冗談への否定的評価から始め、ユーモアが人間関係を助ける価値へ転じる文章です。「低俗な奴」を難しい悪口にせず someone with poor taste、「潤滑油」は oil を直訳せず what helps relationships run smoothly と説明します。「ユーモアがわかる」は understand what makes something funny、「感受性」は notice how other people feel と節に開けます。最後は be told that you have ... を主語にして、最高の褒め言葉という評価を自然に置きます。 模範解答ではhow節・what節を三つ以上使い、説明的でも誤解のない英語を優先しています。
冗談を言う人間は低俗な奴と嘲笑を買うことがある。しかし,人間関係における一種の潤滑油としてのユーモアの効用については,もっと認識されて良いのではないだろうか。ユーモアのわかる人間となるためには,幅広い知識と柔軟な思考法,それに豊かな感受性が必要だ。ユーモアのセンスが,あると言われることは最高の褒め言葉である。
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アプリでこの問題を解く 無料で1日2回まで添削できます冗談を言う人間は低俗な奴と嘲笑を買うことがある。
まず「冗談を言う人」が評価される受け身の文だと見抜き、People who tell jokes are sometimes laughed at と骨格を作ります。「ことがある」は常にそうだという断定ではないため sometimes が必要です。「低俗」は身分が低いのではなく、品がないと見られることなので a person with poor taste と評価の中身を説明します。こうして頻度と評価を分けると、強すぎない原文の語り口を保てます。
People who tell jokes are sometimes laughed at as people with poor taste.
People who tell jokes are sometimes laughed at as people with poor taste.
lie は相手をだますための嘘で、笑わせるための joke とは別です。この文では冗談を言う人への評価ではなく、嘘をつく人への非難に話題が変わります。頻度などほかの条件は保ち、tell lies だけを tell jokes に直します。
low person は位置や身長が低い人とも読め、冗談の品がないという評価を表しません。原文は人間として価値が低いと断定するより、趣味が悪い人だと見られる可能性を述べています。person with poor taste と評価の範囲を示します。
laugh は「人を笑う」という意味で人を直接目的語にできず、laugh at a person とします。at がないと動詞と目的語の関係が壊れ、誰が嘲笑の対象なのかを表せません。
しかし,人間関係における一種の潤滑油としてのユーモアの効用については,もっと認識されて良いのではないだろうか。
「潤滑油」は物の名前を訳す問題ではなく、ユーモアが人間関係で何をするかを問う比喩です。そこで what humor can do と節に開き、helps relationships run smoothly と働きを続けます。「もっと認識されて良いのでは」は命令ではなく控えめな提案なので、we should understand more fully とします。前文の否定的評価から価値の見直しへ転じるため、However を先頭に置く理由もここにあります。
However, we should understand more fully what humor can do as something that helps human relationships run smoothly.
However, we should understand more fully what humor can do as something that helps human relationships run smoothly.
cooking oil とすると、ユーモアが人間関係の中に入れる食用油だという物理的な話になります。原文が借りているのは油そのものではなく、物事の動きを滑らかにする働きです。helps relationships run smoothly と作用を訳します。
usage は語の用法や道具の使い方を指しやすく、「ユーモアの使用方法を知るべきだ」という説明になります。原文が認めてほしいのは、人と人の関係を良くする効用なので、what humor can do と働きそのものを示します。
ユーモアのわかる人間となるためには,幅広い知識と柔軟な思考法,それに豊かな感受性が必要だ。
必要なのは「知識・思考法・感受性」の三項目なので、英語でも broad knowledge、a mind that ...、the ability to ... と同じ段に並べます。柔軟さは soft という性質ではなく、物事を別の見方で考えられる力です。感受性も難しい名詞一語にせず notice how other people feel とすれば、冗談が相手を傷つけるかまで察する力だと分かります。三つの抽象名詞を実際にできる行動へほどく発想です。
To become someone who understands what makes things funny, we need broad knowledge, a mind that can look at things in different ways, and the ability to notice how other people feel.
To become someone who understands what makes things funny, we need broad knowledge, a mind that can look at things in different ways, and the ability to notice how other people feel.
know humor ではユーモアという言葉を知るのか、冗談を覚えているのかが分かりません。原文の「わかる」は、何がなぜ面白いかを理解できることです。understand what makes things funny と判断の中身まで書きます。
soft thinking は考えが弱い、甘いという印象を与え、別の見方へ切り替えられる柔軟さを表しません。a mind that can look at things in different ways とすれば、固定した見方に縛られない能力が伝わります。
sensitivity to criticism は批判に傷つきやすいことだけを表し、相手の気持ちや場の空気に気づく豊かな感受性を狭めます。ユーモアには、誰がどう感じるかを読み取る力が必要だという原文の幅を残してください。
ユーモアのセンスが,あると言われることは最高の褒め言葉である。
褒め言葉は発言そのものではなく、「あなたにはユーモアのセンスがあると言われる」という出来事全体です。そのため Being told that ... を長い主語にします。sense of humor を使ってもよいですが、know how to use humor well と開けば、場に合う使い方ができるという意味が見えます。「最高」は順位を厳密に決める話ではないので、one of the highest forms of praise と控えめにすると自然です。
Being told that you know how to use humor well is one of the highest forms of praise.
