この大問では、地域の祭りを成功させるための「SLA Festival Model」を読み、昨年のアンケート結果と参加者のコメントを今年の計画に反映させます。本文は、祭りの準備期間や会場、運営を支える人員という三つの観点を説明しています。設問では、モデルの目的、Schemeに含まれる問い、グラフの数値、参加者の要望と本文の規則を結び付けます。単に本文の単語を探すのではなく、記事の一般的な説明を、具体的な調査結果やコメントに対応させて読むことが重要です。
- まず記事の中心概念であるScheme・Location・Assistanceの役割を整理します。各語が何を確認するための観点なのかを一文で言い換えると、後の設問で迷いにくくなります。
- 次にSurvey Resultsのグラフは、項目名と人数を正確に確認します。複数回答可なので、人数の合計を191人と比較して割合を推測しないでください。
- コメントは内容をScheme、Location、Assistanceのどれに関係するか分類して読みます。新しいイベントの候補は、単に不満ではなく、実際に新しい企画を求める発言を選びます。
- 最後に、設問文の空欄が記事中のどの観点を指すかを確認し、選択肢の主語・条件・程度が本文と同じか照合します。
間違えやすいポイント
グラフの最多・最少を、選択肢の文の印象だけで判断しないことです。Painting workshopは37人で少なく見えますが、Bread-making workshopは24人です。
数値を小さい順・大きい順に一度並べ、比較対象を明示してから判断してください。
新しいイベントと、既存イベントへの評価や設備改善の要望を混同しやすいです。Comment 2は花の企画を褒め、Comment 5は自動販売機を増やしてほしいという要望です。
発言中に新しい活動名や「something new」に当たる提案があるかを探します。
Locationに関する規則をすべて同じ答えだと考えないようにします。ごみ、医療、食品表示はいずれも本文にありますが、[23]では食物アレルギーのコメントとの対応が必要です。
設問の直前のコメントと、本文中の同じ具体語句を二段階で照合してください。
次の問題にも使える読み方
抽象的な分類を具体例に対応させる
本文に複数の観点が示されたら、各段落の役割を短い日本語に直し、後の事例をどの観点に入れるかを決めます。
例:準備期間や手配はScheme、会場の広さや食品表示の確認はLocation、助手や片付けはAssistanceです。
グラフは数値の比較で検証する
「most」「least」「more than」などの語に印を付け、該当する棒の数値を直接比較します。複数回答可なら合計人数を割合の根拠にしません。
例:Musical performancesは56なので「50人を超えた」は正しい。一方、最少はPainting 37ではなくBread-making 24です。
コメントを提案・評価・問題点に分ける
参加者の発言を、追加したい活動、既存企画への評価、運営上の改善要求に分類すると、設問の目的に合う発言を選べます。
例:“Butter making might be fun.”は新企画、原材料表示の不足は安全上の改善、花の講師への称賛は評価です。