大学で研究する際に最も重要だと思うものを一つ選び、理由を二点に絞って約100語で具体的に説明する問題です。ここでは「疑問を持ち続けること」を選びます。第一の理由は思い込みに気づけること、第二の理由は失敗した方法から次の調べ方を見つけられることです。what we already believe、how our first idea may be wrong、what to try next と節を使えば、「批判的思考」などの難しい名詞に頼らず、研究中に実際に何をするのかを具体化できます。
大学で研究をするうえであなたが最も重要と考えることを一つ挙げ、英語で具体的に説明しなさい。
100語程度の英語で、理由を2点に絞って具体的に説明
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アプリでこの問題を解く 無料で1日2回まで添削できます最重要だと考えることを一つ示す
I believe the most important thing in university research is to keep asking questions.
理由1―思い込みを点検できる
First, questions make us check what we already believe and learn how our first idea may be wrong.
理由2―失敗から次の方法を見つけられる
Second, when results differ from what we expected, asking why can guide us toward what to try next.
二つの理由を研究の前進へまとめる
For these reasons, good questions keep research moving forward even when the answer is not clear.
第1段:最重要だと考えることを一つ示す
題材選びでは、二つの理由を具体的に書けるものを選びます。「疑問を持つ」は、思い込みの点検と失敗後の方向修正という別々の理由へ展開できます。冒頭は背景説明をせず、何が最重要かを一文で答えてください。一つの価値から二つの働きを出せる題材なら、途中で主張を増やさずに約100語を組み立てられます。書き始める前に「思い込みを疑う」「失敗から次を決める」とメモし、二本の理由が重ならないことを確認してください。
I believe the most important thing in university research is to keep asking questions.
When doing research at university, I think nothing matters more than continuing to ask why.
設問は一つ挙げるよう求めています。二つ並べると、どちらが最重要なのか決まらず、理由二点も散らばります。答案の中心が二つに割れ、どちらについて約100語で具体化したのか判定できなくなります。
research は通常数えない名詞です。個々の研究なら a study / studies、活動全体なら research とします。研究活動全体を指す基本語の誤りになり、内容以前に名詞の扱いで減点されます。
「質問する」は ask questions の語順です。question は動詞にもなりますが、その場合は question what we believe のように目的語を直接取ります。質問を続けるという中心行為が不自然な語順になり、主張そのものが読み取りにくくなります。
第2段:理由1―思い込みを点検できる
「疑問は新しい発見を生む」だけでは抽象的です。まず、当然だと思っていることを点検し、最初の考えの誤りに気づくという研究上の動作を示します。question what we already believe と learn how ... を並べれば、難しい語なしで説明できます。研究では、最初の考えが正しいと信じたまま進むと、後の方法も同じ誤りに乗ってしまいます。だから質問は知識を増やす道具というより、出発点を確かめる働きとして説明するのがこの第一理由に合います。
First, questions make us check what we already believe and learn how our first idea may be wrong.
First, asking why helps us notice what we have taken for granted and how our view may need to change.
useful in many ways では二つの理由が見えず、具体的な説明にもなっていません。First と Second で役割を分けます。採点者には同じ抽象的評価を繰り返しただけに見え、指定された二点の説明を満たしません。
believe は動詞で、things をこの位置から直接修飾できません。何を信じているかを what 節に開きます。思い込みの内容を点検する話が、意味を取れない名詞の並びになってしまいます。
第3段:理由2―失敗から次の方法を見つけられる
二つ目は一つ目の言い換えにせず、実験が予想どおりでない場面を出します。Why did this happen? と問い直すことで、失敗で止まらず次の方法へ進める、と書けば具体性が出ます。予想外の結果は、それだけでは失敗か発見か決まりません。why と問い、原因を確かめ、次に変える点を決めて初めて研究が進むので、その中間の動作を一つずつ書く発想になります。
Second, when results differ from what we expected, asking why can guide us toward what to try next.
Second, if an experiment fails, asking what caused the result can show us how to plan the next test.
different は from と結びます。また expectation を使わず、予想したことと違うと節で書けます。予想と実測結果のずれが正しく結べず、第二理由の出発点が伝わりません。
問いがどう成功につながるのかがありません。原因を調べ、次の方法を決めるという中間の動作が必要です。問い直すことで原因と次の手順を見つける過程がなく、理由が主張を支えていません。
学生生活の具体的な場面ではありますが、疑問を持つことが思い込みを点検したり、予想外の結果から次の方法を決めたりする理由になっていません。具体例は存在するだけでなく、直前の理由が研究でどう働くかを見せる必要があります。
第4段:二つの理由を研究の前進へまとめる
結論では理由をもう一度詳しく説明せず、思い込みの点検と次の方法の発見がどちらも研究を前へ進めるとまとめます。冒頭の語をそのまま繰り返すだけでなく、問いが果たす働きを一つの結果へ結びます。結論で keep research moving forward と書くと、第一理由の誤った出発を避ける働きと、第二理由の次の方法を見つける働きを一つに束ねられます。新しい利点を加えず、冒頭の主張へ戻る役割を優先してください。
For these reasons, good questions keep research moving forward even when the answer is not clear.
