Boost 共通テスト 英語リーディング2026年度
2026年度・本試験

共通テスト英語 2026年度(令和8年度) 本試験 第2問
本文と解答解説

問題を解いたら、意味のまとまりごとに本文を読み直しましょう。

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問題PDF

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全文訳

Campus Accommodation: Satisfaction Survey

Keeping students healthy and happy is our mission. We do a survey every two years to improve student services. Last year, 85% of residents responded. Although this response rate is not perfect, we believe it is sufficient for the results to be trusted.

Of those who responded, a large majority (82%) said that they felt safe in campus accommodation. This was up five percentage points from the previous survey. A majority (73%) also said that meals were delicious. Unfortunately, only 45% of respondents said that the food was healthy. This was a drop of eight percentage points from the previous survey. We are introducing more salads, but popular dishes like fish and chips will remain.

Most importantly, over 90% of respondents said that, in general, they were satisfied with their stay in campus accommodation.

キャンパス内宿舎:満足度調査

学生が健康で幸福に過ごせるようにすることが、私たちの使命です。学生向けサービスを改善するため、私たちは2年ごとに調査を行っています。昨年は居住者の85%が回答しました。この回答率は完璧ではありませんが、結果を信頼するには十分だと考えています。

回答者のうち、大多数(82%)が、キャンパス内宿舎で安全に感じたと答えました。これは前回の調査から5ポイント上昇しました。また、73%が食事はおいしかったと答えました。一方で、食事が健康的だったと答えた回答者は、残念ながら45%にすぎませんでした。これは前回の調査から8ポイント低下しました。私たちはサラダを増やしていますが、フィッシュ・アンド・チップスのような人気料理は今後も提供します。

最も重要なこととして、回答者の90%以上が、全般的に、キャンパス内宿舎での滞在に満足していたと答えました。

Share your comments below

Naoki Most Japanese students tend to choose a homestay, but not me. I thought it over and finally decided on campus accommodation. It was a good choice because I made lasting friends of my own age. Meals were the weakest point, but deliveries from local restaurants were an excellent alternative.

Helga I loved the food there. I could eat as much as I liked. The big concern was non-residents could freely come and go on weekends. Also, lively parties and loud voices might put your exam results in danger. One more thing, the chairs in the shared meeting places will hurt your back.

下にコメントを記入してください

Naoki ほとんどの日本人学生はホームステイを選ぶ傾向がありますが、私は違いました。よく考えた末、最終的にキャンパス内宿舎に決めました。同年代の生涯の友人ができたので、よい選択でした。食事が最も弱い点でしたが、地元のレストランからの配達は非常に優れた代案でした。

Helga 私はそこの食事が大好きでした。好きなだけ食べることができました。大きな懸念は、居住者でない人が週末に自由に出入りできたことです。また、にぎやかなパーティーや大きな話し声によって、試験の結果が危うくなる可能性があります。もう一つ、共有の会議場所にある椅子は、背中を痛めるでしょう。

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解答解説

設問 1 の解答・解説

Which option best describes the administration’s opinion? ____

訳

次のうち、管理側の意見を最もよく表しているものはどれですか。

問1の正解は①([4]=1)です。原文は「Although this response rate is not perfect, we believe it is sufficient for the results to be trusted.」で、「回答率は完全ではないが、結果を信頼するには十分だと私たちは考える」という意味です。ここで問われているのは大学側の判断であり、回答率85%という事実そのものではありません。大学側は十分な回答があったので調査結果は信頼できると考えています。したがって①が一致します。②は「2026年に報告されている」という日付の事実で、大学側の意見ではありません。③は学生に健康的な生活を求める主張ではなく、報告では食事の健康さへの改善策が述べられています。④は調査が「毎年」ではなく「2年ごと」です。

選択肢を比べる

1. The findings are reliable because enough residents responded.

○ 正解
訳

十分な数の居住者が回答したので、調査結果は信頼できる。

本文の85%の回答率を大学側が信頼に十分だと評価しており一致します。

2. The results of the survey are being reported in the year 2026.

訳

調査結果は2026年に報告されている。

2026年1月5日は掲載日であり、大学側の意見ではありません。

3. The students should make more effort to have a healthier lifestyle.

訳

学生は、より健康的な生活習慣を送るために、もっと努力すべきだ。

大学側が学生に健康的な生活を促す意見を述べたのではなく、食事についての調査結果と改善策です。

4. The survey is conducted annually to improve student services.

訳

学生向けサービスを改善するため、調査は毎年実施されている。

調査は annually(毎年)ではなく、every two years(2年ごと)です。

設問 2 の解答・解説

Which is true according to the administration’s report? ____

訳

管理側の報告によると、正しいものはどれですか。

問2の正解は③([5]=3)です。原文は「only 45% of respondents said that the food was healthy. This was a drop of eight percentage points from the previous survey.」で、「食事が健康的だと答えた回答者は45%だけで、前回調査から8ポイント下がった」という意味です。したがって、健康的だと答えた割合が減少したという③がそのまま一致します。①は73%が食事をdelicious(おいしい)と答えており、「おいしくない」とは逆です。②は90%超が全体として満足しているため逆です。④は安全だと感じた割合が前回より5ポイント上昇しており、減少ではありません。

