芸術に社会的な役割を義務づけるべきかを問う問題です。ここでは「役立つことはあるが、役立たなければならないとは考えない」と立場を限定します。useful の意味を曖昧にせず、what artists must say、how viewers see their lives、what cannot be measured に開いて、自由な表現そのものにも価値があると論じます。
「芸術は社会の役に立つべきだ」という主張について、あなたはどう考えるか。理由を添えて、60~80語の英語で述べよ。
60~80語の英語
解説を読んだあとに自分の言葉で書き直すと、力のつき方がまったく違います。Boost アプリでこの問題を開けば、書いた答案をそのまま AI が添削します。
アプリでこの問題を解く 無料で1日2回まで添削できます立場を一文で明示する
Art can help society, but I do not think every work must be useful.
理由をhow節・what節で具体化する
If artists must first decide what society needs, they may lose what they truly want to express. A strange painting or a quiet song can change how viewers see their own lives, even when we cannot measure how it helps.
一人の行動が見える例を置く
Art should remain free because we do not always know what will become important later..
理由をまとめ、冒頭の立場へ戻る
第1段:立場を一文で明示する
設問の中心語をそのまま受けながら、自分の立場を最初の一文で固定します。背景説明を先に置くと、読み手が結論を探すことになります。この問題では「芸術の価値を直接的な有用性だけで測らない」という筋を先に決め、残りの文をすべてその説明に使ってください。
Art can help society, but I do not think every work must be useful.
I disagree with the word should in this claim
should と have to はどちらも義務を表すため、ここでは重ねません。問題文の主張を示すなら should be useful で十分です。 この一箇所を直せば文の狙いが明確になります。別の冠詞や時制の誤りを混ぜず、今見ている形だけを確認してください。
この一般的な対象には useful to society が自然です。for を機械的に付けず、まとまりで覚えます。 この一箇所を直せば文の狙いが明確になります。別の冠詞や時制の誤りを混ぜず、今見ている形だけを確認してください。
art は活動や分野なら不可算です。個々の作品を数えるときは works of art とします。 この一箇所を直せば文の狙いが明確になります。別の冠詞や時制の誤りを混ぜず、今見ている形だけを確認してください。
主張の should に反対することと、芸術が社会を助ける可能性を否定することは別です。冒頭で両者を分けます。 この一箇所を直せば文の狙いが明確になります。別の冠詞や時制の誤りを混ぜず、今見ている形だけを確認してください。
第2段:理由をhow節・what節で具体化する
ここが山場です。抽象名詞を別の抽象名詞へ置き換えるのではなく、誰が何を感じ、どう判断し、何をするのかまで節に開きます。how と what の後ろには主語と動詞を置けるため、難しい一語を探さなくても論理を正確に運べます。
If artists must first decide what society needs, they may lose what they truly want to express. A strange painting or a quiet song can change how viewers see their own lives, even when we cannot measure how it helps.
Art sometimes teaches us how other people live or shows us what a community has forgotten. However, artists also need freedom to make work whose value is not clear at first
what 以下は what society needs の語順です。 この一箇所を直せば文の狙いが明確になります。別の冠詞や時制の誤りを混ぜず、今見ている形だけを確認してください。
what が express の目的語をすでに含むので、最後の it は重複です。 この一箇所を直せば文の狙いが明確になります。別の冠詞や時制の誤りを混ぜず、今見ている形だけを確認してください。
「見方」は how we see ... と節に開くと、高校範囲の語で自然に書けます。 この一箇所を直せば文の狙いが明確になります。別の冠詞や時制の誤りを混ぜず、今見ている形だけを確認してください。
measure は目的語を直接取ります。about は不要で、how節をそのまま続けます。 この一箇所を直せば文の狙いが明確になります。別の冠詞や時制の誤りを混ぜず、今見ている形だけを確認してください。
第3段:一人の行動が見える例を置く
理由だけでは本当に成り立つかが見えにくいので、For example などを合図にして具体的な人や場面を一つ置きます。例は話題を増やすためではなく、直前の理由が実際の生活でどう現れるかを証明するために使ってください。
Art should remain free because we do not always know what will become important later..
If usefulness becomes a rule, many new ideas may disappear before anyone understands what they offer
自由を理由にしているのに must follow と義務づけると論理が逆です。自分が表したいものを作れる形にします。 この一箇所を直せば文の狙いが明確になります。別の冠詞や時制の誤りを混ぜず、今見ている形だけを確認してください。
第4段:理由をまとめ、冒頭の立場へ戻る
最後は新しい論点を足さず、ここまで示した理由が最初の主張をどう支えるかを言い直します。60〜80語では結論を長くする余裕はありません。語を少し変えて再主張し、答案全体の向きをそろえると読みやすくなります。
Society can benefit from art without deciding in advance how each work must serve it.
答案は芸術に価値がないと言っているのではなく、有用性を義務にすべきでないと論じています。結論もその限定へ戻します。 この一箇所を直せば文の狙いが明確になります。別の冠詞や時制の誤りを混ぜず、今見ている形だけを確認してください。
Art can help society, but I do not think every work must be useful. If artists must first decide what society needs, they may lose what they truly want to express. A strange painting or a quiet song can change how viewers see their own lives, even when we cannot measure how it helps. Art should remain free because we do not always know what will become important later.
