旅人が町の細部を意識的に見る利点と、それでも外部者にとどまる限界を対比し、最後に現地人なら町がどう見えるかという想像へ進む文章です。列挙を整理し、how much they notice、what only an outsider can see、how the town would look to me を使って、観察量と立場の違いを混同しないことが山場です。
旅人は遠い町にたどりつき、街路樹や家並み、ショーウインドウの中の商品や市場に並べられた野菜や美術館に飾られた絵画を眺めて歩き、驚き、感心し、時には不安を覚える。旅人は、その町に長年住んでいる人たちよりもずっとたくさんのものを意識的に見るだろう。しかし、いくら大量の情報を目で吸収しても旅人はあくまで「よそ者」、あるいは「お客様」のままだ。外部に立っているからこそ見えるものがあるのだから、それはそれでいいのだが、わたしなどは、もし自分が旅人ではなく現地人だったらこの町はどんな風に見えるのだろう、と考えることも多い。
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アプリでこの問題を解く 無料で1日2回まで添削できます旅人は遠い町にたどりつき、街路樹や家並み、ショーウインドウの中の商品や市場に並べられた野菜や美術館に飾られた絵画を眺めて歩き、驚き、感心し、時には不安を覚える。
この箇所は単語を順番に置き換えるより、まず「誰が何をし、その結果どうなるか」を抜き出すと安定します。旅人の視線と現地人の視線の違いという論旨に照らし、how / what の節で中身を説明してください。日本語の読点ごとに英語を継ぎ足さず、意味のまとまりで文を切れば、高校範囲の語でも十分に正確な答案になります。
A traveler reaches a distant town and walks around looking at its street trees and rows of houses, goods in shop windows, vegetables in the market, and paintings in museums, feeling surprised and impressed and sometimes uneasy about what they see.
On arriving in a faraway town, travelers notice how the streets and houses look, what shops and markets display, and what hangs in museums. These sights may surprise or impress them and may sometimes make them feel unsafe.
arriveならin/atです この誤答では原文の関係が読み手に正しく届きません。狙った一点だけを直し、ほかの部分は変えずに確認してください。
look atを使います この誤答では原文の関係が読み手に正しく届きません。狙った一点だけを直し、ほかの部分は変えずに確認してください。
旅人は、その町に長年住んでいる人たちよりもずっとたくさんのものを意識的に見るだろう。
この箇所は単語を順番に置き換えるより、まず「誰が何をし、その結果どうなるか」を抜き出すと安定します。旅人の視線と現地人の視線の違いという論旨に照らし、how / what の節で中身を説明してください。日本語の読点ごとに英語を継ぎ足さず、意味のまとまりで文を切れば、高校範囲の語でも十分に正確な答案になります。
Travelers will probably notice far more of what the town contains than people who have lived there for many years do.
They may consciously notice much more than long-time residents do because everything is new to them.
noticeは他動詞です この誤答では原文の関係が読み手に正しく届きません。狙った一点だけを直し、ほかの部分は変えずに確認してください。
期間はforです この誤答では原文の関係が読み手に正しく届きません。狙った一点だけを直し、ほかの部分は変えずに確認してください。
原文は新鮮な目を持つ旅人のほうが意識的に多く見ると述べます。比較の向きを逆にしないようにします。 原文の情報の強さと向きを保つことが、この問題では大切です。
しかし、いくら大量の情報を目で吸収しても旅人はあくまで「よそ者」、あるいは「お客様」のままだ。
この箇所は単語を順番に置き換えるより、まず「誰が何をし、その結果どうなるか」を抜き出すと安定します。旅人の視線と現地人の視線の違いという論旨に照らし、how / what の節で中身を説明してください。日本語の読点ごとに英語を継ぎ足さず、意味のまとまりで文を切れば、高校範囲の語でも十分に正確な答案になります。
However much information they take in through their eyes, travelers still remain outsiders or guests.
Yet no matter how much they learn by looking, they are still visitors rather than local people.
informationは不可算です この誤答では原文の関係が読み手に正しく届きません。狙った一点だけを直し、ほかの部分は変えずに確認してください。
remainの後ろは補語です この誤答では原文の関係が読み手に正しく届きません。狙った一点だけを直し、ほかの部分は変えずに確認してください。
外部に立っているからこそ見えるものがあるのだから、それはそれでいいのだが、わたしなどは、もし自分が旅人ではなく現地人だったらこの町はどんな風に見えるのだろう、と考えることも多い。
この箇所は単語を順番に置き換えるより、まず「誰が何をし、その結果どうなるか」を抜き出すと安定します。旅人の視線と現地人の視線の違いという論旨に照らし、how / what の節で中身を説明してください。日本語の読点ごとに英語を継ぎ足さず、意味のまとまりで文を切れば、高校範囲の語でも十分に正確な答案になります。
That is fine, because there are things they can see precisely because they stand outside. Still, I often wonder how this town would look to me if I were a local person rather than a traveler.
What an outsider can see has its own value, so being a visitor is not a problem by itself. Even so, I often imagine what I would notice and how I would feel if this were my own town.
what節でまとめます この誤答では原文の関係が読み手に正しく届きません。狙った一点だけを直し、ほかの部分は変えずに確認してください。
間接疑問と仮定法です この誤答では原文の関係が読み手に正しく届きません。狙った一点だけを直し、ほかの部分は変えずに確認してください。
実際には旅人なので、現地人だったらという反事実には would look / were を使います。 原文の情報の強さと向きを保つことが、この問題では大切です。
A traveler reaches a distant town and walks around looking at its street trees and rows of houses, goods in shop windows, vegetables in the market, and paintings in museums, feeling surprised and impressed and sometimes uneasy about what they see. Travelers will probably notice far more of what the town contains than people who have lived there for many years do. However much information they take in through their eyes, travelers still remain outsiders or guests. That is fine, because there are things they can see precisely because they stand outside. Still, I often wonder how this town would look to me if I were a local person rather than a traveler.
