Boost 共通テスト 英語リーディング2025年度
2025年度・追再試験

共通テスト英語 2025年度(令和7年度) 追再試験 第4問
本文と解答解説

問題を解いたら、意味のまとまりごとに本文を読み直しましょう。

1

問題PDF

2

全文訳

In English class, you are writing an essay on changes you would like to see in schools. This is your most recent draft. You are now working on revisions based on comments from your teacher.

英語の授業で、学校に取り入れてほしい変化について小論文を書いています。これはあなたが最近書いた下書きです。今、先生からのコメントに基づいて推敲に取り組んでいます。

(1) Homework

Students in our school always have homework. On regular school nights, we may spend several hours on it. Teachers tend to assign tasks on the weekends, too. As a result, students may have to sit at a desk for a long time on Saturdays and Sundays. Schools should allow students to have one homework-free weekend every month. This essay suggests the benefits of schools introducing it.

(1)宿題

私たちの学校の生徒には、いつも宿題があります。普段の学校がある夜には、宿題に数時間を費やすこともあります。教師は週末にも課題を出す傾向があります。その結果、生徒は土曜日や日曜日に長時間机に向かわなければならないことがあります。学校は、生徒が毎月1回、宿題のない週末を過ごせるようにすべきです。この小論文では、学校がその制度を導入することの利点を述べます。

Firstly, on a homework-free weekend, students can study lesson materials based on their needs. Some students may want more time to thoroughly understand what they have studied. They can also read the upcoming chapters in their textbooks, if they choose. [2]They may feel more confident and be able to concentrate better during classes.

第一に、宿題のない週末には、生徒は自分の必要に応じて授業の教材を勉強できます。学んだことを十分に理解するために、もっと時間がほしい生徒もいるでしょう。また、希望すれば、教科書のこれから学ぶ章を読むこともできます。[2]その結果、自信がつき、授業中により集中できるようになるかもしれません。

Secondly, while going over past lessons and studying for future lessons are useful for some students, others actually want [3]more. They would prefer to spend their time learning new or different things. For example, on one weekend, they could do their own research online or in the library.

第二に、過去の授業を復習したり、これからの授業のために勉強したりすることは一部の生徒にとって役立ちますが、実際には[3]もっと別のことを望む生徒もいます。そうした生徒は、新しいことや異なることを学ぶために時間を使いたいと思うでしょう。例えば、ある週末には、オンラインや図書館で自分自身の調査をすることができます。

Students might feel motivated to work even harder during the week if they had a regular homework-free weekend. This would improve their academic performance, which would also help them in the future.

最後に、生徒は宿題を心配せずに休むことができます。宿題のない週末には、心と体をリフレッシュさせ、気持ちを切り替えることができるでしょう。

毎月定期的に宿題のない週末があれば、生徒は平日の間、もっと一生懸命勉強しようという意欲を感じるかもしれません。これは学業成績を向上させ、将来にも役立つでしょう。

In conclusion, students should be given one weekend with no homework assignments every month. [4]They could review or preview the lesson content or learn new things. In this way, students could enjoy their lives at school and at home even more.

結論として、生徒には毎月、宿題の課されない週末を1回与えるべきです。[4]授業内容を復習したり予習したり、新しいことを学んだりすることができます。このようにして、生徒は学校でも家庭でも、よりいっそう生活を楽しめるでしょう。

3

解答解説

設問 1 の解答・解説

Based on Comment (1), which is the best title?

訳

コメント(1)に基づいて、最も適切な題名はどれですか。

タイトルは本文の中心的な提案を具体的に表す必要があります。本文は週全体ではなく、毎月1回の「homework-free weekend(宿題のない週末)」を提案しています。したがって、monthly と weekend の両方を含む②が最適です。

選択肢を比べる

1. Monthly Homework-Free Week

訳

毎月の宿題のない週

Week は月曜から日曜までの1週間を指し、本文が提案する Saturday and Sunday の週末より広すぎます。

2. Monthly Homework-Free Weekend

○ 正解
訳

毎月の宿題のない週末

本文の one homework-free weekend every month を monthly と weekend の両方で正確に表しています。

3. No Homework on Saturdays and Sundays

訳

土曜日と日曜日は宿題なし

本文には週末の宿題を減らす提案がありますが、「土曜日と日曜日は常に宿題なし」ではなく、毎月1回の週末です。

4. No Homework on Weekdays

訳

平日は宿題なし

本文は平日の宿題をなくす提案ではありません。regular school nights には宿題があると説明されています。

設問 2 の解答・解説

Based on Comment (2), choose the best phrase to add at the beginning of the sentence: "____, they may feel more confident and be able to concentrate better during classes."

