冬の温泉で猿を見た驚きから、人間と猿の違いへの考えに進む随筆です。難所は、「世界でただ一つ」をthe onlyで作ること、「猿といっしょにはいれる」の省略された温泉を補うこと、雪を体に積もらせながら静かにつかる姿を一つの像にまとめることです。最後の「ではないか、という気がした」は断定ではないため、mightとI feltを使って控えめな推量を残してください。
世界でただ一つの、猿といっしょにはいれる温泉だと聞いて、私は真冬にそこへ出かけた。雪を積もらせながらじっと温泉につかっている一匹の猿は、まるで哲学者のように見えた。人間と猿との違いは、私たちが思っているほど大きくないのではないか、という気がした。
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アプリでこの問題を解く 無料で1日2回まで添削できます世界でただ一つの、猿といっしょにはいれる温泉だと聞いて、私は真冬にそこへ出かけた。
最初に「聞いた」「出かけた」の時間順を整理し、理由をsoで結びます。世界で唯一という情報は温泉を修飾するwhere節へ入れれば、長い日本語を一息で追わずに済みます。原文が伝聞であることも意識し、余計な固有名や場所を足さないでください。
I had heard that it was the only hot spring in the world where people could bathe with monkeys, so I went there in the middle of winter.
What made me go there in midwinter was hearing that this was the only place in the world where I could enter a hot spring together with monkeys.
唯一の一つを示すときはthe onlyとします。 狙った欠陥はこの一点だけです。修正例と見比べ、場面や主張の強さがどう戻るか確認してください。
whereが場所を受けるので末尾のinは重複します。 狙った欠陥はこの一点だけです。修正例と見比べ、場面や主張の強さがどう戻るか確認してください。
hot springは数えられる場所なので冠詞が必要です。 狙った欠陥はこの一点だけです。修正例と見比べ、場面や主張の強さがどう戻るか確認してください。
英語ではin the middle of winterという順序です。 狙った欠陥はこの一点だけです。修正例と見比べ、場面や主張の強さがどう戻るか確認してください。
雪を積もらせながらじっと温泉につかっている一匹の猿は、まるで哲学者のように見えた。
猿の姿を写真のように思い浮かべ、猿を主語にした動作と、雪を主語にした同時進行を分けます。「さらさら」などと同じく、様子を一語に無理やり対応させず、どこに雪がどう積もるかまで説明すると自然です。
One monkey sat quietly in the hot spring with snow piling up on its body, and it looked just like a philosopher.
A monkey was soaking quietly in the hot water, letting snow gather on its head and shoulders. The way it sat there made me wonder what it was thinking, as if it were a philosopher.
原文は性別を示していないので所有格itsを使います。 狙った欠陥はこの一点だけです。修正例と見比べ、場面や主張の強さがどう戻るか確認してください。
これでは猿が自分で雪を積んだ意味です。雪を主語にします。 狙った欠陥はこの一点だけです。修正例と見比べ、場面や主張の強さがどう戻るか確認してください。
likeの後ろに主語のない文は置けません。名詞を続けます。 狙った欠陥はこの一点だけです。修正例と見比べ、場面や主張の強さがどう戻るか確認してください。
人間と猿との違いは、私たちが思っているほど大きくないのではないか、という気がした。
最後は観察から生まれた感想です。differenceを主語にする標準形と、how different we areと問いに開く形のどちらでも書けます。ただし筆者は断定していないため、mightやwonderを残し、主張を原文より強くしないでください。
I felt that the difference between human beings and monkeys might not be as great as we think it is.
The sight made me ask how different we really are from monkeys and wonder whether what separates us from them is as important as we usually think.
二者の違いはbetween A and Bで結びます。 狙った欠陥はこの一点だけです。修正例と見比べ、場面や主張の強さがどう戻るか確認してください。
not as ... asが一組で、thanとは混ぜません。 狙った欠陥はこの一点だけです。修正例と見比べ、場面や主張の強さがどう戻るか確認してください。
must notは原文の「気がした」より確信が強すぎます。 狙った欠陥はこの一点だけです。修正例と見比べ、場面や主張の強さがどう戻るか確認してください。
I had heard that it was the only hot spring in the world where people could bathe with monkeys, so I went there in the middle of winter. One monkey sat quietly in the hot spring with snow piling up on its body, and it looked just like a philosopher. Seeing what the monkey was doing and how calm it looked made me wonder how different it really was from us. I felt that the difference between human beings and monkeys might not be as great as we think it is.
