Boost 共通テスト 英語リーディング2026年度
2026年度・本試験

共通テスト英語 2026年度(令和8年度) 本試験 第4問
本文と解答解説

問題を解いたら、意味のまとまりごとに本文を読み直しましょう。

1

問題PDF

2

全文訳

January 2026

English Club Times

Join Eco Week Activities

The waste produced around the world is a continuing challenge. We must think of better methods to reduce and manage waste, and we can start at school. To raise awareness of waste management, we want to inform you about three activities for Eco Week 2026.

One activity is [1] a poster contest. During Eco Week, we will vote to decide on the top three posters based on the message and design. They will be posted on the school website after Eco Week so that students can keep in mind the importance of waste management.

Another activity is a garbage collecting race which students from other schools can also join. Here’s what to do. First, make a team of three. < A > Then, on the morning of the race, meet at the local seashore, and receive tools and bags. < B > Listen to the organizer explain the aim and rules of the race. < C > Join the closing ceremony to see if your team has won. < D > The winning team will be featured on the local city website. Through this activity, we will enjoy working together to create a clean environment.

The third activity is an eco-friendly fashion show. Students will make original items using clothing from their closet. [3] Making our own clothes is enjoyable. The most creative entries will be chosen and the winning ones will be exhibited in our hall.

Through these Eco Week 2026 activities, we will be able to [4] acquire recycling skills for waste management. This school campaign will include a poster contest, a garbage collecting race, and an eco-friendly fashion show. We can make a difference to improve our environment. Let’s think globally and act locally!

2026年1月

English Club Times

Eco Weekの活動に参加しよう

世界中で生み出される廃棄物は、現在も続く課題です。廃棄物を減らし、管理するためのよりよい方法を考えなければなりません。そして、その取り組みは学校から始めることができます。廃棄物管理への意識を高めるため、Eco Week2026で行う3つの活動についてお知らせします。

活動の1つは、[1]ポスターコンテストです。Eco Weekの期間中、メッセージとデザインに基づいて上位3枚のポスターを決める投票を行います。それらはEco Week終了後に学校のウェブサイトに掲載され、生徒たちが廃棄物管理の重要性を心に留めておけるようにします。

もう1つの活動は、ごみ拾い競走です。他校の生徒も参加できます。することは次のとおりです。まず、3人のチームを作ります。< A > 次に、競走当日の朝、地元の海岸に集合し、道具と袋を受け取ります。< B > 主催者が競走の目的とルールを説明するのを聞きます。< C > 閉会式に参加し、自分のチームが優勝したかどうかを確認します。< D > 優勝チームは地元市のウェブサイトで紹介されます。この活動を通して、きれいな環境をつくるために協力して働くことを楽しみます。

3つ目の活動は、環境にやさしいファッションショーです。生徒たちは自分のクローゼットにある衣類を使って、独創的な品物を作ります。[3]自分たちの服を作るのは楽しいことです。最も創造性の高い作品が選ばれ、入賞作品は本校のホールに展示されます。

これらのEco Week2026の活動を通して、私たちは[4]廃棄物管理のためのリサイクル技能を身につけることができます。この学校キャンペーンには、ポスターコンテスト、ごみ拾い競走、環境にやさしいファッションショーが含まれます。私たちは環境を改善するために変化を生み出すことができます。地球規模で考え、地域で行動しましょう!

Overall comments: Your draft introduces eco activities well. I hope many students join them!

全体的なコメント: あなたの原稿は、環境に関する活動をうまく紹介しています。多くの生徒が参加してくれることを願っています!

3

解答解説

設問 1 の解答・解説

問 1 Based on Comment (1), choose the best phrase to add after the underlined part.

