第1問は、短い案内文やチラシから、利用方法・必要な手続き・日時・場所などの具体的な情報を探し出す問題です。Aでは、城の音声ガイドの機能と返却時の手順を確認します。Bでは、映画祭の各作品の上映日時・会場と、フェスティバル全体の案内を照合します。いずれも本文全体を細かく訳し続けるより、設問が尋ねている条件を先に確認し、該当する箇所の主語・動作・日時・場所を正確に対応させることが重要です。特に、似た語句を含む選択肢でも、本文に書かれた対象や行動が少し変えられている場合があるため、名詞だけで判断せず、文全体の関係を確認しましょう。
- まず設問文を読み、答えの種類が「何について答えられるか」「何をすればよいか」「いつ見られるか」「何が起こるか」のどれかを把握します。
- 案内文では、How to use、Before you leave、上映作品一覧、Festival Passesのような見出しを手がかりに、必要な情報がある部分へ移動します。
- 選択肢を本文と照合するときは、対象・動作・日時・場所の4点を確認します。1点でも本文と異なれば候補から外します。
- 同じ単語が出てくる選択肢ほど注意します。本文の表現を別の対象や行動に置き換えていないかを確認します。
間違えやすいポイント
Aでは、装置の使い方と装置が答えられる内容を混同しやすいです。
「ボタンを2回押して質問する」という操作と、「質問に答えられる対象はrooms」という機能を分けて読みます。
Bの上映日時は作品ごとに異なり、同じ作品名が選択肢に出ても曜日と時刻が条件に合わないことがあります。
作品名だけを拾わず、曜日・時刻をセットで確認します。Sunday eveningなら、Sundayの記載があり、午後の遅い時間であるかを調べます。
最終日の夜という条件では、作品の上映情報だけでなく、Festival Passes欄も確認する必要があります。
日時と会場が指定された設問では、作品一覧以外の表や注記にも同じ日時がないか探します。
本文にある語を含む選択肢でも、本文の主語や条件が変わっている場合があります。
「websiteで買える」「予約が必要」など、本文に明示されていない追加条件を勝手に補わないようにします。
次の問題にも使える読み方
設問の条件を分解して照合する
日時・場所・対象・行動を別々に抜き出し、本文の情報と一つずつ照合します。部分的に合っていても、重要な条件が違えば選びません。
例:「Sunday evening」なら、作品欄からSundayと夕方の時刻を両方探します。Chase to the TowerのSun. 7 p.m.は両条件を満たします。
見出しを使って必要箇所を先に読む
案内文やチラシでは、How to use、Before you leave、Festival Passesなどの見出しが情報の種類を示します。設問に対応する見出しから読むと、短時間で根拠に到達できます。
例:割引券の条件を問われたら、装置の操作説明ではなくBefore you leaveを確認し、questionnaireをスタッフに渡す手順を特定します。
否定ではなく本文との違いを具体化する
誤答を判断するときは、単に「違う」とせず、曜日・時刻・場所・行動のどこが本文と異なるかを示します。この習慣は表や広告の読解にも使えます。
例:My Pet Pigsは金曜・土曜上映なので、「日曜夕方に見られる」という選択肢は曜日が異なります。