選択肢を比べる

1. Most respondents said food at campus accommodation was not tasty.

訳

回答者の大半は、キャンパス内宿舎の食事はおいしくなかったと答えた。

73%は食事がおいしいと答えており、「not tasty(おいしくない)」ではありません。

2. Most respondents were dissatisfied with campus accommodation.

訳

回答者の大半は、キャンパス内宿舎に不満を持っていた。

全体として満足した人は90%超で、disatisfied(不満)という内容ではありません。

3. The percentage of respondents saying the food was healthy declined.

○ 正解
訳

食事が健康的だったと答えた回答者の割合は減少した。

健康的だと答えた割合は45%で、前回より8ポイント減少しました。

4. The percentage of respondents who felt security was good decreased.

訳

安全性がよかったと感じた回答者の割合は減少した。

安全だと感じた割合は82%で、前回より5ポイント増加しました。

設問 3 の解答・解説

Which option best reflects Naoki’s comment? ____

訳

Naokiのコメントを最もよく反映しているものはどれですか。

問3の正解は④([6]=4)です。Naokiは「It was a good choice」と述べ、キャンパス宿舎を選んだことを肯定しています。さらに「I made lasting friends of my own age」と、同年代の長く続く友人ができた点を理由にしています。つまり、キャンパス宿舎に住む決断に満足していたと判断できます。①は本文と逆で、多くの日本人学生はホームステイを選ぶ傾向があると述べています。②は配達を「an excellent alternative(優れた代案)」と評価しているため逆です。③は友人関係を疑ったのではなく、lasting friendsと強く肯定しています。

選択肢を比べる

1. He believed most Japanese students avoid choosing a homestay.

訳

彼は、ほとんどの日本人学生がホームステイを選ぶことを避けると考えていた。

Naokiは多くの日本人学生がホームステイを選ぶと述べただけで、避けると考えたわけではありません。

2. He disliked the option of using deliveries from local restaurants.

訳

彼は、地元のレストランからの配達を利用するという選択肢を嫌っていた。

地元レストランからの配達を「優れた代案」と評価しており、嫌ってはいません。

3. He doubted the strength of the relationship with friends he had made.

訳

彼は、自分が作った友人との関係が強いものになるかどうかを疑っていた。

同年代の友人との関係を疑わず、「lasting friends」と長く続く関係を肯定しています。

4. He was satisfied with his decision to stay in campus accommodation.

○ 正解
訳

彼は、キャンパス内宿舎に滞在するという自分の決断に満足していた。

「よい選択だった」と明言しており、滞在の決断に満足していたといえます。

設問 4 の解答・解説

Based on Helga’s comment, what can be said about campus accommodation? ____

訳

Helgaのコメントに基づくと、キャンパス内宿舎についてどのようなことが言えますか。

問4の正解は②([7]=2)です。Helgaは「lively parties and loud voices might put your exam results in danger」と述べています。これは、活発なパーティーや大きな声が試験結果を危うくする可能性がある、つまり騒音が勉強を妨げるかもしれないという意味です。したがって②が一致します。①は共有の集会場所の椅子が腰を痛めると述べており、快適とはいえません。③は食事の量が少ないという話ではなく、好きなだけ食べられたと評価しています。④は安全性について述べておらず、Helgaの懸念を「強み」に変えてしまっています。

選択肢を比べる

1. It provides comfortable common areas for residents.

訳

居住者に快適な共有スペースを提供している。

椅子は腰を痛める可能性があり、comfortable common areas(快適な共有空間)とは言えません。

2. Noise there might interfere with your studies.

○ 正解
訳

そこでの騒音が勉強の妨げになる可能性がある。

パーティーや大声が試験結果を危うくする可能性があり、騒音が勉強を妨げうるという内容です。

3. Servings of food in the dining hall are too small.

訳

食堂で提供される食事の量は少なすぎる。

Helgaは好きなだけ食べられたと述べており、料理の量が少ないとは述べていません。

4. The security there is a strong point for residents.

訳

そこの安全性は、居住者にとって長所である。

Helgaは安全性を評価していません。部外者の出入りや騒音、椅子への懸念を強みと取り違えています。

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読み方のポイントまとめ

大学のキャンパス宿舎について、大学側が公表した満足度調査と、居住者2名のコメントを読み比べる問題です。大学側の「調査結果への評価」と、実際の数値の増減、個人の体験談を区別して判断することが重要です。特に、回答率85%を「十分信頼できる」とする大学側の見解、食事の「おいしさ」と「健康さ」の違い、安全性の増減、コメント中の肯定・否定の向きを正確に捉えます。設問は本文の順に近く、まず大学側の報告、次にNaoki、最後にHelgaの発言へ戻ると効率よく解けます。