訳

問1 コメント(1)に基づき、下線部の後に加えるのに最も適切な語句を選びなさい。

正解は3です。原文の『a poster contest』に続く説明では、上位三作品を学校ウェブサイトに掲載し、生徒がごみ管理の重要性を覚えておけるようにするとあります。したがってポスターの目的は、単に作品を評価することではなく、環境に配慮した行動を生徒の間に広めることです。選択肢1は学校ウェブサイトそのものを宣伝する目的にすり替えています。本文ではウェブサイトはポスターを掲載する場所です。選択肢2は「最も優れた芸術家を発見する」という個人の才能の発掘ですが、本文の基準はposterのmessage and designであり、活動目的はwaste managementの意識化です。選択肢3は、ポスターを見た生徒がごみ管理の重要性を心に留めるという本文の因果関係と一致します。選択肢4はEnglish Clubの会員募集に関する内容で、本文には参加者をクラブ員にする目的はありません。原文→意味→条件照合では、『so that students can keep in mind the importance of waste management』を「生徒に環境に配慮した行動を促す」と読み替え、目的を問うコメントに合う3を選びます。

選択肢を比べる

1. to advertise a new school website

訳

新しい学校のウェブサイトを宣伝するために

不一致。学校ウェブサイトはポスターの掲載先であり、新しいウェブサイトを宣伝する目的ではありません。

2. to discover the best artists in the school

訳

学校で最も優れた芸術家を見つけるために

不一致。本文は芸術家を探すのではなく、ポスターのmessage and designを基準に作品を選びます。

3. to promote eco-friendly actions among students

○ 正解
訳

生徒たちの間で環境にやさしい行動を促進するために

一致。掲載されたポスターによって、生徒にごみ管理の重要性を意識させ、環境に配慮した行動を促します。

4. to recruit more English Club members

訳

さらに多くのイングリッシュ・クラブの部員を募集するために

不一致。本文の目的はEnglish Clubの会員募集ではなく、waste managementの意識を高めることです。

設問 2 の解答・解説

問 2 Based on Comment (2), choose the best place to add the sentence below. Pick up more garbage than other teams in an hour.

訳

問2 コメント(2)に基づき、以下の文を加えるのに最も適切な場所を選びなさい。 1時間で他のチームより多くのごみを拾う。

正解は3です。挿入文『Pick up more garbage than other teams in an hour.』は、競争の勝者を決める基準です。原文の手順は、Aで三人のチームを作る、Bで道具と袋を受け取る、Cで主催者から目的とルールを聞く、Dで閉会式に参加して勝敗を確認する、という順です。勝敗基準はルール説明の後に置くのが自然なのでCの後、Dの前に入ります。Aの後ではまだ競技の場所や道具の説明がなく、Bの後でも「何を基準に競うか」がルール説明より先に出てしまいます。Dの後では、すでに閉会式で勝敗を見ることになっており、基準の提示が遅すぎます。

選択肢を比べる

1. < A >

訳

< A >

不適切。チームを作った直後は、まだ道具や競技のルールが説明されていません。

2. < B >

訳

< B >

不適切。道具と袋を受け取ったことだけでは、勝敗を決める基準が提示されていません。

3. < C >

○ 正解
訳

< C >

一致。主催者がルールを説明した直後に、1時間で拾う量という判定基準を示せます。

4. < D >

訳

< D >

不適切。閉会式は勝敗を確認する場なので、そこより後に判定基準を置くと説明の順序が逆になります。

設問 3 の解答・解説

問 3 Based on Comment (3), choose the best sentence to replace the underlined sentence.

訳

問3 コメント(3)に基づき、下線部の文と置き換えるのに最も適切な文を選びなさい。

正解は1です。原文では、生徒が自分のクローゼットの衣服を使ってoriginal itemsを作ります。下線部の『Making our own clothes is enjoyable.』は、活動が楽しいという感想にとどまり、古着を使うことが環境面でどんな意味を持つかを説明していません。コメントは、ファッションショーの文脈に合うように書き換えることを求めています。選択肢1は、古い衣服を再利用するさまざまな方法を生徒が評価できるようになる、という内容で、古着を材料に新しい作品を作る活動と直接結びつきます。選択肢2はファッション業界に価格引き下げを求める話で、本文にありません。選択肢3はfast fashionの市場拡大を述べ、廃棄物削減というEco Weekの方向と逆です。選択肢4は中古服の販売に必要なビジネス技能の話で、作品を作って展示する本文の内容と異なります。