訳

コメント(2)に基づいて、次の文の冒頭に加えるのに最も適切な表現を選びなさい。「[15]、自信がつき、授業中により集中できるようになるかもしれません。」

空欄の直前では、過去の内容を理解したり次の章を読んだりする学習方法が述べられています。その結果として、生徒が自信を持ち、授業中に集中できるという流れなので、「復習または予習をすることによって」を表す④が自然です。

選択肢を比べる

1. By giving priority to regular homework

訳

通常の宿題を優先することによって

通常の宿題を優先することは、宿題のない週末にできる活動として本文が説明している内容と合いません。

2. By memorizing the content of their textbook

訳

教科書の内容を暗記することによって

教科書の内容を暗記することは本文の具体例ではありません。本文は必要な内容の理解や、次の章を読むことを述べています。

3. By reading or writing a summary

訳

要約を読んだり書いたりすることによって

要約を読んだり書いたりする活動は本文に示されていません。また、直前の復習・予習の説明を直接受けません。

4. By reviewing or doing preparation

○ 正解
訳

復習や予習をすることによって

本文の study lesson materials based on their needs と read the upcoming chapters をまとめた表現で、授業中の自信と集中につながります。

設問 3 の解答・解説

Based on Comment (3), which is the best explanation to replace the underlined word?

訳

コメント(3)に基づいて、下線部の語を置き換えるのに最も適切な説明はどれですか。

第3段落では、一部の生徒は過去や将来の授業を勉強したい一方、別の生徒は新しいことを学びたいと説明されています。したがって、more は「より多くの時間」ではなく、「より多くのこと・新しい知識」を意味します。②が最も具体的です。

選択肢を比べる

1. to check their understanding

訳

自分の理解を確認するために

直後の learning new or different things から、ここで求められているのは理解を確認することではなく、知識を広げることです。

2. to expand their knowledge

○ 正解
訳

知識を広げるために

more の内容を、learning new or different things と対応する「知識を広げること」と具体化しています。

3. to finish their homework faster

訳

宿題をより早く終えるために

本文は新しい知識を学ぶことを述べていますが、宿題を早く終えることは述べていません。

4. to spend extra time at home

訳

家で余分な時間を過ごすために

more は自宅で過ごす時間そのものではありません。後続文はオンラインや図書館で新しいことを学ぶ目的を示しています。

設問 4 の解答・解説

Based on Comment (4), choose the best point to add at the end of the sentence: "They could review or preview the lesson content, learn new things, or ____."

訳

コメント(4)に基づいて、次の文の末尾に加えるのに最も適切な内容を選びなさい。「授業内容を復習したり予習したり、新しいことを学んだり、または[17]。」

結論には、復習・予習、新しいことの学習がすでに入っています。本文の最後の大きな利点は、宿題を気にせず休み、心身をリフレッシュできることです。そのため、②を加えると本文全体の理由を過不足なくまとめられます。

選択肢を比べる

1. develop new learning strategies

訳

新しい学習方法を身につける

新しい学習方法を発展させることは本文の中心的な利点として述べられておらず、結論にすでにある learn new things と重なります。

2. forget about schoolwork and relax

○ 正解
訳

学校の勉強を忘れてリラックスする

第4段落の take a break、refresh and reset their minds and bodies を結論に加える表現です。学習面だけでなく休息の利点も補えます。