  • 最初に設問の主語を確認します。「administration’s opinion」は大学側の意見、「according to the report」は調査結果、「Naoki’s comment」「Helga’s comment」は個人の発言を問います。主語が変わると根拠箇所も変わります。
  • 数値問題では、満足・不満足、増加・減少、delicious・healthyを別々に整理します。似た内容を一つにまとめず、本文の評価語と数値の向きをそのまま照合します。
  • 選択肢を読んだら、本文中の対応する表現を探し、主語・数量・時期・肯定否定の4点を確認します。部分的に本文と同じ語があっても、条件が一つ違えば不正解です。
  • コメント問題では、話者の発言を肯定/否定に分けます。Naokiはキャンパス宿舎を選んだこと、友人、食事の弱点と代替策を述べ、Helgaは食事を評価する一方、来訪者・騒音・椅子を懸念しています。
  • 共同採点では、[4]〜[7]がそれぞれ独立した設問です。正解は順にs4=[4]=1、s5=[5]=3、s6=[6]=4、s7=[7]=2です。

間違えやすいポイント

問1で、掲載日や調査の実施目的を大学側の意見だと誤認しやすいです。
opinionを問われたら、本文のbelieveなど、大学側の判断を示す表現を探してください。85%という事実と、それを「信頼に十分」と評価する意見を分けます。

deliciousとhealthyを同じ「よい食事」とまとめると、問2を誤ります。
73%は味、45%は健康さです。さらにhealthyの割合は前回より8ポイント減少、safetyの割合は5ポイント増加と、評価項目ごとに表を作るつもりで整理します。

Naokiの「Most Japanese students tend to choose a homestay」を、Naoki自身がホームステイを選んだと読み違えやすいです。
but not meに注目してください。Naokiは周囲と異なり、キャンパス宿舎を選んだ人物です。

Helgaの複数の懸念のうち、食事への肯定だけを見て、宿舎全体を肯定的に評価したと判断しやすいです。
Helgaの発言を肯定と懸念に分け、問4の各選択肢がどの懸念に対応するかを照合します。

次の問題にも使える読み方

主語と発言者を固定して読む
設問の主語を先に囲み、本文中の対応する話者・段落だけを探します。報告者の意見、調査対象者の回答、個人コメントを混ぜないことが大切です。
例:「著者の意見」と問われたら、本文の事実ではなく、I thinkやwe believeのような評価表現を探します。

数値を項目・方向と一緒に記録する
数値だけでなく、何についての割合か、前回から増えたか減ったかをセットでメモします。
例:安全82%・前回より+5ポイント、味73%、健康45%・前回より−8ポイント、と整理すれば、増減の逆転を防げます。

否定・対比語を手がかりにする
although、but、unfortunately、onlyなどは、前後の意味関係を変える重要語です。対比の後ろに話者の本当の立場が現れることが多いです。
例:「多くの人はAを選ぶが、私ではない」なら、話者はAではなく別の選択をしたと判断します。

選択肢を4条件で照合する
本文との一致を、主語、内容、数量、肯定否定の4条件で確認します。一部の単語が一致していても、数量や方向が違えば除外します。
例:本文が「安全性は増加」なら、「安全性は減少」は同じ語があっても方向が反対なので不正解です。

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重要語句

accommodation
宿泊施設、住居。本文では大学のキャンパス宿舎を指します。
response rate
回答率。survey(調査)に回答した人の割合です。
sufficient
十分な。sufficient for the results to be trustedで「結果を信頼するのに十分な」です。
percentage point
パーセントポイント。割合そのものの差を表し、5%増加とは区別して考えます。
delicious
とてもおいしい。本文の73%は食事の味への評価です。
healthy
健康的な。deliciousとは別の評価軸で、45%にとどまりました。
lasting
長く続く、永続的な。lasting friendsは「長く続く友人」です。
alternative
代案、代替手段。deliveries from local restaurantsは食事の代案でした。
interfere with
妨げる、邪魔をする。本文では騒音が勉強を妨げるという意味に相当します。
mission
使命、果たすべき役割
responded
回答した
satisfied with
〜に満足している
majority
大多数
concern
心配事、懸念
freely
自由に
trust
信頼する
unfortunately
残念ながら