選択肢を比べる

1. This activity will help students to appreciate various ways of reusing old clothes.

○ 正解
訳

この活動は、生徒たちが古い衣類を再利用するさまざまな方法を理解するのに役立ちます。

一致。クローゼットの衣服を材料に新しい作品を作るため、古着の再利用方法を知る・評価する効果につながります。

2. This activity will influence more students to ask the fashion industry to lower prices for old clothes.

訳

この活動は、より多くの生徒に、ファッション業界に古着の価格を下げるよう求めさせることにつながります。

不一致。ファッション業界への価格交渉は本文の制作・展示活動に含まれていません。

3. This activity will lead to the growth of the market for fast fashion over the one for used clothes.

訳

この活動は、中古衣料品の市場よりもファストファッションの市場の成長を促すことになります。

不一致。fast fashionの市場拡大は、再利用を通じて廃棄物を減らすEco Weekの趣旨と反対方向です。

4. This activity will provide students with opportunities for improving their business skills to sell used clothes.

訳

この活動は、生徒たちに中古衣料品を販売するためのビジネス技能を向上させる機会を提供します。

不一致。本文は中古服を販売する活動ではなく、手持ちの衣服から作品を作って展示する活動です。

設問 4 の解答・解説

問 4 Based on Comment (4), choose the best phrase to replace the underlined part.

訳

問4 コメント(4)に基づき、下線部と置き換えるのに最も適切な語句を選びなさい。

正解は3です。原文の結論は『Through these Eco Week 2026 activities』に続き、三つの活動を通して何が実現するかをまとめる部分です。下線部の『acquire recycling skills for waste management』は、活動の一部の効果としては理解できますが、ニュースレター全体の主張をまとめるには狭すぎます。選択肢3の『get ourselves more involved in』は、三つの活動に自分たちが参加することを表し、直後の『This school campaign』や『We can make a difference to improve our environment』につながります。選択肢1は創造的な芸術家になることに限定し、ポスターやごみ拾いを含めません。選択肢2は他校との協力だけに限定し、ファッションショーやポスターを説明できません。選択肢4はごみを多く集める技能だけに限定し、三活動全体の環境キャンペーンというまとめになりません。

選択肢を比べる

1. become creative artists who focus on

訳

〜に重点を置く創造的な芸術家になる

不一致。創造的な芸術家に焦点が絞られ、ポスターやごみ拾い競争を含む三活動の総括になりません。

2. cooperate with other high schools on

訳

〜について他の高校と協力する

不一致。他校との協力はごみ拾い競争には関係しますが、学校全体の活動の主張を表せません。

3. get ourselves more involved in

○ 正解
訳

〜により深く関わるようになる

一致。三つの活動に参加して環境改善に関わるという、結論全体の方向と合います。

4. learn how to collect more garbage for

訳

〜のためにより多くのごみを集める方法を学ぶ

不一致。ごみを集める技能だけを述べており、ポスター制作・古着の再利用を含むキャンペーン全体をまとめられません。

4

読み方のポイントまとめ

英語クラブが学校のEco Week(環境週間)を紹介するオンライン・ニュースレターを推敲する問題です。本文は、ポスターコンテスト、海岸でのごみ拾い競争、古着を使ったエコ・ファッションショーの三つの活動を説明しています。設問は、①ポスターを作る目的、②ごみ拾い競争の勝敗判定の文を入れる位置、③ファッションショーの説明に合う文、④活動全体の主張をまとめる表現を問います。単語の意味だけでなく、コメントが本文のどの役割を直そうとしているか、前後の文がどの内容を要求しているかを確認することが重要です。

  • まず本文全体を、ポスターコンテスト・ごみ拾い競争・ファッションショー・まとめの四つに分けて読みます。各段落の中心が「目的」「手順」「効果」「結論」のどれかをメモすると、コメントの意図をつかみやすくなります。
  • 設問1と設問4は、下線部だけでなく段落全体の目的を確認してから選びます。特に設問4は、直前の三活動の列挙と直後の環境改善の主張をつなぐ表現を選びます。
  • 設問2は、挿入文の内容を言い換えます。『1時間で他チームより多く拾う』は勝敗の判定基準なので、道具を受け取る前ではなく、ルール説明の後、閉会式で結果を見る前に置きます。
  • 設問3は、下線部が直前の内容と合っているかを調べます。古着を使って新しい服を作る活動なので、reusing old clothes(古着の再利用)という効果に結びつく選択肢を選びます。
  • 各選択肢は、本文に明示されている内容か、本文から自然に導ける内容か、本文と逆方向の内容かを区別します。本文にない話題を勝手に補わないことが大切です。

