この大問は、NatsukiとEmmaが、姉妹校から来る12人の生徒を受け入れる一日の予定を組み立てる場面です。二人のメールだけでなく、往路・復路の列車時刻表、Westside Aquariumの時間帯別来場者数グラフ、予定図を組み合わせて判断します。到着時刻から列車番号を特定し、学校での発表、科学関連施設、土産購入の順を時系列で整理し、昼食場所・移動手段・第三候補まで決める問題です。本文の情報を一つずつ抜き出し、表やグラフの該当箇所に照合することが得点の鍵になります。
- まずメールから、時刻、場所、活動の目的、移動手段、天候による条件を抜き出します。
- 列車は、到着を問われたら目的地の駅の時刻、帰りを問われたら出発駅の時刻を確認します。往路の表と復路の表を混同しないようにします。
- 予定図では、9:30の学校と17:00のmallのような固定地点を先に決め、残った時間に本文の順序とグラフの条件を当てはめます。
- least busy、best、not、unlessなど、判断の方向を変える語に印を付けます。特にleast busyは来場者数の最小値を選ぶ合図です。
- 選択肢は施設名だけでなく、時刻・順序・目的・所要時間まで本文と照合し、どの条件が合うか、どこが違うかを具体的に確認します。
間違えやすいポイント
到着時刻と、列車が出発する時刻を取り違えやすいです。
9:20にAzumaへ到着する列車を探すので、往路表のAzuma行を見ます。KaedeやHibariの時刻を見て判断しないようにします。
17:00を復路列車の時刻だと思い込む誤りがあります。
17:00はバスがmallに到着する時刻です。その後「almost an hour for shopping」を確保できる復路列車を選びます。
列車238を、最も早く帰れるからという理由で選びやすいです。
17:25発では買い物時間が約25分しかありません。時刻の早さだけでなく、本文の所要時間条件まで確認します。
水族館に行ける時間帯ならどれでもよいと考えやすいです。
本文のleast busyに注目し、グラフの来場者数が最小の15:00〜16:00、約300人を選びます。
昼食場所を学校の食堂そのもの、またはschool gardenと誤解しやすいです。
食堂はboxed lunchesを用意する場所で、晴天時に実際に食べるのは学校隣の公園にある像の下です。
第三候補を名前の印象だけで選びやすいです。
候補の名称ではなく、科学教育という本文の目的に照らして、科学・宇宙を扱うSpace Centerを選びます。
次の問題にも使える読み方
本文と表を同じ項目で照合する
本文の時刻や地名を手掛かりに、表の該当する行・列だけを探します。表全体を最初から暗記する必要はありません。到着なら目的地、出発なら出発地というように、設問の動作に合わせて見る場所を決めます。
例:「9:20に駅へ到着」とあれば、往路時刻表のAzuma欄から9:20を探し、Train 109に決めます。
予定を固定点から組み立てる
予定図では、本文で時刻や順序が確定している地点を先に置きます。その後、残った場所を本文の順序、所要時間、グラフの条件で埋めると、選択肢を一つずつ推測するより速く解けます。
例:9:30をschool、17:00をmallとし、水族館は15:30のleast busy時間帯、残る13:30をbotanical gardenにします。
最上級や否定語を数値に変換する
least、most、best、not、unlessなどは、設問の判断基準を変える重要語です。該当する英文を日本語にしてから、表やグラフの数値に置き換えます。
例:least busyは「最も混雑していない」なので、来場者数約750人ではなく、約300人の時間帯を選びます。
複数条件を一つの選択肢に重ねる
時刻表問題では、単に時間が近いだけでなく、買い物時間、ホテル到着時刻、駅からの徒歩時間まで同時に満たす必要があります。選択肢ごとに条件を表にして確認すると、早いだけの誤答を避けられます。
例:Train 238は早いものの買い物が約25分、Train 239は約45分確保できてホテルにも間に合います。
活動の目的を抽象化して候補を選ぶ
第三候補のような問題では、本文中の個別の施設名を覚えるだけでなく、プログラム全体の目的を一段抽象化します。施設のジャンルが目的と結び付くかを確認します。
例:科学知識を高める目的なら、Art MuseumやCastleよりSpace Centerを優先します。