この大問は、学校で宿題のない週末を毎月設ける提案について、教師のコメントを受けて英文を推敲する問題です。タイトルの具体化、前文とのつながりを示す表現、曖昧な語の意味、結論に不足している利点を補うという4種類の修正を行います。本文全体の主張は、宿題のない週末によって、生徒が自分に必要な学習をしたり、新しいことを学んだり、十分に休んだりできるというものです。各設問では、コメントだけでなく、本文中の具体的な説明と結論のまとめを照合することが重要です。
- まずタイトル、各段落の冒頭語、結論を確認し、筆者の提案を一文でまとめます。ここでは「毎月1回、宿題のない週末を設けること」が中心です。
- 次に、教師のコメントが求めている修正の種類を特定します。タイトルなら本文全体を表す具体性、文のつながりなら直前の内容を受ける接続表現、曖昧語なら後続説明の要約、結論なら本文で述べた重要な利点の追加を探します。
- 選択肢は単独で判断せず、空欄の前後に入れて意味・文法・論理の三つを確認します。特に本文で繰り返される表現と、選択肢の言い換えを対応させます。
- 結論補充問題では、本文の各理由を短く整理してから、すでに結論に含まれている内容と不足している内容を区別します。
間違えやすいポイント
タイトルで homework-free week を選んでしまう
本文の提案文に戻り、対象が平日を含む1週間なのか、Saturday and Sunday の週末なのかを確認してください。さらに every month があるため、monthly homework-free weekend と絞り込めます。
空欄(3)の more を「もっと時間」と考える
曖昧語は直後の説明で具体化します。ここでは They would prefer to spend their time learning new or different things が more の内容なので、「知識を広げること」と読み替えます。
結論の補充で、すでに書かれている学習内容をもう一度選ぶ
結論に入っている review or preview と learn new things を本文の理由と照合し、まだ書かれていない take a break と心身の回復を探します。
文の内容だけでなく論理のつながりを確認しない
空欄の選択肢は、文法的に入るだけでは不十分です。直前の具体例をまとめ、次の結果につながる表現かどうかを確認してください。
次の問題にも使える読み方
提案の範囲を本文の具体語で限定する
タイトルや要約を選ぶときは、本文の提案文から頻度・対象・条件を拾います。一般的な表現より、本文の限定をすべて含む選択肢を優先します。
例:本文に one homework-free weekend every month とあれば、week ではなく monthly weekend を選びます。
曖昧語は直後の言い換えで確定する
more、this、they などの意味が広い語は、直後の文にある具体的な行動や説明を探して置き換えます。単語単独の意味だけで判断しないことが重要です。
例:others actually want more の直後に learning new or different things があるため、more は「より多くの知識・新しいこと」を指します。
結論と本文の理由を照合して不足分を探す
結論補充では、本文の理由を箇条書きにし、結論にすでに現れている理由を消します。残った重要な理由が空欄の候補です。
例:学習、知識拡大、休息の三つが本文の柱で、結論に学習と新しいことがあれば、休息を補います。