間違えやすいポイント

設問1で、掲載場所であるschool websiteを目的だと読み違えやすいです。
so that以下の目的表現を探してください。『生徒がwaste managementの重要性を覚えておく』が、ポスターを作る・掲示する最終目的です。

設問2で、挿入文を単なる作業説明として読んでしまうと、位置を誤ります。
挿入文の『more garbage than other teams in an hour』を勝敗判定のルールと捉え、ルール説明の直後、閉会式の前に置きます。

設問3で、enjoyableという語から「楽しい活動」を選びたくなります。
コメントは文脈への適合を求めています。Eco Weekでは、楽しさよりもclothing from their closetという材料から再利用の意義を読み取ります。

設問4で、最後の下線部を直前の一文だけで判断しやすいです。
三活動の列挙から最後の『improve our environment』までを一つの結論として読み、特定の技能ではなく活動への参加と環境改善を表す選択肢を選びます。

次の問題にも使える読み方

コメントの要求を本文の機能に翻訳する
『目的を説明』『勝者の決め方を追加』『ここに合う文へ書き換え』『主張を要約』のように、コメントを文章の機能へ言い換えます。その機能に必要な情報だけを本文から拾うと、選択肢の話題ずれを見抜けます。
例:『読者が方法を知りたい』なら、効果ではなく手順・順序を探します。今回ならteam formation、tools、rules、closing ceremonyが該当します。

挿入文は前後の接続語と出来事の順序で決める
挿入文を単独で訳すだけでなく、直前の出来事が準備なのか説明なのか、直後が実行なのか結果確認なのかを分類します。判定基準やルールは、実行前の説明部分に置くのが基本です。
例:『制限時間内に最も多く集めたチームが勝つ』なら、道具を渡す文の後、実際に競技を始める文の前に置きます。

選択肢は本文の主語・目的・方向を三点照合する
本文と選択肢を、誰が行うか(主語)、何のためか(目的)、環境活動を促すか損なうか(方向)で照合します。一部の単語が共通していても、目的や方向が違えば不正解です。
例:古着を使う本文にfast fashionの市場拡大を加えた選択肢は、clothesという語が共通していても、環境活動の方向が逆なので除外できます。

結論は直前の列挙と直後の主張を両方受ける表現を選ぶ
段落末の要約表現は、直前に挙げた具体例をすべて包み、直後の最終メッセージへつながる必要があります。具体例の一つだけを言い換える選択肢は、結論として狭すぎる可能性があります。
例:三つの活動の後に『環境を改善できる』と続くなら、『ごみを集める技能』だけでなく、『活動に参加して環境改善に関わる』という広い表現を選びます。

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重要語句

waste management
ごみの管理。ごみを減らしたり、適切に処理・再利用したりすることです。
raise awareness of
〜についての意識・関心を高める。
poster contest
ポスターコンテスト。message(伝えたい内容)とdesign(デザイン)を基準に作品を競います。
garbage collecting race
ごみ拾い競争。本文では海岸でチーム対抗でごみを集めます。
organizer
主催者。競技の目的やルールを説明する人です。
closing ceremony
閉会式。競技の最後に行われ、勝敗を確認します。
eco-friendly
環境にやさしい。環境への負担を減らす性質を表します。
original item
独自に作った作品・品物。本文では手持ちの衣服から作る服を指します。
exhibit
展示する。本文のbe exhibited in our hallは「校内に展示される」です。
make a difference
変化をもたらす、改善に役立つ。本文では環境をよくする行動を表します。
challenge
取り組むべき課題
awareness
認識、意識
vote
投票する
original
独自の、独創的な
acquire
身につける
overall
全体的な
replace
置き換える
reduce
減らす