若者が性別にかかわらず料理を身につけるべきだという意見を、四つの理由で支える文章です。自分で食事を用意できること、完成した料理を思い描き手を上手に使うこと、食材から自然へ関心を広げること、友人へのもてなしや共同作業で関係を深めることを順に訳します。抽象名詞を並べると因果が見えなくなるため、how to prepare their own meals、what the finished dish should be like、how to use their hands、what their food is made from と節に開きます。「おいしいから健康によい」ではなく、料理が頭と体を働かせるから良いという関係を守るのが山場です。最後の二条件は、友人のために作って喜んでもらうことと、他者と役割を分けて一緒に作ることです。それぞれ別の形で人との距離を縮めるため、or で並べ、どちらの経験も絆につながるとまとめます。
(2) 私の意見では,現代の若者は性別を問わずに自分で調理できることが大切である。料理をおいしく仕上げるためには豊かな想像力や手先の器用さが要求されるので,心身の健康にとても良い。食材に意識的になれば自然への関心も高まる。さらに,料理で友人をもてなすことができると,あるいは人と共同して料理ができると,絆が深まることは間違いない。
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アプリでこの問題を解く 無料で1日2回まで添削できます(2) 私の意見では,現代の若者は性別を問わずに自分で調理できることが大切である。
長い主語を置くより、It is important for young people today to know how to ... と評価を先に出すと安定します。「できる」は一回料理ができたことではなく技能なので、know how to を使います。「性別を問わず」は regardless of gender と文末に添えれば対象の範囲が明確です。
In my view, it is important for young people today to know how to prepare their own meals, regardless of gender.
I believe that every young person today should learn what to do in order to cook for themselves.
In my opinion で私の意見だと示した直後に we think とすると、意見の主体が途中で変わり、同じ働きも重複します。
without sex は性的行為をしないという別の意味です。対象を性別で限定しないことは regardless of gender とします。
a cook は職業として料理をする人です。原文は日常の食事を自分で用意できる技能を求めています。
料理をおいしく仕上げるためには豊かな想像力や手先の器用さが要求されるので,心身の健康にとても良い。
原文は、料理という活動が想像力と手の技能を使うため心身によい、と読めます。good food is healthy とすると、おいしい食べ物の栄養の話に変わります。Making good food requires us to picture what ... and learn how ... と、使う力を先に述べ、そのため cooking is good for both mind and body と結んでください。
Making food taste good requires us to picture what the finished dish should be like and learn how to use our hands well, so cooking is good for both mind and body.
To make a good dish, we must imagine how it will look and taste and use our hands with care. In this way, cooking trains both our minds and our bodies.
image power は自然な英語の組合せではなく、何を思い描く力かも分かりません。完成した料理の姿を節で説明します。
clever は知的な賢さを表し、指そのものが考えるように響きます。手を上手に使う技能として書きます。
原文の理由は、料理する過程が想像力と手先を使うことです。味がよい食品の健康効果へ話を変えてはいけません。
heart はこの文では心臓と読まれやすく、想像力を使う精神面が消えます。mind and body の対にします。
食材に意識的になれば自然への関心も高まる。
ingredients が出れば使えますが、綴りに不安があれば what our food is made from と節で説明できます。食材がどこから来るかを考えることで自然への関心が高まる、という流れを When で明示します。aware of food だけでは何に注意するのか曖昧です。
When we think carefully about what our food is made from, we also become more interested in nature.
Learning where the things we cook with come from can teach us how closely food is connected with nature.
many foods は食品の種類に注意する意味に寄り、料理に使う材料と自然のつながりが見えません。材料の中身を示します。
自然一般を表す nature には通常 the を付けません。特定の性質という別の用法と混同しないようにします。
さらに,料理で友人をもてなすことができると,あるいは人と共同して料理ができると,絆が深まることは間違いない。
「もてなす」と「共同して料理する」は別の二場面なので、cook for our friends or cook with other people と前置詞を変えて並べます。両方を同時に行う必要はないため and ではなく or が原文に合います。結果は these experiences can show us how close we can become と書けば、bond のような名詞が出なくても伝わります。
There is no doubt that cooking for friends or cooking with other people can show us how close we can become.