原文の情報を意味のまとまりごとに分け、旅人の視線と現地人の視線の違いという中心線を保ちました。標準解は全113語で、how節1個、what節2個を使っています。難しい名詞を探す代わりに、誰が何を見て、どう考え、何が起こるかを節で説明しました。長くても各文の主語と動詞が見えるので、まずはこの組み立てを目標にしてください。
On arriving in a faraway town, travelers notice how the streets and houses look, what shops and markets display, and what hangs in museums. These sights may surprise or impress them and may sometimes make them feel unsafe. They may consciously notice much more than long-time residents do because everything is new to them. Yet no matter how much they learn by looking, they are still visitors rather than local people. What an outsider can see has its own value, so being a visitor is not a problem by itself. Even so, I often imagine what I would notice and how I would feel if this were my own town.
こちらは全110語です。標準解の名詞や構文が出ない場合に備え、さらに平易な動詞で説明しました。how節3個とwhat節4個を使い、原文の内容を落とさず文を短く切っています。うまい一語が出なくても、情報の順序と論理を守れば十分に伝わる答案になります。

様子や程度を節に開く
様子や程度を節に開くための型です。この問題では「旅人の視線と現地人の視線の違い」という論理を切らずに運ぶ役割があります。日本語の表面だけでなく、原因・対比・条件のどれを表しているか確認してから使ってください。別の和文英訳でも中身を入れ替えて利用できます。
内容を名詞節にする
内容を名詞節にするための型です。この問題では「旅人の視線と現地人の視線の違い」という論理を切らずに運ぶ役割があります。日本語の表面だけでなく、原因・対比・条件のどれを表しているか確認してから使ってください。別の和文英訳でも中身を入れ替えて利用できます。
人の集団を行動で説明する
人の集団を行動で説明するための型です。この問題では「旅人の視線と現地人の視線の違い」という論理を切らずに運ぶ役割があります。日本語の表面だけでなく、原因・対比・条件のどれを表しているか確認してから使ってください。別の和文英訳でも中身を入れ替えて利用できます。
原因を文か名詞で示す
原因を文か名詞で示すための型です。この問題では「旅人の視線と現地人の視線の違い」という論理を切らずに運ぶ役割があります。日本語の表面だけでなく、原因・対比・条件のどれを表しているか確認してから使ってください。別の和文英訳でも中身を入れ替えて利用できます。
譲歩や逆接を残す
譲歩や逆接を残すための型です。この問題では「旅人の視線と現地人の視線の違い」という論理を切らずに運ぶ役割があります。日本語の表面だけでなく、原因・対比・条件のどれを表しているか確認してから使ってください。別の和文英訳でも中身を入れ替えて利用できます。
長文和訳を組み直す
長文和訳を組み直すための型です。この問題では「旅人の視線と現地人の視線の違い」という論理を切らずに運ぶ役割があります。日本語の表面だけでなく、原因・対比・条件のどれを表しているか確認してから使ってください。別の和文英訳でも中身を入れ替えて利用できます。
| 表現 | 意味 | ひとこと |
|---|---|---|
| reach a distant town | 遠い町にたどり着く | この問題では「reach a distant town」という形で使います。arriveならin/atです 単語だけでなく、前置詞・語順・数まで一まとまりで覚えると、修正例のように安定して書けます。 |
| walk around looking at | 眺めて歩く | この問題では「walk around looking at」という形で使います。look atを使います 単語だけでなく、前置詞・語順・数まで一まとまりで覚えると、修正例のように安定して書けます。 |
| be clearly aware of | 意識的に見る | この問題では「be clearly aware of」という形で使います。noticeは他動詞です 単語だけでなく、前置詞・語順・数まで一まとまりで覚えると、修正例のように安定して書けます。 |
| have lived for many | 長年住む | この問題では「have lived for many years」という形で使います。期間はforです 単語だけでなく、前置詞・語順・数まで一まとまりで覚えると、修正例のように安定して書けます。 |
| take in information through | 情報を目で吸収する | この問題では「take in information through their eyes」という形で使います。informationは不可算です 単語だけでなく、前置詞・語順・数まで一まとまりで覚えると、修正例のように安定して書けます。 |
| remain outsiders | よそ者のまま | この問題では「remain outsiders」という形で使います。remainの後ろは補語です 単語だけでなく、前置詞・語順・数まで一まとまりで覚えると、修正例のように安定して書けます。 |
| what an outsider can | 外部だから見えるもの | この問題では「what an outsider can see」という形で使います。what節でまとめます 単語だけでなく、前置詞・語順・数まで一まとまりで覚えると、修正例のように安定して書けます。 |
| how the town would | 現地人ならどう見えるか | この問題では「how the town would look to me」という形で使います。間接疑問と仮定法です 単語だけでなく、前置詞・語順・数まで一まとまりで覚えると、修正例のように安定して書けます。 |
東大2(B)は2018年の生きる意味、2022年の旅人と現地人、2023年の歴史研究への関心のように、筆者の認識がどう変わるかを訳させます。2022年は旅行者の豊かな観察を認めつつ、情報量だけでは現地人になれないという逆接と、最後の仮定法を保つ必要があります。
解説を読んだあとに自分の言葉で書き直すと、力のつき方がまったく違います。Boost アプリでこの問題を開けば、書いた答案をそのまま AI が添削します。
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