批判する迷いを認めつつ、短く考えて計画を持つことは別だとまとめます。 この部分が慎重さと決断の速さという中心にどう結びつくかを意識してください。情報を日本語で箇条書きにし、必要な主語と動詞を決めてから英語にすると、語数を使いすぎずに筋を通せます。
Careful thought does not mean endless delay; it helps me act with a clear plan.
Thinking first is useful when it leads to action rather than endless waiting.
二つの出来事を並べただけで、前者がどう後者を生むのかが見えません。危険を確認して計画を作るという中間の動きを入れると論理を追えます。
結論で別の論点を出すと、それまでの慎重さと決断の速さの説明が未完成に見えます。本文の理由を短く受けて中心へ戻ってください。
The first proverb says that we should think about what may happen before acting, while the second warns that waiting too long can cost us a chance. I prefer the first. It helps me consider how my choice may affect others and what I can do if trouble follows. Careful thought does not mean endless delay; it helps me act with a clear plan.
全64語です。どちらも範囲内です。 冒頭から結論まで「慎重に考えてから動く方がよい」という中心を保っています。how節1個、what節2個を使い、抽象的な名詞を平易な説明に開きました。各節は普通の語順で、冠詞・時制・主述の一致も一文ずつ確認しています。まずはこの構成を目標にしてください。
The two sayings give opposite advice about when we should act. One tells us to check what risks lie ahead, while the other says that delay may make us lose a chance. I choose the first because it teaches me how to prepare and what to do after a problem. Thinking briefly before acting usually leads to a safer choice.
全60語です。どちらも範囲内です。 標準解と同じ中心を保ち、二つの助言を平易に言い直してから理由を足しています。 難しい単語で短く見せるより、誰が何をするかを一つずつ書いています。語数を数え直し、英文としても一文ずつ確認しています。

前半で示した考えと結論が逆になっています。慎重さと決断の速さについて最初に決めた中心線を保たないと、理由を評価できません。
主張だけで終わり、設問が求める説明を支える材料がありません。指定範囲の下限まで、比較、選択、具体的な理由を足してください。

最初に答案の中心を決める
慎重さと決断の速さのように短い語数で考えを示す問題では、冒頭で中心を決めると後の文がぶれません。書き終えたら、すべての理由がこの一文を支えているか確認してください。
主張の直後に理由を置く
意見と理由の関係を読み手に迷わせない型です。that の後ろには主語と動詞を備えた文を置き、抽象語だけで止めずに中身を書いてください。
理由を目に見える場面にする
慎重さと決断の速さについて一般論だけで終わりそうなときに役立ちます。人、行動、結果のうち二つ以上を入れると、短い一文でも理由の信頼性が上がります。
方法や状態を節に開く
「方法」「あり方」のような硬い名詞を探さず、how の後ろに普通の語順を置いて説明できます。疑問文の語順にしない点も確認してください。
内容を具体的に示す
「こと」「もの」「内容」を平易に表せる型です。what 自体が節の中で役割を持つため、直後に不必要な名詞を重ねないようにしてください。
本文を受けて中心へ戻る
最後に新しい理由を足さず、すでに説明した内容をまとめます。冒頭と同じ単語を全部繰り返さなくても、立場が同じだと伝われば十分です。
| 表現 | 意味 | ひとこと |
|---|---|---|
| proverb | ことわざ | saying でも言いかえられますが、設問の種類を示すなら proverb が明確です |
| leap | 跳ぶ、急に行動する | ことわざでは文字どおりの跳躍より、考えず行動する意味を含みます |
| hesitate | ためらう | wait と違い、決断できない様子を表します |
| prefer | ~の方を好む | 比較対象を続けるなら prefer A to B の形です |
| risk | 危険、危険性 | 可算名詞として a risk / risks の形を使えます |
| affect | ~に影響する | effect という名詞と混同しないでください |
| delay | 遅れ、遅らせること | ここでは endless delay と名詞で使っています |
| careful | 注意深い | 人にも行動にも使えますが carefully は副詞です |
東大の第2問では、短い語数で意見、想像、会話の要約を切り替えて書かせます。2015年は相反することわざの比較、2013年は自分の学び、2012年は仮定の結果、2007年と2006年は長い会話の要約が出ました。題材は変わっても、設問の条件を先に拾い、平易な文で因果関係を示す力が一貫して求められています。
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