全69語で、条件の60語以上80語以内に収まっています。芸術の価値を直接的な有用性だけで測らないという立場を最初に示し、how節2個とwhat節3個で理由の中身を開きました。具体例は一つに絞り、最後は冒頭の主張へ戻しています。難しい単語を使わず、動作と結果を順番に書いているので、まずはこの構成を目標にしてください。
I disagree with the word should in this claim. Art sometimes teaches us how other people live or shows us what a community has forgotten. However, artists also need freedom to make work whose value is not clear at first. If usefulness becomes a rule, many new ideas may disappear before anyone understands what they offer. Society can benefit from art without deciding in advance how each work must serve it.
全71語で、指定範囲に収まっています。こちらは標準解とは別の言い方で、芸術の価値を直接的な有用性だけで測らないという考えを説明しました。how節2個とwhat節2個を使い、抽象的な名詞を高校範囲の動詞へほどいています。少し説明が長くなっても、理由と例の関係が明確なら十分に評価されます。

第一文で答案の向きを決める
第一文で答案の向きを決めるための型です。この問題では「芸術の価値を直接的な有用性だけで測らない」という中心線を保つために使います。形だけを覚えるのではなく、直前の文に対して理由・例・結論のどの役割を持つか確認してください。別の話題でも、中身を入れ替えればそのまま使えます。
「どう〜するか」を中身まで書く
「どう〜するか」を中身まで書くための型です。この問題では「芸術の価値を直接的な有用性だけで測らない」という中心線を保つために使います。形だけを覚えるのではなく、直前の文に対して理由・例・結論のどの役割を持つか確認してください。別の話題でも、中身を入れ替えればそのまま使えます。
「何を〜するか」を名詞節にする
「何を〜するか」を名詞節にするための型です。この問題では「芸術の価値を直接的な有用性だけで測らない」という中心線を保つために使います。形だけを覚えるのではなく、直前の文に対して理由・例・結論のどの役割を持つか確認してください。別の話題でも、中身を入れ替えればそのまま使えます。
主張の直後に根拠を置く
主張の直後に根拠を置くための型です。この問題では「芸術の価値を直接的な有用性だけで測らない」という中心線を保つために使います。形だけを覚えるのではなく、直前の文に対して理由・例・結論のどの役割を持つか確認してください。別の話題でも、中身を入れ替えればそのまま使えます。
抽象的な理由を場面に下ろす
抽象的な理由を場面に下ろすための型です。この問題では「芸術の価値を直接的な有用性だけで測らない」という中心線を保つために使います。形だけを覚えるのではなく、直前の文に対して理由・例・結論のどの役割を持つか確認してください。別の話題でも、中身を入れ替えればそのまま使えます。
60〜80語を安定させる四段構成
60〜80語を安定させる四段構成ための型です。この問題では「芸術の価値を直接的な有用性だけで測らない」という中心線を保つために使います。形だけを覚えるのではなく、直前の文に対して理由・例・結論のどの役割を持つか確認してください。別の話題でも、中身を入れ替えればそのまま使えます。
| 表現 | 意味 | ひとこと |
|---|---|---|
| art | 中心となる語 | この問題では help society というまとまりの中で使います。単語だけで暗記せず、前後の語と一緒に確認してください。品詞と単数・複数にも注意すると、うっかりした減点を防げます。 |
| society | 理由を示す語 | この問題では should というまとまりの中で使います。単語だけで暗記せず、前後の語と一緒に確認してください。品詞と単数・複数にも注意すると、うっかりした減点を防げます。 |
| useful | 行動を表す語 | この問題では what artists want to express というまとまりの中で使います。単語だけで暗記せず、前後の語と一緒に確認してください。品詞と単数・複数にも注意すると、うっかりした減点を防げます。 |
| express | 具体例で使う語 | この問題では change how viewers see life というまとまりの中で使います。単語だけで暗記せず、前後の語と一緒に確認してください。品詞と単数・複数にも注意すると、うっかりした減点を防げます。 |
| viewer | 結果を表す語 | この問題では cannot measure how it helps というまとまりの中で使います。単語だけで暗記せず、前後の語と一緒に確認してください。品詞と単数・複数にも注意すると、うっかりした減点を防げます。 |
| measure | 対比に使う語 | この問題では remain free というまとまりの中で使います。単語だけで暗記せず、前後の語と一緒に確認してください。品詞と単数・複数にも注意すると、うっかりした減点を防げます。 |
| remain | 結論で使う語 | この問題では what will become important later というまとまりの中で使います。単語だけで暗記せず、前後の語と一緒に確認してください。品詞と単数・複数にも注意すると、うっかりした減点を防げます。 |
| benefit | 注意して使う語 | この問題では decide in advance というまとまりの中で使います。単語だけで暗記せず、前後の語と一緒に確認してください。品詞と単数・複数にも注意すると、うっかりした減点を防げます。 |
東大2(A)は、2020年の言葉に操られるかという問い、2022年の芸術の役割、2025年の沈黙と同意、2026年の強さの意味のように、短い日常語を定義し直す問題を出しています。単純な賛否より、「役に立つ」「同意」「強い」が何を意味するかを60〜80語で具体化する力が求められます。
解説を読んだあとに自分の言葉で書き直すと、力のつき方がまったく違います。Boost アプリでこの問題を開けば、書いた答案をそのまま AI が添削します。
アプリでこの問題を解く iOS · Android · Web で使えます問題文と模範解答をまとめた質問文を用意しました。いつも使っている AI を選ぶと、質問文がコピーされた状態でそのサービスが開きます。
添削そのものは Boost アプリのほうが得意です。AI には「なぜこの訳になるの?」のような、解説の追加質問を投げるのがおすすめです。