3. reflect on their classroom lessons

訳

教室で受けた授業について振り返る

授業内容を振り返ることは review the lesson content と重なり、結論にすでに含まれています。

4. study harder than on weekdays

訳

平日よりも一生懸命勉強する

平日より熱心に勉強する可能性は本文にありますが、結論直前の三つの活動と並ぶ休息の利点を補う表現ではありません。

4

読み方のポイントまとめ

この大問は、学校で宿題のない週末を毎月設ける提案について、教師のコメントを受けて英文を推敲する問題です。タイトルの具体化、前文とのつながりを示す表現、曖昧な語の意味、結論に不足している利点を補うという4種類の修正を行います。本文全体の主張は、宿題のない週末によって、生徒が自分に必要な学習をしたり、新しいことを学んだり、十分に休んだりできるというものです。各設問では、コメントだけでなく、本文中の具体的な説明と結論のまとめを照合することが重要です。

  • まずタイトル、各段落の冒頭語、結論を確認し、筆者の提案を一文でまとめます。ここでは「毎月1回、宿題のない週末を設けること」が中心です。
  • 次に、教師のコメントが求めている修正の種類を特定します。タイトルなら本文全体を表す具体性、文のつながりなら直前の内容を受ける接続表現、曖昧語なら後続説明の要約、結論なら本文で述べた重要な利点の追加を探します。
  • 選択肢は単独で判断せず、空欄の前後に入れて意味・文法・論理の三つを確認します。特に本文で繰り返される表現と、選択肢の言い換えを対応させます。
  • 結論補充問題では、本文の各理由を短く整理してから、すでに結論に含まれている内容と不足している内容を区別します。

間違えやすいポイント

タイトルで homework-free week を選んでしまう
本文の提案文に戻り、対象が平日を含む1週間なのか、Saturday and Sunday の週末なのかを確認してください。さらに every month があるため、monthly homework-free weekend と絞り込めます。

空欄(3)の more を「もっと時間」と考える
曖昧語は直後の説明で具体化します。ここでは They would prefer to spend their time learning new or different things が more の内容なので、「知識を広げること」と読み替えます。

結論の補充で、すでに書かれている学習内容をもう一度選ぶ
結論に入っている review or preview と learn new things を本文の理由と照合し、まだ書かれていない take a break と心身の回復を探します。

文の内容だけでなく論理のつながりを確認しない
空欄の選択肢は、文法的に入るだけでは不十分です。直前の具体例をまとめ、次の結果につながる表現かどうかを確認してください。

次の問題にも使える読み方

提案の範囲を本文の具体語で限定する
タイトルや要約を選ぶときは、本文の提案文から頻度・対象・条件を拾います。一般的な表現より、本文の限定をすべて含む選択肢を優先します。
例:本文に one homework-free weekend every month とあれば、week ではなく monthly weekend を選びます。

曖昧語は直後の言い換えで確定する
more、this、they などの意味が広い語は、直後の文にある具体的な行動や説明を探して置き換えます。単語単独の意味だけで判断しないことが重要です。
例:others actually want more の直後に learning new or different things があるため、more は「より多くの知識・新しいこと」を指します。

結論と本文の理由を照合して不足分を探す
結論補充では、本文の理由を箇条書きにし、結論にすでに現れている理由を消します。残った重要な理由が空欄の候補です。
例:学習、知識拡大、休息の三つが本文の柱で、結論に学習と新しいことがあれば、休息を補います。

5

重要語句

recent draft
最近の草稿・最新の下書き
revision
修正、推敲
based on
〜に基づいて
assign tasks
課題を割り当てる
as a result
その結果
allow A to do
Aが〜することを認める
homework-free weekend
宿題のない週末
introduce
導入する
based on their needs
自分たちの必要に応じて
thoroughly understand
十分に、徹底的に理解する
upcoming chapter
これから扱う章、次の章
if they choose
本人が望むなら
concentrate on
〜に集中する
go over
復習する、詳しく確認する
future lessons
これからの授業
do one's own research
自分で調べ学習をする
for example
例えば
without worrying about
〜を心配せずに
be motivated to do
〜する意欲を持つ
academic performance
学業成績
in conclusion
結論として
review or preview
復習または予習をする
in this way
このようにして