We will surely build stronger ties when we serve food to our friends or work together with others in the kitchen.
cook our friends は友人を食材として調理する意味です。友人のためなら for、友人と一緒なら with を入れます。
only if と and により、もてなしと共同調理の両方をした場合だけという条件に変わります。原文はどちらの場合もよいと並べています。
In my view, it is important for young people today to know how to prepare their own meals, regardless of gender. Making food taste good requires us to picture what the finished dish should be like and learn how to use our hands well, so cooking is good for both mind and body. When we think carefully about what our food is made from, we also become more interested in nature. There is no doubt that cooking for friends or cooking with other people can show us how close we can become.
第一文で how to prepare their own meals と能力を具体化しました。第二文は what the finished dish should be like と how to use our hands well を使い、想像力と器用さを実際の行動に戻しています。第三文の what our food is made from は食材、最後の how close we can become は絆の深まりです。how節3個、what節2個を実測しました。料理がおいしいから健康なのではなく、料理する活動が心と体を使うためよい、という原文の論理を保っています。答案全体は、自立、心身、自然、人間関係という四つの段階です。どれか一つを詳しくしすぎて残りを落とさないよう、各原文一文に対応する英語があるか順に指で追ってください。また、friends のために作る場面と other people と一緒に作る場面は別です。for と with を正しく分けることで、二種類のつながり方が読み手にも見えます。
I think all young people should be able to cook for themselves, whether they are male or female. In order to make a meal taste good, they have to imagine how they want it to turn out and decide what to do with their hands. Cooking therefore exercises both the mind and the body. It also makes people ask where their food comes from and notice how much we depend on nature. Finally, when friends prepare or share a meal together, they learn what it is like to work for one another and become closer.
こちらは whether they are male or female と説明し、完成した料理を how they want it to turn out で表しました。食材から自然へのつながりは where their food comes from と how much we depend on nature に開いています。最後は prepare or share a meal together とし、もてなしと共同作業を一つの食事の場面にまとめました。語数は増えますが、料理の四つの価値をすべて追える安全な解答です。第一文の themselves は all young people を受けています。単数の a young person を主語に変えるなら代名詞の対応も見直してください。最後の work for one another は、共同調理で互いのために動くことを表し、単に同じ台所にいるだけではない「絆」の理由まで補っています。

身につけるべき技能を示す
長い行動を主語にせず、誰にどんな技能が大切かを順に置けます。
条件で対象を限定しない
性別や年齢にかかわらず同じことが当てはまる一般論に使えます。
完成像を思い描く
imagination という抽象名詞を、何を思い描く力なのかへ開けます。
器用さを動作に戻す
skill や ability の訳語が出なくても、道具や手をどう使えるかで説明できます。
材料の中身へ注意を向ける
食材や製品の素材を、難しい名詞なしで説明できます。
相手の役割を前置詞で分ける
for は料理を受け取る相手、with は一緒に作業する相手です。
確信を残して結論を述べる
「間違いない」を、後ろに完全な文を置いて表せます。
| 表現 | 意味 | ひとこと |
|---|---|---|
| prepare a meal | 食事を用意する | prepare は他動詞なので meal を直接後ろに置けます |
| regardless of | 〜にかかわらず | 後ろには gender や age のような名詞を置きます |
| dish | 料理、一皿 | 食器という意味もあるため、文脈で区別します |
| both mind and body | 心身の両方 | both の後ろを and で結びます |
| ingredient | 食材、材料 | 通常は複数の ingredients を使うことが多い語です |
| be made from | 〜から作られている | 材料の形が変わる場合に使います |
| be interested in | 〜に関心がある | 前置詞は in です |
| tie | 人と人の結びつき | 複数の関係なら ties とします |
| serve | 食事を出す | serve food to 人、または serve 人 food の形があります |
この文章は2010年前期(2)にも非常によく似た形で収録されている題材で、京大が、身近な行動の価値を複数の側面から説明させる型を重視していたことが分かります。2011年(1)の旅行では知識と語学力を問題解決へ結び、2013年(1)では社会の夜型化を睡眠不足へ結びました。列挙された要素を訳すだけでなく、それぞれが結果へどうつながるかを英語の主語と接続語で明示するのが共通課題です。料理の文章では、cook for、cook with、cook by oneself の前置詞や再帰代名詞によって人の役割が変わります。動詞 cook を書いた後に、作る人、食べてもらう相手、一緒に作る相手のどれを表すか確認すると、最後の絆まで正確につながります。
解説を読んだあとに自分の言葉で書き直すと、力のつき方がまったく違います。Boost アプリでこの問題を開けば、書いた答案をそのまま AI が添削します。
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