標準解では、訪問の理由、雪の中の猿の姿、そこから生まれた考えを順に置きました。how節とwhat節は猿の内面を想像する箇所に使い、最後はnot as ... asで比較を正確に作っています。hot spring、monkey、snowのような平易な語で十分です。伝聞・過去の観察・控えめな感想の時制と強さを分けてください。答案を点検するときは、聞いた内容と自分が見た事実を分けてください。「世界でただ一つ」は訪問前に聞いた情報なのでhad heardの中に置き、猿の姿は現地での観察として過去形で描きます。雪が積もるのは猿の意志ではないため、snowを動作の主語にすることも大切です。philosopherという比喩は見た目の印象であり、本当に哲学をしていると断定しません。最後もmightを使い、人と猿の差が小さいと感じただけの控えめな結論にします。
What made me go there in midwinter was hearing that people could enter this hot spring with monkeys. I saw how one monkey stayed still in the water while snow gathered on its body. It looked like a philosopher who was thinking deeply. The sight made me ask how different we really are from monkeys and wonder what separates us from them. Perhaps the difference is not as great as we imagine.
こちらは「世界でただ一つ」を少し弱め、聞いた内容として説明しています。雪を積もらせるという日本語も、while snow gatheredと節にすれば主語の向きを誤りません。最後はwhat separates usという節で「違い」を中身に開きました。一語が出なくても、見た順に具体的な動作を書けば、原文の静かなユーモアと気づきまで運べます。説明を足す場合は、温泉に入れる主語をpeopleまたはIで補い、where節の中で場所との関係を完成させます。猿がじっとしていること、雪が頭や肩に集まること、哲学者のように見えたことは、それぞれ別の短い文にして構いません。最後にhow different we areと開けば、differenceの前置詞に迷ったときも内容を保てます。観察から感想へ進む順番を守るだけで、この短文の静かな面白さが英語でも伝わります。

〜できる唯一のA
日本語の長い修飾や比較を、主語と動詞のある英語へ組み直す型です。形だけでなく、誰が見てどう判断したかも保ってください。別の情景描写や意見文でも再利用できます。
Aが〜した理由は…だ
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Aが〜している状態で
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〜のように見える
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AとBの違い
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〜ほど…でない
日本語の長い修飾や比較を、主語と動詞のある英語へ組み直す型です。形だけでなく、誰が見てどう判断したかも保ってください。別の情景描写や意見文でも再利用できます。
| 表現 | 意味 | ひとこと |
|---|---|---|
| hot spring | 温泉 | 可算名詞なので冠詞を付けます 例文の語順と前置詞まで一緒に覚えてください。 |
| bathe | 入浴する | bathe inで場所を示します 例文の語順と前置詞まで一緒に覚えてください。 |
| midwinter | 真冬 | 前置詞inを使います 例文の語順と前置詞まで一緒に覚えてください。 |
| soak | 液体につかる | 継続状態に合います 例文の語順と前置詞まで一緒に覚えてください。 |
| pile up | 積もる | 雪を主語にできます 例文の語順と前置詞まで一緒に覚えてください。 |
| philosopher | 哲学者 | 一人ならaが必要です 例文の語順と前置詞まで一緒に覚えてください。 |
| human being | 人間 | 一般の複数ならhuman beingsです 例文の語順と前置詞まで一緒に覚えてください。 |
| difference | 違い | between A and Bで二者を結びます 例文の語順と前置詞まで一緒に覚えてください。 |
1997年前期(1)は空港の旅人、後期(1)はインターネット、1998年前期(2)は野球を扱います。日常の一場面から人間についての一般的な気づきへ進む構成が多く、最後の感想を強く断定しすぎないことが重要です。
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