Thus, continuing to ask questions helps us understand what we do not know and decide how to move forward.
理由を二点に絞る条件から外れ、研究上の重要性という主題も弱くなります。結論では二点をまとめてください。途中までの二理由と無関係な社交の利点へ主張が動き、段落の一貫性が失われます。
冒頭では質問を最重要としたのに、途中で teamwork を最重要へ変えています。設問は一つを挙げて具体化する問題なので、主張が変わると、思い込みの点検や次の実験という理由が最後に何を支えているのかわからなくなります。
I believe the most important thing in university research is to keep asking questions. First, questions make us check what we already believe and learn how our first idea may be wrong. This helps us avoid building a study on a weak starting point. Second, when results differ from what we expected, asking why can guide us toward what to try next. For example, an unexpected result may lead us to change how we collect information. For these reasons, good questions keep research moving forward even when the answer is not clear.
全92語で、「100語程度」という条件に収まる分量です。最重要のものを一つに固定し、First では思い込みの点検、Second では予想外の結果から次の方法を見つけることを理由にしました。what we already believe、how our first idea may be wrong、what we expected、what to try next、how we collect information と how節2個・what節3個を入れています。二つの理由が別の働きを示し、実験の具体例と結論まであるため、短くても論証になっています。
The most important thing in university research is, in my view, the habit of asking questions. First, asking why helps us see what we only assume to be true and how our ideas could be tested. Without this step, we may accept an easy answer too soon. Second, questions help us recover when a plan fails. If an experiment gives a strange result, asking what caused it can show us what to change and how to design the next test. Therefore, questions help us understand what we do not know and continue our research with a clearer purpose.
全98語です。標準解よりも「疑問を持たない場合に何が起こるか」を一文足し、一つ目の理由を補強しました。二つ目では失敗した実験から原因、変更点、次の実験へ進む流れを what caused it、what to change、how to design ... で見せています。「好奇心」「批判的思考」のような抽象語が出なくても、研究者の動作を順に説明すれば具体的な答案になります。

短すぎて、指定された理由二点も具体例も示せません。四つの構成要素を先に作れば、無理な水増しなしで約100語になります。誤答例は実測10語で、約100語には大きく届きません。研究場面も理由の違いも示せないため、短さがそのまま内容不足になっています。

一つの主張を固定する
最重要のものを一つ選ぶ設問では、冒頭でこの形を使うと答案の軸がぶれません。
理由二点を見える形にする
指定された理由の数を採点者に明確に示せます。各段で別の働きを説明してください。
考えの中身を点検する
belief や assumption の難しい使い分けを避け、何を信じているかを what 節に開けます。
予想とのずれを示す
different from の形と what 節を使い、実際の結果と予想の違いを一文で表せます。
次の行動を示す
疑問詞+不定詞を使えば、次に何をするか、どのようにするかを短く書けます。
二つの理由を結論へまとめる
新しい話を加えず、それまでの理由が冒頭の主張をどう支えるかを一文で回収します。
| 表現 | 意味 | ひとこと |
|---|---|---|
| research | 研究 | 通常は数えない名詞なので researches としません |
| ask a question | 質問する、疑問を投げかける | ask question ではなく、単数なら a が必要です |
| believe | 信じる、正しいと思う | 動詞なので what we believe の形にできます |
| result | 結果 | 実験が複数なら results とするのが自然です |
| expect | 予想する | what we expected で予想した内容を表せます |
| experiment | 実験 | 可算名詞なので一つなら an experiment です |
| move forward | 前進する | 研究や計画が進むという比喩にも使えます |
| assume | 当然だと思う、仮定する | assume A to be ... のような硬い形を狙わず、what we assume is true と節に開くと安全です |
京大第IV問は、2025年のAIと想像力の二択、2026年の世界をよりよくする提案と同じく、短い一段落で主張と根拠を示す形式です。2022年は特に理由を二点に絞るよう指定されているため、三つ目の理由を足すより、二点それぞれに研究場面の具体的な動作を付けるほうが評価されやすい構成です。
解説を読んだあとに自分の言葉で書き直すと、力のつき方がまったく違います。Boost アプリでこの問題を開けば、書いた答案をそのまま AI が添削します。
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