Being told that you know how to use humor well is one of the highest forms of praise.
compliment word という名詞の重ね方では「褒め言葉」という種類を自然に作れず、It が何を指すかも不明です。Being told that ... を主語にして forms of praise と結べば、褒められる出来事への評価になります。
この文は「そのような人を褒めるべきだ」という命令になります。原文は、あなたにはユーモアのセンスがあると言われること自体が大きな賛辞だ、と評価しています。誰かへの行動ではなく Being told ... を主語にします。
People who tell jokes are sometimes laughed at as people with poor taste. However, we should understand more fully what humor can do as something that helps human relationships run smoothly. To become someone who understands what makes things funny, we need broad knowledge, a mind that can look at things in different ways, and the ability to notice how other people feel. Being told that you know how to use humor well is one of the highest forms of praise.
冗談への否定的評価から始め、ユーモアが人間関係を助ける価値へ転じる文章です。「低俗な奴」を難しい悪口にせず someone with poor taste、「潤滑油」は oil を直訳せず what helps relationships run smoothly と説明します。「ユーモアがわかる」は understand what makes something funny、「感受性」は notice how other people feel と節に開けます。最後は be told that you have ... を主語にして、最高の褒め言葉という評価を自然に置きます。 標準解は原文の各文を順番どおりに扱い、断定・推量・時間関係も落としていません。how/what は実際に数えた値です。まずは平易な語で論理を全部置くことを目標にしてください。
A person who jokes may sometimes be called rude or foolish. Yet humor can make it easier for people to get along, and we should value this more. Anyone who wants to understand why something is funny needs to know many things, think in a free and open way, and feel what others feel. Few words of praise are better than being told that you have a good sense of humor.
こちらは一文を短くし、抽象的な表現を具体的な動作に戻した版です。英語が長くなっても、原文の内容を読み手が迷わず追えることが大切です。難しい名詞が出ないときは、誰が何を感じ、何をしたかを説明して大丈夫です。

この問題の名詞表現を節に開く
「ことがある」は sometimes で頻度を残します。低俗を poor taste とし、嘲笑を be laughed at で受け身にします。 この考え方は別の和文英訳でも、ぴったりの名詞が出ないときに役立ちます。原文の意味を狭めず、誰が何をするかまで書いてください。
この問題の名詞表現を節に開く
潤滑油を oil と直訳せず、人間関係を滑らかにする働きと説明します。疑問形の提案は should で控えめに表せます。 この考え方は別の和文英訳でも、ぴったりの名詞が出ないときに役立ちます。原文の意味を狭めず、誰が何をするかまで書いてください。
この問題の名詞表現を節に開く
三つの資質を並列にし、それぞれを具体的な行動へ開きます。特に感受性は他人の気持ちに気づく力として説明します。 この考え方は別の和文英訳でも、ぴったりの名詞が出ないときに役立ちます。原文の意味を狭めず、誰が何をするかまで書いてください。
潤滑油の比喩を働きに戻す
物を油にたとえる表現を直訳せず、人間関係や計画が問題なく進むよう助ける、と平易な動詞で説明できます。
この問題の名詞表現を節に開く
「言われること」全体を Being told that ... の動名詞句で主語にします。絶対的な the highest より one of the highest が自然です。 この考え方は別の和文英訳でも、ぴったりの名詞が出ないときに役立ちます。原文の意味を狭めず、誰が何をするかまで書いてください。
評価を安全に表す
日本語の「大切だ」「必要だ」を、評価する人と行動がわかる形にできます。主語が長いときにも使いやすい型です。
| 表現 | 意味 | ひとこと |
|---|---|---|
| People who tell jokes | jokeをlieとする | lie は嘘で、冗談とは別です。 |
| A joker may be | 低俗をlow personとする | low person は身長や位置とも取れ、品のなさを表しません。 |
| People laugh at a | 嘲笑をlaughだけにする | laugh はこの意味では at が必要です。 |
| Humor helps relationships run | 潤滑油をcooking oilとする | 料理用油になり、比喩の働きが伝わりません。 |
| We should understand what | 効用をusageだけにする | usage は語や道具の使い方で、良い働きという意味が弱いです。 |
| We need knowledge to | ユーモアがわかるをknow humorとする | know humor は意味が曖昧です。 |
| We need a mind | 柔軟な思考をsoft thinkingとする | soft thinking とは言いません。look at things in different ways と、考え方を変えられる行動で表します |
| sense of humor | ユーモアのセンス | 通常 a sense of humor の形です。humor sense と語順を逆にせず、have a good sense of humor と使ってください |
京大の和文英訳は、2008年の読書、2009年のユーモア、2010年の列車と料理、2013年の睡眠と星座、2014年の電子書籍のように身近な題材から抽象的な感覚や因果を説明させます。この問題でも、原文の比喩や名詞を一語で置き換えず、何がどう見え、何を意味するかまで節に開く力が問われます。
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