この大問は二つの資料読解です。前半では、学校祭のバンドコンテストについて、3組の得点表、3人の審査員の個別コメント、審査員全員の共有評価を読みます。合計点は3組とも13.5点ですが、「最もよく歌ったバンド」と「最終順位」では比較する項目が異なります。後半では、イギリスの学校で放課後活動を短縮する新方針について、生徒代表Ken Robertsの投稿と校長Dr Bergerの返信を読みます。Kenが考えた省エネ説と、校長が示した犯罪増加・生徒の安全という正式な理由を区別することが重要です。fact、opinion、目的、根拠という設問の語にも注意し、誰が、何を、どの資料に基づいて述べたかを整理して答えましょう。
- 表では、設問が尋ねる評価項目を先に特定します。歌唱力ならSinging、総合順位なら共有評価の優先順位を使います。
- 合計点が同じ場合は内訳を比較し、shared evaluationに書かれた判定基準を順番どおりに適用します。
- 個別コメントでは、審査員ごとに肯定的評価と批判的評価を分けて整理します。
- factは数値や直接報告、opinionは評価・提案・同意として探します。
- 複数の文書を読むときは、推測と後から示される正式な説明を発信者別に区別します。
間違えやすいポイント
3組のTotalがすべて13.5なので、合計点だけで順位を決めてしまいやすいです。
shared evaluationを確認し、まずPerformance、次にSong originalityを比較します。
Singingの最高点をコンテスト全体の1位と取り違えやすいです。
「sang the best」はSinging欄だけ、「final ranking」は共有評価の基準で判断します。
Kenの省エネ説を校長の正式な説明だと誤読しやすいです。
Kenの疑問とDr Bergerの否定を発言者別に整理します。
方針の目的と根拠を混同しやすいです。
protect our studentsは目的、5% increase in serious crimesは根拠です。
誰かの意見と、その人が意見を述べた事実を混同する
「曲がすばらしい」は評価ですが、「3人とも曲を褒めた」はコメントから確認できる発言の記録です。選択肢の文全体が何を主張しているかを確かめます。
次の問題にも使える読み方
設問に応じて表の比較欄を固定する
表を見たら、設問が何を比べるのかを先に決めます。項目の最高点を尋ねる問題と、複数の基準で順位を決める問題は分けて考えます。
例:「最もよく歌った」ならSinging 4.9のMountain Pear、「最終順位」ならPerformance最高のSilent Hillを1位にします。
事実・意見・推測を発信者別に整理する
数値や直接報告はfact、評価や提案はopinion、疑問形の予想は推測として分類します。後の文章で訂正される場合にも有効です。
例:Kenは省エネを推測し、Dr Bergerは警察報告と犯罪増加を正式な理由として示します。
根拠と目的を分けて読む
becauseやreport showedの後には理由・根拠、would like toやwant toの後には目的や希望が現れやすいです。設問の語に合わせて探します。
例:5% increase in serious crimesは根拠、protect our studentsは校長の目的です。